折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

感性に響く秋のバラ

2008年10月29日 21時17分00秒 | 霜降
                 □ ドミニク・ロワゾー
                  (Dominique Loiseau/S/2003/France/Delbard)
                   まるで天使の羽根の色のよう。 


◇ 十月もこの頃になると、深まり往く秋に身を置いていることを実感する。
  10月29日の日の出が6時29分、日の入り17時25分、朝の一瞬を写真に収める。
  定時で退社すると、西の山々の向こうが茜色に染まり、薔薇色の夕陽が沈む。
  風と空と雲と、秋にふさわしい妙なる空間と時間に満たされてこその秋。

     
        □ スカボロフェア(Scarborough Fair/ER/2004)
          蕾がたくさん、開花に気がつかなかった。

     
            □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)
              品の良い姿、癒しの色。
              春と違って、一度に咲かず次々に咲く。


◇ わが庭のバラはと言えば、これでまずまずの秋色を演出してくれている。
  春のように乱舞するような咲き方は、もともと望むべくもない。
  一つには、秋分以降も暑い夏を九州が引きずっていたこと、株も私同様に若い。
  それに夏剪定後の施肥がやや少なめ、あるいはタイミングが良くなかった。

     
          □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
           (Charles Rennie Mackintosh/ER/1988)

     
       □ ライラックは知らないのに、なつかしい彩りに感激。
         半日蔭でもどこ吹く風、次々に咲く、強靭かつ健気なバラ。


◇ それはそれで、秋のバラの魅力は何と言っても、色彩の凝縮された美しさ。
  花の姿はコンパクト、元来深みある花はやや明る目、それ以外はやや濃い目。
  春は新鮮で華麗な美、秋は洗練された美しさが季節の名残と共に琴線を爪弾く。

     
           □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)
             クリスマスまでは世話なし、優秀な多花性。


◇ 同じ「株」なのに、急落、暴落、乱高下の「身勝手なお行儀の悪さ」とは無縁。
  最初植えた大苗は四年目に入り、冬の端境期の株元を草花で飾れる程に生長。
  来年は少しは誰とでも愛でられるよう、仕立て、誘引をメインに…夢に一歩ずつ。

     
        □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
          欲しくてたまらなかった色が目の前にある幸せ。

     
     □ 同じ株で花の姿の多様性に出会えるのも、秋だから…。


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋雨の中を

2008年10月26日 22時22分08秒 | 霜降
            □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
              蕾も多く、このところ間断なく咲いている。
              その鉢のオキザリスは、雨で開花はお休み。
                          

◇ 秋めいた日曜日、小雨そぼ降る中を紫陽花の移植5株、ミニ花壇、鉢上げ各1。

     
     □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)蕾も多く控えている。

     
    □ シャルロットに合わせて、花壇のビオラもレモン・イエロー。

     
        □ ビオラは、まだまだこれから育ち上がるわけで、
          摘心をやめて、バッサリ切り戻し(その途中↑)。


◇ ヘリテージ(ER)の花壇も、ビオラは摘心をやめて切り戻し。

     
    □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)「らしく」なってきた、これも秋。

     
        □ 花壇は、彩りにやや変化をつけているつもり…。

     
       □ これもビオラを(花がかわいそうでも)バッサリと。
         「趣味の園芸」テキスト10月号でも紹介されていた。
         このあと気に入らなくて、もっと切り詰めた。


◇ ジュビリー・セレブレイション(ER)も花壇にして、ビオラや秋植え球根を。

     
 □ ピンクのビオラにパコバ、スノードロップやスノーフレイク等の球根を…。
   クレマチスもジュビリー・セレブレイションと同系色を寄せ植えしてみた。

◇ クレマチスを深鉢に鉢上げした頃、時間ですでお仕舞い、心地良くもやや疲れた。

     
     
    
        □ クレマチス・シルホサ系「ウィズレイ・クリーム」
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋風を斜めに受けながら~音楽に寄せて~

2008年10月25日 22時30分02秒 | 霜降
       □ 朝顔、夏の花、ためらいがちの秋の朝の表情がゆかしい。
                                (2008年10月23日)

◇ 午前中は別府までドライブ、こちらは助手席、帰りにクリスマスローズ苗を購入。
  午後はよく行く園芸店の近くまで今度は一人で、園芸店には用事なし(不思議)。
  運転席と後部左側の窓をやや開けると、秋風が対角線に吹き抜けて心地好い。
  途中の道は夜になるとタヌキが横断、先日はピーター・ラビットが眺めていた。

     
      □ 服は着てなかったが、あれはピーターに違いない。


◇ りこぴんさんのブログで、作曲家の名前のついたバラを二品種見かけた。
  ヨハン・シュトラウスにチャイコフスキー、いつものとおり欲しくなった♪
  どちらも私のご贔屓の作曲家、メロディーの繊細な表情が魅力的。
  昨夜の就寝前、チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第一番」うるさい冒頭で寝た。

     
  □ アレクシス・ワイセンベルク、ヘルベルト・フォン・カラヤン、パリ管盤


◇ さっそくでもないが、HCで見かけた水仙「ヨハン・シュトラウス」
  あれだけ水仙好きの私も、これは知らなかった。
  これだけを6球鉢植えにしてみようか、さっそく日曜日に実践の予定。

             
           □ オーソドックスなカップ咲きのようだ。

             
           □ ヨハン・シュトラウスの音楽と言えば、
             ウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート
            (1987年1月1日、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮盤)

◇ 秋の夜長と言っても、明日は午後から雨予報。
  今日の土曜日が忙しかった分(昼寝付き)、明日の午前中がいざ勝負。
  就寝前に、チャイコフスキーの控え目で、雪のような純白の音の美しさを楽しもう。

     
       □ アンネ-ゾフィー・ムターのヴァイオリン独奏
         ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリン・フィルハーモニー盤

    
    □ なつかしのスコア(総譜)
             右側中段にヴァイオリンの美しいメロディ(第一楽章)

             
          □ 購入は35年前の学生時代(神戸・元町)。
            指だけは、35年後でも、若々しいな
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そうこうしているうちに

2008年10月23日 21時14分14秒 | 霜降
       □ ジュビリーセレブレイション、昨日10月22日に秋のバラ開花。
               (Jubilee Celebration/ER/2002)

◇ このところ夏日が続いて、最低気温も18~20度あたりなのに、帰宅時は夜の帳。
  バラの花をデジカメに収めるには、平日は朝の出勤前しか撮れない。
  けさもこれでも「蚊」とばかりに、蚊の小隊と格闘しながらの撮影。
  蚊に刺されるは、バラの棘に刺されるは、シャッター音と拍手喝采!?の乱れ打ち。

     
 □ 心の中ではバラの中のバラの一つ、ジュビリー・セレブレイション(ER)
                                 (2008年10月22日)

     
       □ 弱い雨の降るけさの様子、蚊(♂)が止まっている。
                            (2008年10月23日)

     
   □ 花の中心、奥の方にほんのりと灯りが点り、幻想的な黄色に…。

     

     
    □ こうして「床屋さんアングル」だと、その「仕掛け」がわかる。


◇ 十月も下旬になると、たとえ九州でも秋が深まり行く季節で…あった、以前は。
  蝉の鳴く音はさすがに絶えたが、夏の名残は家の近辺の花々にも残っている。
  夏が幅を利かせるあまり、日本の四季が薄っぺらく、人の表情すら変化に乏しい。
  連れて重厚長大・軽薄短小の絶妙なバランスが、政治、経済、社会から消えた。

     
         □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
           秋の姿ですっかりくだけて、カップ咲きよりも八重咲き。


◇ 今を楽しみ明日への夢を持とう、趣味の世界からでも憧れた日常を切り開こう。
  様々な制限があろうとも、自分の三次元の空間の中で羽ばたいて飛んでいたい。
  ちょっと頑張れば手が届きそうな夢や憧れを持ち続けて、目に見える形にしたい。

     
        □ ザ・ダーク・レディ(The Dark Lady/ER/1991)
          中輪で咲いたが、濃い赤紫の深い秋色もあるもんだ。

  
◇ 花の姿にハッと驚き見とれ、美に敏感に揺れる感性を暖めたい、そんな日々。
  美しいものそうでないもの、面白いことそうでないこと、一喜一憂する日々。
  喜怒哀楽、はっきりしてこそ、一日を生きる意味、一期一会の日々でありたい。

     

     
    □ 次の休日に、ビオラはバッサリとピンチ(摘心)するつもりだ。

     
       □ ホトトギス(ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草)
          待ちくたびれたが、やっと秋色に出会えた。

     
    □ クレマチス(キンポウゲ科クレマチス属の蔓性耐寒性多年草)
         パテンス系「マリア・ルイーズ・イェンゼン」
           (Clematis 'Maria Louise Jensen')
       早咲き大輪系のこの花、三年目にして秋は初お目見え。

     
         □ 一日後、ダイナミックな花の姿で登場です。
                            (2008年10月24日)    

  
  (una poesia di oggi)  

     きょうは節気の「霜降(そうこう)」にあたる。
     虫が黙り、北国からは初霜の便りが続く時期。
     ひと雨、ひと風ごとに秋色は深みを増す。
     赤組と黄組が抜きつ抜かれつ、山から里へと転げ落ちてくる。
             
  《朝日新聞天声人語(2008年10月23日朝刊)の引用、さすがの文章を…》

     
        □ 宿根ロベリア、いち早く紅葉を思わせる、
          でも「あつい」秋色でもあり、初めて目にする秋との出会い。


【追記】 夜来の雨の中で咲き始めたバラの様子(2008年10月24日)。

     
        □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER/1994)

     
            □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)

     
    □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER/1995)



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢の始まり

2008年10月19日 18時56分02秒 | 寒露
            □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)
              秋のこの時季を待ちこがれたような彩り。

◇ 日曜日の朝というのに、そうのんびりもしておれず、自治会の一斉清掃。
  7時半から一時間の予定、いつものことだが、ゴミ袋一杯、約30分、猛烈に。
  8時のサイレンが鳴り、はい、きれいになりました、お疲れ様ぁ、お先に~♪
  本日は真面目にやりすぎたせいか、左腕がだるくなった。

     
        □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER/1994)

     
   □ ウィンチェスター・キャシードラル(Winchester Cathedral/1988)

     
    □ ジュード・ジ・オブスキュア(Jude the Obscure/ER/1995)

     
           □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)
             これらはすべて、夏剪定後の秋のバラ


◇ それに気を取られている場合ではなく、本日はお日柄も良く、お天気も高曇り。
  そう滅多にはない、絶好の園芸日和ではないか
  自分の心の中に夢を膨らませて来た、来春のバラの姿を思い起こす。
  そして、千里の道もまず第一歩から…そんなに大それたことでもないか。。。

     
        □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
          画像を編集中に、右の蕾に害虫(幼虫)が…。
          早々に素手にて駆除して来た、外はまだ雨。

     
        □ その株元、オキザリスが次々に花をつける。


◇ うちで一、二を争うくらい株が充実しているイングリッシュローズ、2株。
  もう3シーズン、バラの美しさを堪能させてもらった。
  これらのバラの株元を、草花で飾ろうと思った。

     
       □ ヘリテージ(ER)の株元、すぐに雑草が…。

     
          □ 花壇にして、寄せ植え状態に…。
            一年草は「リカちゃんパンジー」
            クレマチスは「ダッチェス・オブ・エディンバラ」
            日当りを考え、オキザリスやクリスマスローズも…。

             
           □ 全体はこれくらいの大きさ、来年も。

     
      □ 翌日開花するはずの蕾、喜んでくれているだろうか。

   

◇ 花壇仕立てにレンガで囲い、用土を入れるから、少しばかり掘り下げた。
  パンジー・ビオラ、クレマチス、クリスマスローズ…一年草、多年草、宿根草。
  日当り、半日蔭、季節の彩り…考えているうちに、雨…あわてた

     
           □ シャルロットはヘリテージの北隣り。 
  
     
        □ こちらは、ビオラもクリスマスローズも黄色系統。
          この頃には、雨が降りしきって参った。
  
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんな夢の中

2008年10月18日 21時32分45秒 | 寒露

               □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)
                 クレマチスを添わせたいバラ。
                「ダッチェス・オブ・エディンバラ」かなぁ…。
                 株元にも、淡いピンクの草花などを…。


◇ バラの中でも、最初に手掛けた株たちが、地植え二年目でまた一段と生長した。
  まだ一輪ずつだが、隣りのバラの株へ、また隣りの株へと開花が移って行く。
  ピンクのイングリッシュローズ、秋の西日を浴びた直後の黄色いしべが美しい。
  真白のイングリッシュローズも、黄色いしべを競っている~バラ園芸の喜び。

     
    □ ウィンチェスター・キャシードラル(Winchester Cathedral/1988)


◇ 明日は、黄色いイングリッシュローズの開花が見られるだろう。
  少しずつ、ゆったりと、秋をかみしめるように咲き上がる。
  気がついたら、少しずつ蕾が増えている。
  この真っ赤な「秋」のバラにも、蕾がたくさん見えて来た。

     
          □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)
           鉄腕アトムの「お茶の水博士」みたい…。
           この株元には、黄色い草花を主に添えよう。

     
        □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999)
          葉の色の違いで、かすかに広がりがわかる。
          鉢には、いただいたオキザリスの葉もアクセントに。
          いつの間にか、蕾がたくさん、才色兼備なバラの代表。


◇ バラの周りにも花を添える、株元に季節を感じる花を添える。
  数種のイングリッシュローズには、この「添える」を自分のテーマにしている。
  テーマといっても、いたって単純、「そ」ばに植「える」から「添える」

     
       □ クレマチスがバラに寄り添うように咲いている。
           そんな光景が夢の一つになっている。
         そう言えば、高校生の頃、こんな歌が流行った。


(una poesia di oggi)

          みんな夢の中
  


◇ 不思議なもので、自分だけ自由な時間には、バラの夢が絡み合ってかけめぐる。
  バラの美しさの一端に触れた喜び、今度はバラに添えた花と分かち合いたい。
  花の秋、読書の秋、いつもより速度を上げて季節は進んでゆく気がしてならない。

    
      □ 読書の秋の「今」 読みたい本に巡り合えた。

       「風の琴~二十四の絵の物語~」 辻邦生 (文春文庫)
        この文庫本は絶版になっていて、古書を買い求めた。
        右は「美しきフェロニエール」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

        ブリューゲル、レンブラント、セザンヌ…、西洋美術史を
        キラ星のごとく飾る24の名画。その色と形が呼び起こす感
        興を、その強度のまま、短編小説で再現するとどうなるか?

        二つの芸術ジャンルの間で白熱する感動の変電実験。こう
        して炉辺の語りの楽しさを堪能させる24の物語が生まれた。
                               (裏表紙の概説から)  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の日射しに

2008年10月15日 22時05分54秒 | 寒露
         □ 甘木りんどう(リンドウ科リンドウ属の耐寒性多年草)

◇ 十月もこの頃となると、秋もたけなわという雰囲気に包まれる。
  夕陽までが、どんなもんだい、これが秋っていうものよ、確かに事実。
  そうして、まるで何事もなかったように、一気に西の空に沈んで行く。
  今日も一日、ありがとサン♪

     
      □ これまで陽光が降り注いでいたのがウソのように…。

     
     □ こちらは、夕日の暖かさを閉じ込めてしまったように…。


◇ こうして、秋の夕陽はストンと沈んでしまうので、帰宅時には夕暮れが迫る。
  歩く道の両脇では、賑やかな虫の声の合唱、鈴虫に蟋蟀(こおろぎ)が定番。
  最近、チンチリ、チンチリ、チンチロリン、チンチロリン♪
  松虫の鳴く音が聞こえるところが…あぁ、群生してんだなあとホッとする。

     
       □ ヒメツルソバ(タデ科イヌタデ属の耐寒性多年草)
         リベンジとばかりに1ポット買ってきた(150)。
         昨シーズンいつの間にか消えた、同じ場所に植えよう。

     
             □ シュウメイギク
              (キンポウゲ科アネモネ属の耐寒性多年草)
               秋風に舞い踊る姿が美しく映える。


◇ 今日は午後から雲一つない快晴、抜けるような典型的な秋の空。
  お小遣いのない快晴の日もあるが、どんな季節でも定番の空に出会うとうれしい。
  青空、雲、海原、山並、田畑、森、林、木~今はすべて秋色~に見えてしまう。

     
         □ ビオラ(スミレ科スミレ属の耐寒性一年草)
           シャルロット(ER)の株の周りを彩る予定。

     
           □ 「クジャクソウ」だと思う、自信なし。
              花壇は、今後すべてバラ中心にやり直し。


◇ 春とは違って、秋のバラは、一輪一輪、季節を確かめるような咲き様。
  一斉に咲かすことができないだけ…そりゃそうだけど、遅々として咲き進まない。
  うちのバラらしくて、それが私も一役かった、自然の中の秋の一コマ。

     
          □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999)
            一重咲きで、このバラの秋は始まった。

     
         □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
           やや乱れたカップ咲きでも、満点をあげたい。

          
            □ 寝るのが商売、にゃあ、パカラ(Paccarat)
  
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「薔薇」はむずかしい。

2008年10月12日 20時45分39秒 | 寒露
           □ アブラハム・ダービー(Abraham Farby/ER/1985)
                この秋のシーズンは初めての開花。
                これからは「一花」ごとに秋が深まる。

◇ 日曜日、まだ風邪を引きずってたので、午前中は横になってテレビ三昧。

     
          □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)
            春のカップ咲きとは違う品種に見える。
            蕾がたくさん控えている。 

◇ 午後からは、南にいわし雲、北に雨雲らしいどんよりとした雲、少し秋の青空。

     
          □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)
            これもこの秋のシーズンは初めて。
            黄色があると、穏やかで、かつ引き締まる。

◇ 秋のバラが少しずつゆったりと咲き始めた~いつもの秋のいつもの頃。

      
            □ ウィンチェスター・キャシードラル
              (Winchester Cathedral/ER/1988)
              花の中へと純白に淡いピンクが無限に続く。    

◇ ところでバラ園芸は思ったほど難しくないが、漢字で「薔薇」って書けますか?
  私は書けない、案外身近な生物の名前って、漢字だと難しいのが多い気がする。

     
         □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)
           二日以内に咲くはず、秋の薔薇。

     
         □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999)
           この色は蕾の頃からわくわくして来る。

             
              □ こんなに難しい漢字を
                さらさらっと書ける人
                私は心底尊敬いたします。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この土曜の宵は十三夜

2008年10月10日 23時03分14秒 | 寒露
           □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER/1994)

◇ 月見とは、旧暦八月十五日の「十五夜」の「中秋の名月」ばかりと思っていた。

     
        □ ほんわか+茶目っけの「エグランタイン」麗し。

     
  □ ウィンチェスター・キャシードラル(Winchester Cathedral/ER/1988)
    ミニバラと中輪の間くらいの大きさ、ここにも深まり始めた秋が…。


◇ この「十三夜」旧暦九月十三日も、先月の十五夜と同様、「お月見」だそうな。

     
    □ フジバカマ(キク科フジバカマ属の耐寒性多年草)満開近し



◇ 十五夜は中国発で十三夜は日本産、土曜日は天気も回復しお月見できそう。

     
   □ ベゴニア(シュウカイドウ科シュウカイドウ属の半耐寒性宿根草)

     
     □ これらは球根で増える品種、冬を何とかして越させたい。
       土曜日に鉢上げしようと思っている。


◇ 風邪をひいた(咳、くしゃみ)ので、三連休はブログの向こうに隠れていよう 

    
    □ ノーベル物理学賞、小林誠さんと聞いて、おやっと思った。
      数年前にわかりもしない物理の入門書(それでも難しい)を。
      もう一度売れるような状態で、書架の奥にひっそりと…。

     
  □ 何せ、物理に中毒症状を見せる私が、この本を読破した形跡なし。
      これが、ノーベル賞級の理論だとは、知る由もなかった。

     
        □ シコンノボタンは、玄関先で次々に咲いている。
         (ノボタン科ティボウキナ属の半耐寒性常緑半低木)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋そのものを楽しむ季節

2008年10月08日 23時14分38秒 | 寒露
               □ ヘリテージ(Heritage/ER/1984)
                 いよいよ秋のバラが本格化することになる。

◇ 今日は二十四節気の一つ「寒露」
  これからは、露が冷気によって凍りそうになる頃だという。
  しかし、家ではこの時季、冷蔵庫の中でしか見られない現象である。
  毎晩のスズムシとコオロギの大合唱が、いつの間にか絶える頃とも。

     
        □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER/1992)
          夏剪定後の正真正銘の秋のバラ、季節を感じる。

     
        □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER/1994)
          次は、優美で甘い香りのイングリッシュローズ。


◇ これからが秋の真っ盛り(こういう表現が正しいか、語彙不足)。
  五穀豊穣を神に感謝しての秋祭りの季節。
  金木犀の香りが辺り一面に漂い出す頃に、愛媛では太鼓祭りだった。
  もう7、8年前になるが、門扉横の大木を金木犀に植え替えた。

     
           □ やっと満足できるまでに育ってくれた。
             「本木」(ほんぼく)が一番うれしいだろう。

     
       □ キンモクセイ(モクセイ科モクセイ属の常緑小高木)

     
        □ バラのつるが、金木犀の上方から伝っている。
           マダム・アルフレッドゥ・キャリエール
            (Mme.Alfred Carrière/N/1879)
          差し渡し約5m、一年目にこの生長では花は咲かない。
          4月中旬に、枝の先っちょを剪定すべきだった。


◇ 空を仰ぐと、大気には湿り気が多そうで、秋の空に似つかわしくない。
  秋の空は、正真正銘澄み切った青空でなくては、太陽以外に何もないくらいに。
  あの空の純粋な青を絵の具に変えることができたら、大量に…青空の経済学。。。
  私の体脂肪をリサイクルしてマイカーを走らせられたら…油断の不経済学。。。

     
        □ オキザリス「ラグネリ」可憐な花が三輪
          ずっとパット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)の側に。
              感謝の気持ちで一杯

     
     □ 日照不足で、庭からほとんど消えてしまったオキザリス
       また一からやり直し、それでいいさ。


◇ 今年の秋の深まり具合は、いったいどうなるんだろう。
  地球温暖化は、私達の周りでも確実に目に見える形になってきた。
  ビオラの植付けの11月上旬頃、蚊を追い払うが、ここ数年はずっとそんな状態。
  まだツクツクボウシが鳴き声が聞こえていても、秋そのものを楽しんでみたい。

     
          □ 八重咲きペチュニア「ドレスアップ」
            (ナス科ペチュニア属の多年草)
            夏の名残りがポツンと寂しそう。

     
     □ シュウメイギク(キンポウゲ科アネモネ属の耐寒性多年草)
       植えっぱなしでOKのはずが、ほとんど絶やしてしまった。

           
     □ この秋明菊の、ラベンダーピンクの色合いに惹かれた。
        大幅値下げだったので、買い足した(大株498-)。
        来年を楽しみに、大切に育てよう。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする