折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

高校の東京同窓会と旅歩き (その1)

2007年11月14日 00時31分32秒 | 立冬
                □ 別府湾に朝日が昇ります(11月10日6時47分頃)。 

◇ 11月10日(土)、街に待ったのは、昔のデートの待ちぼうけ!?
  私は24歳のときに、3時間もずっと、ボケーーッと待ってたことがあります…。
  そんなことはどうでもよくて、待ちに待った東京行きでした。
  これから、東京での3日間を小出しにしていきます。
  よろしければ、今朝咲いていた花といっしょにお読み下さいませ。

     
        □ アブラハム・ダービー(Abraham Darby ER)

◇ 大分空港が大分駅前からリムジンバスで1時間かかるような
  国東半島(くにさきはんとう)にあります。
  大分市と大分空港をより短時間で結ぶホーバークラフトもありますが、
  ○○歳なのに千歳⇒繊細な私のこと、アルコールと高速艇と美人には酔うのです。
  朝の5時過ぎにたたき起こされまして、そりゃそうです、バスは6時15分。
  でも、こんな早くてもバスの中で寝るなんてありえません。
  私は景色を楽しむのが、牡丹餅、鶯餅、大福餅と同様に、とっても好きなんです。

     
          □ 別府湾の一番奥、湯の街「別府」

◇ 午前8時の出発のANA便、ですから離陸は8時10分くらいでした。
  こんないい天気なのに、機長の英語のアナウンスを聞いてますと(!?)
  どうも羽田空港の天候は雨、気温13度…。
  えっ?大分は快晴でしたし、四国上空も良い天気。
  懐かしい町が眼下(10,700m上空)に見えます。
  しばらくは、空の旅を…。

     
       □ 愛媛県松山市 (今でも一番住んでみたいところ)

     
        □ 愛媛県新居浜市 (家内と子供たちの故郷)

     
    □ 香川県詫間町と荘内半島の紫雲出山(白い雲の手前辺り)
           ここにも、浦島伝説があります。

     
       □ 香川県坂出市(手前)に、うっすらと瀬戸大橋

     
  □ 香川県高松市 (中央の濃く尖った半島が源平の古戦場の屋島)

     
     □ 瀬戸内海に浮かぶ小豆島 (子犬の形に似ています)

     
    □ 明石海峡大橋 (手前が淡路島、向こうは兵庫県明石市)

    
               □ 神戸市と大阪湾

◇ ところがどっこい、大阪堺市上空あたりから雲行きがあやしくなって、
  奈良県上空は、ほとんどのろしのような(!?)雲だらけ。
  おそらく橿原市から三重県の津市方面に飛んでったはずなんですが・・・。
  あとは東京まで厚い雲。
  高度を下げて、千葉県の木更津上空と思われる辺りでは、機体は結構大揺れ。
  でも羽田空港に着陸したのは、定刻の9時30分、冷たい秋雨の中でした。

     
                 □ 大阪市と淀川

     
      □ 奈良県天理市、大和郡山市辺りと思われますが…。

◇ さっそく向かったのは、両国の大江戸博物館。

     
         □ こりゃあ、いったい何じゃらホイ!?の縁起物

◇ わが心の師の一人、夏目漱石先生の特別展が開催されていたからです。
  さすがに漱石にまつわる、実に様々な展示物に目を惹かれました。
  1時間しか時間がありませんでしたが、心置きなく堪能できました。

             

     
                □ 特別展のチラシです。

◇ 館内は撮影禁止でしたので、何も画像はありませんが、お土産は猫。

     
  □ 向って左はマグネット、真ん中はピーナッツのお菓子、右は絵葉書

     
               □ こんなお菓子です。

    
     □ 吾輩は猫である。

    
                            □ 名前はまだない。   

    
          □ どこで生まれたか、とんと見当がつかぬ。

    
        □ 吾輩も猫である。一応、パカラ(Paccarat)も…。


◇ あとは、メインの高校の同期会。
  これが13時の開始で、3次会までお付き合いをさせていただいたのですが、
  ホテルについたのが23時でした。
  高校卒業以来という人もいたりして、卒業写真と見比べてお互いびっくり。

     
   □ 一人ひとりがいただいて、手にした「ピンバッジ」 ありがとう♪
                               (2007.11.14 追記)

◇ 当時は12組までありまして、生徒数も多かったものですから、なかなか・・・。
  私は1年11組、2年9組、3年12組と後方車両でしたので、前方車両の連中は
  あまり知らなくて、特に女子生徒は、真面目一筋でしたからね。

     
              □ ヘリテージ(Heritage ER)

◇ とにかく再会を喜び、飲んで食べてスピーチして、笑って騒いで、同い年というのは
  ただそれだけで掛け値なしにいいもんです。
  3次会のカラオケも20人くらい集まりましたか・・・。
  もうなつかしのメロディー、特にフォークとかあの辺りの曲が多かったのです。
  私は本をパッと広げたところで、サボテンの花、愛燦燦、チェリーを歌いました。

     いつかまたこの場所で君とめぐりあいたい♪

  気分よく歌いました。
  みんな、それぞれにすごい乗りでした。

     
            □ シャルロット(Charlotte ER)

◇ 目をつぶると10秒で寝るのは重病人で、私は5秒もあれば寝ます(ご病人)。
  土曜日の夜の池袋のホテルでは、目をつぶると、様々なことが
  浮かんでは消え、消えては浮かび・・・。
  高校時代のこと、これまでのこと、土曜日のみんなのこと・・・いろいろ思い出して。
  知らん間にコトッ、グースカ。。。

     
      □ フローランス・ドゥラートル (Florence Delattre S)
   

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ここからの記事は、大分でのお話。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

◇ 東京から帰って一夜明けた13日(火)のアフター5は、気の合った人たちとの懇親会。
  「2次回」はおいしいコーヒーを…私はウィンナコーヒー。
  色気も食い気も旺盛なお姉さん?お穣さん?達は、ワッフルも…おいしそうでした。

     
               □ ウィンナコーヒー (私の)
         (ソーセージも入れてだって! フランクフルトじゃないのに…)

          
                □ ブルーベリーのワッフルにブレンド・コーヒー
             
               
                      □ バナナのワッフルにアメリカン・コーヒー


            

コメント (16)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 立冬の薔薇 | トップ | 高校の東京同窓会と旅歩き ... »

16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地平線は傾いて (blue camel)
2007-11-14 11:13:44
折節さんおはようございます♪

「斜めに傾いた地平線」
夜明けの瞬間から高鳴り始めた折節さんの鼓動が
伝わる一枚です。^^

そして朝日のように眩しい「エイブラハムダービー」。
楽しかった日々が満開に咲いた花に例えられているようで
思い溢れる気持ちがそこにありますね。

空港へ向かう景色は「旅」の始まり。
待ちに待った幕が明き、動き始めた「東京」という演目。
一刻一刻を大切にしている気持ちが伝わってきます。

飛行機から眺める数々。あの街この街、込み上げる親しみ。
「東京」と距離が縮まっていくひとときを味わいながら・・・。
そして「夏目漱石先生」ワールド堪能。
もうこれは言うまでもないですね・・・

斜め視線になってしまいましたね。
(でも実はこういうの好きなんです♪)

手に取るように伝わる「1日を味わう折節さん」。
去年の今頃ちょうど私もこんな幕開けの1日が
あったものですから同じカメラ目線を感じて
懐かしんでいたのですよ♪

指折り数えた日の幕開けほど
自分の脳裏に印象強く残っている景色はありません。
東京へ向かうビジネスマンたちとギャップを感じながらも
浮き足たつこころは抑えられませんもの・・・。

浮いたこころは風船のようでなんとか糸で繋いでいるけど
いつ飛んでいってしまうことか・・・
続き、楽しみにしています^^/
返信する
Unknown (る~)
2007-11-14 16:45:00

折節さん、東京での同窓会に出席されてきたのですね。
久しぶりに会う友達と楽しい時を過ごされたみたいですね。
よかったですね。

夏目漱石といえば「我輩は猫である」ですね。
私は中学の読書感想文で読みました。
今は内容がうっすらボケた感じになっていますが・・・

返信する
舞いあがれ風船の憧れの様に♪ (折節)
2007-11-14 22:02:01
blue camelさん、こんばんは♪

さすがに自分自身がお疲れのようで、夕食のあとに、うたた寝をしていたようです。

実はこのブログ記事のアップ直前で、パカラといっしょに寝入ってしまってたようで、寝ボケて未完成で更新していたみたいです。

ところで、夢ではないけど、かと言って現実とも少し離れたような、でもあの現実の土曜日でした。
だって、すごい年月を経て再会できた友達もいたんです。

高校は皆が普通は18歳で卒業しますが、それからこれまでの年月に、たとえば、あなたと私で違いがあるのです。
BS2でいま映画「小さな恋のメロディ」を放映していますが、ビー・ジーズの歌とともに私は懐かしがっていますが、卒業して間もないのがこの頃だったかなあと…。
これには大好きな「若葉の頃(First of May)」が歌われています♪

 When I was small, and Christmas trees were tall,
 we used to love while others used to play.
 Don't ask me why, but time has passed us by,
 someone else moved in from far away...♪ だったかな?

こんな歌より以前に、一つ屋根の学び舎で、勉学には適当に勤しみ、一生懸命に友情を育み、2時限目のあとはそそくさと早弁を食べ、昼休みには売店でパンを買い、テストの前には図書館でみなでいっしょに勉強し、そのテストが午前中で終わって、もう明日は楽勝だと決めた時は、映画ばっかり見に行って…それでも思い直して、午前様までテスト範囲をチェックしたり、その名のとおり、ほんなごて(!)一夜漬けのマル暗記で詰め込んだり…。

これまでの人生で、もっとも若くして輝いていた若葉の頃の私たちが、それこそ、自分のため、家族のために働いて生きて来て、あの土曜日に「ゆるやかに立ち止まった」ような気分でした。

私たちの歩いてきた道には、すべてストーリーがある。
そうとも思えるような一日でした。

「えっ?3年何組やったと?」

あちらこちらで、まず同じ会話が聞こえて…再会。

その高校時代をなつかしみ、気の遠くなるような時間、一方通行の年月を一足飛びに越えて、あの時の同じ仲間たちが、もう一度それぞれの人生の一部分になった瞬間なんでしょう。
私は、奇跡のように舞いあがった、あの風船のようにも思えました。

そういう一瞬に憧れていて、それがまとめてやって来てくれたように…。
ありがとうって、皆が心からそう声に出して、あの素晴らしい一日を…もう一度って。。。

返信する
同窓会…世の中で心浮き立つひととき (折節)
2007-11-14 22:10:35
る~さん、こんばんは♪

東京までのこのこ出かけたのは私だけかと思ってましたら、九州からあと2人いました。
東京近辺からだけじゃありませんでした。
そんなところも、あぁ、いい友達ってこんな感じなんだと思いました。

もう最初から盛り上がって、すてきな週末でした。

その前に少し時間がありましたので、羽田空港に着いて、そのまま両国に直行!

夏目漱石の世界に一時間、どっぷり浸かって来ました。
「吾輩は猫である」の漱石先生だけに、猫のお土産物がたくさんあって、それも買うのにずいぶん迷いました。

漱石の小説は年に1,2冊読み返してはいますが、また最初から読みたくなりました…って、時間がありませんが…。

返信する
近づく時間 (ひがし)
2007-11-14 22:32:18
解説付きの空の写真が、クラスメートに、あの時代へ帰っていく、わくわく感にあふれてますね。
懐かしい人たちに会って、離れていた距離が少し近くなったのなら、またすぐに会えるような気がします。

「我輩は猫である」の挿絵は版画なのでしょうか?
とてもステキですね。
バカラちゃん、大きくなりましたね。
一緒に寝ていると布団を占拠されたりしませんか?
返信する
午後十時半が過ぎました…版画ですね♪ (折節)
2007-11-14 23:07:15
ひがしさん、こんばんは♪

飛行機からの眺めって、あまり見慣れないだけにとてもわくわくします。
だって、見慣れた地図どおりですものね。
それに四国山脈の上空を飛んで行くものですから、昔慣れ親しんだ街や山や川や海。
晴れていたら、この楽しみがあります。
待ちに待った旧友に会うための「前夜祭」みたいなものでした。

もう一つの「前夜祭」の夏目漱石特別展も、明治の香りあふれる素敵な迫力ある、あるいはしっとりした展示品ばかりでしたよ。

ひがしさんのところにも急接近したのですが、東京では毎度のことですが、いつものように忘れ物をして、すぐに九州に戻って来ました。

パカラは、大きくなりましたよ。
さっきまでひざの上で寝てたんですが、どこに悪さしに行ったのでしょう?
ひがしさんにおやすみなさいのご挨拶なさい

返信する
こんばんは~ (ぴ~)
2007-11-15 00:47:06
今日は遅いので、足跡だけ残して・・・
また明日来るね♪
こんな時間まで起きていると、お腹がすいてきてね^^;
ワッフルの写真に釘付けでございます・・・

さっさと立ち去ります!

ほんじゃ、おやすみ~~
返信する
会社で昼寝してないのに眠くなくて…。 (折節)
2007-11-15 01:00:12
ぴ~さん、ありがとう♪



また明日でも、ごゆるりとどうぞ。

ブラームスを子守歌に、おやすみなさい。
返信する
折節さんへ (ぴ~)
2007-11-15 15:08:57
あらまぁ、あの時、まだ起きていらしたんですね?
今頃寝ているのでは???
こらぁ!起きなさいよ!ほらほら、ヨダレが・・・

ノロシのような雲は、間違いなく私のせいね・・。
すまんかったです。
今度はしくじらないようにしまっさかいに。。。^^;
でもね、きっと上空から写真撮っているだろうな~
って思いながら、空を見上げていましたよ♪

絵葉書素敵ですね♪味があるっていうのかな~~♪
父は、以前は年賀状は版画でした。何色刷りだったかな?
4~5枚の板に彫って、重ねると綺麗な絵になるんですよね♪
12月になるって、父のその作業を見ているのが好きでした。
今じゃ、パソコンで水彩画を描いて、じゃんじゃん
印刷していますよ^^;

でね、気になるのは、3時間の待ちぼうけのあと
彼女はおみえになったんですか?
ちょっとは怒ったぁ?

ピンバッチ♪かっわいい~~♪
アンパンマンのキャラでしょうか?
これをチョイスされた方の、可愛らしい心がいいな~^^

今日もプールで泳いで来ましたよ♪
あともうちょっとで目標体重です!が、理想を言うと
まだ更に痩せたいところ・・・。
女ってねぇ・・・^^;ホドホドにしよ~~っと♪

あ、まだ眠そうな顔してる!起きろぉ~~!
返信する
同窓会だったんですね^^ (milky)
2007-11-15 18:24:23
折節さん、こんばんわ!
同窓会で東京だったんですね。
楽しそうで良かったですね~

空からの景色、私も大好きです。
九州へ遊びに行った時、窓から下を見て、あそこはどこなのかなぁ?って思ってました。
折節さんは見たらちゃんとそこがどこか分るんですね!
説明聞きながら見たかったです。

2次会のお店の雰囲気もなんだかとっても素敵ですね~
返信する

コメントを投稿

立冬」カテゴリの最新記事