折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

いろいろと明暗が分かれてしまって

2020年11月27日 21時10分31秒 | 小雪

◇ このところ気温も高めで穏やかな小春日和が続いていますが、明日土曜日からは九州北部も次第に寒気に覆われるとか、この時季らしい冷たさが感じられるのでしょう。

  バラの秋の返り咲きが不調で、わずかに細々と咲いている状態、春夏のシーズンの花が順調に咲き上がったのと比較すると、秋は極端に少なく明暗が分かれた感じです。

  同列には比較できませんが、今年挑戦してみた挿し木でも、バラ(〇)とクレマチス(×)では、活着状態(活着率)において明暗がくっきりと分かれたと思います。

  クレマチス(アップル・ブロッサム)は、結果は30分のゼロ、挿し木技術のなさが数カ月に亘る日々の努力を徒労に終わらせた感が強く、闇雲にやっても正直ダメみたいです。

 

                                                     2020年11月27日

□ 蕾はわずかに二つ、そのうちの一つがけさ開花していました。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

たった一輪でも、このバラらしさが漂います。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

こちらの中輪の花は、少ない花数ながら咲き進みました。

秋の返り咲きもほぼお仕舞いです。

 

□ 太いバラの枝は、ティー・クリッパー(ER)です。

この近辺はほとんど水仙くらいしか植えていなかったのですが、

今日は草花の苗や球根を植え付けてみました。

 

□ 右半分は、カルディナル・ドゥ・リシュリュー(オールドローズ)のゾーンですが、

来年の春から夏には、新しく植えた草花の彩りで少しは賑やかになりそう、楽しみにしています。

 

                                                           5月15日

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before1840 J.Laffay France)

ちなみにこの春のシーズンでは、こんな感じの香りのバラが咲いていた辺りです。

 

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雨が降り出すまでに庭作業を

2020年11月22日 22時01分52秒 | 小雪

◇ 季節は着実に進んで、今日の日曜日は二十四節気の小雪、すなわち、雪の降り始める頃のことらしいですが、温暖な当地では11月下旬に降雪はまずありえません。

  それどころか、今週は季節外れの夏日(11/19 27.1℃)があって、9月下旬の秋分辺りまで季節が戻ったみたいでしたが、暑い11月はピンと来ないですね。

  この秋はバラの返り咲きがほとんど見られずに、半ば諦め気分に覆われてしまっていますが、それでもちょっとずつ咲きあがる花を見ては、ホッと笑みがこぼれます。

  庭ではギボウシの葉が枯れ始めて、これを境に庭の冬作業を開始しますが、雨の降り出す前にと、バラの植え替え(鉢→地植え)や宿根草や一年草苗の定植をしました。

 

                                                     2020年11月21日

ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

秋のバラらしい落ち着いた花の色、ようやく返り咲きが始まりました。

 

□ この蕾もそのうちに返り咲いてくれると思います。

 

                                                          11月22日

□ ブリリアント・ピンク・アイスバーグ

(Brilliant Pink Iceberg F 1995 L.Weatherly Australia)

いつもは返り咲きの花がたくさん見られるのですが、ようやく2輪咲きました。

 

□ ブログ友さんに種をいただきまして、先日蒔いたオルラヤやニゲラのポット苗。

これ以外にもたくさんのポット苗ができました。

数日前から本葉が見え始めて、定植のタイミングになりました。

 

□ バラはピンクの花咲く「ジ・エンシェント・マリナー」(ER)を地植えに移植しました。

(バラの冬剪定は、いつも2月上旬に実施しています)

バラの左側に、オルラヤとニゲラを根鉢を崩さないようにして、そっと定植しました。

奥の方にはロシアンセージを植えてみました。

これから先、数日かけて、秋植え球根や宿根草の苗を植え付けて行く予定です。

 

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返り咲きのバラが一輪咲いただけで・・・

2020年11月15日 21時36分05秒 | 立冬

◇ 先日まであまり気温の上がらない日が続いて、このまま冬の入り口に近づいているような気がしていましたが、この土日辺りからは、小春日和の暖かい陽気となりました。

  風もなく穏やかな日和でしたから、庭仕事にはうってつけの週末でしたし、秋植え球根や宿根草などの植え付け前の作業(土壌改良や雑草引きなど)に終始しました。

  秋のバラの返り咲きは不振を極めている訳ですが、朝起きて庭のバラの株をチェックしながら、花が一輪咲いているだけで、自分だけのニュースになっている感じです。

  それでも、あまり返り咲きの見られなかった品種のバラが思いがけなく開花すると、来年の春シーズンに向きかけている気持ちが、再び揺り戻されるような心地がします。

 

                                                      2020年11月14日

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

淡いピンクの半八重の花が一輪ですが、しっとりとした穏やかな感じは、秋のバラそのものです。

 

                                                                2010年10月2日

□ 10年前の返り咲きの花にも登場してもらいました。

若かった頃の「刷り込み」はすごいと思うのですが、このバラが咲きますと、

サイモンとガーファンクルの「スカボロー・フェア」のなつかしい歌声が聞こえて来る気がします。

 

                                                  2011年7月4日

□ ずいぶん前の画像ばかりで恐縮ですが、春夏のシーズンはこれくらいは咲きます(おそらく三番花)。

 

                                                      2019年5月24日

□ 木漏れ日の当たるところに咲く姿(こちらは鉢植えです)が、特に気に入っています。

 

                                                      2020年11月14日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

真紅のバラの蕾が色づいて来て、そのうちに開花すると思われます。

 

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こんなにバラの咲かない秋も

2020年11月11日 21時55分59秒 | 立冬

◇ 二十四節気の立冬を過ぎて(11月7日)、冬の到来を感じる冷え込む日が続いていますが、いつもの11月と違うのは、バラの返り咲きが、もうさっぱりの状態なのです。

  このところ庭のバラの花や蕾をチェックしては、IKKOさんの口調(どんだけ~)で「こんだけ~!」と、心の中で叫んでいます(もちろん、声に出してはいませんが…)。

  バラの蕾が色づいても開花につながらない株が多いですし、これから先も開花しそうな株があまりなくて、バラについては楽観主義の私も若干落ち込んでいます。

  バラは冬の剪定・施肥さえきちんとしていたら、春は芽吹きから勢いのままに一斉開花を迎えますが、秋は咲かせてこそのバラの花、結局は技術が足りないのでしょうか。

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

このところ毎日花が見られますが、今日は4輪咲いていただけです。

この玄関先のバラ以外は、花はほとんど見られません。

 

□ 金木犀の半日蔭の辺りで、吉祥草が咲いています。

いいことがありますように…。

 

□ 年中花の見られるローズマリーは、植えて25年以上経過してかなりの大木に育っています。

 

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なかなか咲かない、この秋のバラ

2020年11月06日 19時56分08秒 | 霜降

◇ 11月に入って明日7日の土曜日は、もう二十四節気の立冬だとか、昨日の朝はこの秋で最も冷え込みましたが、来週も朝夕冷え込む寒い日がありそうです。

  今日は日中は曇りがちながら過ごしやすい一日、夜になって雨が降り出しましたが、明日の午前中にはその雨も上がるとの予報、日曜日は早くも黄砂に注意だとか。

  その土曜日は日帰りで、介護施設の母を見舞い(面会時間10分!)にと思ってまして、高速道をずっと西に走りますので(片道2.5時間)、早めに雨が上がってくれたらと・・・。

  庭のバラは、何となく想像はしていましたが、これまでのところ返り咲きは不調で、深まりゆく秋に咲いているはずのバラが咲かないのは、さすがに寂しげな感じです。

 

                                                      2020年11月6日

□ 庭の南側では、今日咲いていたバラは、この一輪だけでした。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

バラの向こう、常緑のグレマチス「アップル・ブロッサム」が、夕日に映えていました。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

あとは先月下旬から少しずつ咲き続けている、ピュアなピンクの花くらいです。

 

□ 10月に挿し木したものが少しは活着しそうで、ちょっぴり喜んでいます。

(左:ガブリエル・オーク 右:ヒースクリフ)

どちらもイングリッシュ・ローズで、根付いていたら初めてのことです。

 

□ 前回もご紹介しましたが、オキザリスのソフィア、夕日が差してきれいでした。

日曜日には、少しばかり秋植え球根を植え付けてみようと思っています。

 

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