折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

春爛漫の入り口に、ようやく

2012年03月27日 22時07分37秒 | 春分

◇ 3月に入っても真冬のような寒さに震え上がりそうな日々が何日かありましたが、今日はよく晴れ上がって春らしい一日、桜の開花宣言となりました。

  久しぶりに平日に休暇を取って一日のんびりと庭で過ごしたのですが、まだスギ花粉の飛来が続いていて、途中でやたら目がかゆくなりました。

  今年は冬が寒くて、それもこちらでは1月よりも2月がより寒くて、3月になっても2月並みの寒い日が続いたりして、なかなか春らしさを感じられないでいました。

  それでも今日のような日差しの強さ、暖かい春風に吹かれてみると、もう後戻りもすることのない、ようやく春爛漫の入り口に立ったと実感することができました。

 

□ 庭の東側、11時30分頃、眩しくてなりませんでした。

 

  

□ 先日買い求めたクレマチスの苗、2品種を地植えしています。

ビチセラ系「ペンドラゴン」(左) インテグリフォリア系「リトル・ボーイ」

日に日にするすると伸びている様子がわかるくらいです。

 

  

□ 食料品のスーパーで、クレマチス「カートマニー・ジョー」を購入しました。

いつも夏越しに苦労するんですが…。

 

□ この時季の庭は、この水仙もそうですが、

白い花が多く見られるようです。

 

□ もちろん、ヘレボルスも…なかなか撮りづらいのです。

 

□ こちらは、この春が初咲きの株。

 

□ 寄せ植えも、白いムスカリが最初に咲き始めました。

 

□ 先日からイチゴも咲いてます。

 

□ 真白のクロッカスは、花期がずいぶん長いようです。

 

□ 玄関の横では白い沈丁花が香っています。

 

  

□ 青空の下、バラの新芽が日を追って展開していきます。

昨シーズンからアーチに誘引のティー・クリッパー(ER)です。

 

□ 日当たりの好い南東側では、

シャルロット・オースチン(ER)

その向こうのアーチなんですが…

 

□ クレマチス・アーマンディ「アップル・ブロッサム」

毎回載せてますが、まだかまだか…開花は結局おあずけ。

 

 

 

 

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いまは3月、それとも2月?

2012年03月25日 12時50分25秒 | 春分

◇ 春分を過ぎて、陽光は確かに春三月のものですが、この風の冷たさはまだまだ冬のものに感じられます。

  今日もお天気そのものは好いのですが、北西の風でしょうか、びゅーびゅー、ごーごーとうなっているようにも聞こえます。

  今年の春は桜の開花も遅くなりそうで、こちらでは昨年より1週間遅れの3月30日の開花予報、それでもあと4、5日となりました。

  すべてが遅れ気味だった庭の植物も、さすがに日の長さと光の強さに反応したのでしょう、冬の眠りから覚めたら一直線で花や緑を展開させ始めました。

 

□ まだまだ花の少ない庭、ヘレボルスが満開です。

その向こう、南側には…。

 

□ フローランス・ドゥラートル(ギヨー)の葉が展開して、

その向こうのアーチには…。

 

□ クレマチス、アーマンディ「アップル・ブロッサム」

たっぷりと光を浴びて、開花寸前のようです。

 

□ クレマチスでは、テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」

ゆったりと今年のつるが伸び始めました。

 

  

□ モンタナ系のクレマチス、2品種も新芽が展開して来ました。

エリザベス(左)とマーガレット・ジョーンズ(右)です。

 

□ 北側のモンタナ系「メイリーン」にも…。

 

□ 南側のつるバラも勢いが出てきました。

「安曇野」、一昨年娘の結婚式の記念の株。

 

  

□ 東側のレオナルド・ダ・ヴィンチも急に若々しい緑が見え始めました。

 

□ その向かい側は、クイーン・オブ・スウェーデン(ER)の木立に、

ウッド・フェンス中央のつるバラは、ロココです。

 

□ パット・オースチンは、いつも新芽は早めの展開です。

その株元には…。

 

□ 遠くからやってきたアジュガ、もう花芽が見えています。

 

□ 先日近くに初めて植えた苗も…。

手前はデルフィニウム、向こうがジギタリスです。

 

□ こちらはボタン、白い花の蕾がスタンバイしています。

 

□ オオデマリ、若葉に花芽が包まれています。

 

□ 冬は枯れ果てたように見えるヒメウツギ、すでに花芽が隠れています。

 

□ 北西の風になびくローズマリー、このあたりは春の光を間近に感じます。

 

 

※ 日曜日の午後から月曜日と大阪に出張してきました。

月曜日の朝、目が覚めてホテルのカーテンを開けると、

窓の外、目の前にはこんな光景が広がっていました。

 

大阪城   2012年3月26日

 

 

 

 

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春の雨、ようやく上がって

2012年03月18日 22時38分50秒 | 啓蟄

 ◇ 相変わらず多忙な毎日でブログ更新もなかなかままならないどころか、週末でさえ自分の時間を持つことが若干困難になっています。

   日曜日は久しぶりにゆとりの時間があったのに、逆に昼下がりまで雨が降り続いて、ようやく庭に下り立ったのが午後3時を回ってました。

   土曜日はこちらも春一番が吹いて気温が20度を超えたとか、庭のヘレボルスは一気に満開近く咲き進んで、一部ではしべが落ち始めています。

   暑さ寒さも彼岸まで…いつになく遅い春の訪れでも、これからの花の春は幾重にも彩りを重ねて、案外見ごたえのある季節になるのかもしれません。

 

□ イングリッシュ・ローズの「シャルロット・オースチン」の株元です。

黄色いバラとは時季がずれますが、気持ち黄色のヘレボルスです。

 

  

□ 左は、イングリッシュ・ローズの「イングリッシュ・ヘリテージ」の株元です。

 

    

□ 左は「パーティ・ドレス」とかいう流通名だったような…ほとんどすべて、名前は忘れました。

 

□ ヘレボルスのいくつかは、ウッドフェンスの下方に地植えしています。

ここはリビングの窓の外、春らしい明るさがほしくて白い花を植えています。

 

□ 春の空気の温かさには、クレマチスも敏感です。

「プリンセス・ダイアナ」の新芽、急に伸び始めました。

 

□ 先日購入した、インテグリフォリア系「リトル・ボーイ」

こちらも急に新芽が展開して来ました。

 

  

□ 庭のバラの中でも葉っぱの展開が早い「エブリン」(ER)です。

隣にコラボを楽しむため、ジギタリスの苗を植えました。

 

□ オールド・ローズ「バロン・ジロ・ドゥ・ラン」(HP)

このバラも葉っぱの展開が早い方です。

 

□ オールド・ローズでも、こちらはまだ遅くて…。

 

□ ブルボン系オールド・ローズ「マダム・エルンストゥ・カルヴァ」(手前)は、まだまだ。

 

□ こちらもブルボン系オールド・ローズ「ゼフィリーヌ・ドルーアン」

品種によって、新芽の展開がまちまちであることがわかります。

 

□ そして、うちでは桜の開花に合わせて咲くクレマチスが…。

 

  

□ 「アップル・ブロッサム」の花芽、いつのまにか「分かれて」来ました。

おそらく開花が間近いという兆しだと思います。

右側、「シャルロット・オースチン」(ER)の新芽が覗いてます。

 

□ 先週ですが、忙しいとぶつぶつ言いながらも、大阪の出張帰りに遠回りして…。

 

  

□ 奈良は西ノ京、唐招提寺(金堂)、先の平成大修理のあと、ずっと訪ねてみたいと思ってました。

 

□ 唐招提寺への道の途中、梅の花が満開でした(2012年3月13日)。

忙しいからこそ、束の間のひとときが心の糧になるのかも…と。

 

 

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思い通りにならない休日

2012年03月05日 00時05分31秒 | 啓蟄

◇ あまりに多忙でしばらく休日返上で出勤していましたが、ようやくの休日でさて庭仕事と、そうは単純に事は進まなくて、せっかくの日曜日が朝から雨の一日でした。 

  バラ一辺倒の庭の装いに少しは変化をもたらしたいと買い求めたクレマチスの苗、それに今日届いた宿根草の苗のいくつか、すべて植え付けは一週間後に繰り延べです。

  それでもバラやクレマチスの鉢植えの地植えへの植え替えを3品種、雨が降りしきってはこれ以上の作業は無理でしたが、また一歩先に進むことができました。

  凍えるくらいに寒い日の多かった2月も、春3月の声を聞いてはまるで何事もなかったかのよう、庭に目を凝らすとあちらこちらに早春の息吹が感じられるようになりました。 

 

□ この一週間、庭に下り立つことすらできなかったのですが、

待ち侘びていたヘレボルスがいつの間にか開花していました。

 

□ 2月に「よっこらしょ」と持ち上がりつつあった花も…。

 

  

□ イングリッシュローズ「シャルロット・オースチン」の株元は、もう一息というところ。

 

□ もう少し待ちましょう…も、もちろんあります。

 

□ 有茎種のこれは、何という名前でしたか…。

このヘレボルスの隣に、クレマチスを一つ地植えしました。

 

  

□ 今年3年生苗「モンタナ系メイリーン」、昨年の成長が良くて地植えに決定。

直径40cm、深さ40cm程度の穴を掘り、埋め込み用の土もブレンドして…。

( 赤玉土細粒4 腐葉土3 鹿沼土細粒3)

 

  

□ 金木犀から80cm程度離れた場所に地植えです。

その木の幹から枝にぐるぐると誘引してみました。

 

□ 幹を何か所か紐でくくって、

ビニールタイで留めました。

 

□ バラの新芽がようやく動き始めました。

早咲きのゼフィリーヌ・ドルーアン(ブルボン系オールドローズ)です。

 

□ 庭のバラで最も早く初々しい若葉が見え始めたのは、

アンブリッジ・ローズ(イングリッシュローズ)、昨年の挿し木苗です。

 

  

□ クロッカスが開花寸前、ムスカリもひょっこり見え始めて、ここらにも春の訪れが…。

 

 

 

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