折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

深まりゆく秋、その前の真夏日でした。

2011年09月29日 22時58分50秒 | 秋分

 

◇ 庭の北側では、8月の下旬からもう一か月くらい、白い萩の花が咲き続けています。

  そこは北側の道路に面しているのですが、道行く人たちがこの白い花を結構楽しまれているご様子です。

  ただ、白い萩はいつの頃から庭に迎えたのか、とんと記憶にありません。

  私以外に誰も植える者はいないわけで、おそらくここ2,3年の間に植えたのでしょう(…と、まあ、情けない話です)。

 

  

□ 道路側に枝垂れている花は、今はこれだけが残っています。

名前すら知らない萩の花です。

 

□ 秋ですね、ハナミズキの実が成っています。

 

□ 満開近しのホトトギス、葉っぱは、ほとんど食べられています。

 

◇ 今日は気温が上がって、日中は久々の真夏日になったようで、とにかく暑さを感じる一日でした。

  それでも今年の真夏日もお仕舞いでしょうか、明日一雨来たら、今度は気温がぐっと下がってくるとの予報です。

  太陽は現在天秤座を巡航していますので、10月生まれの私は秋の深まりとともに、もうすぐまた一つ歳を取ることになります。

  ふと思ったりするのですが、ワンウェイの時間旅行は、もう何十年も続けていると、どこか切ないものに感じられます。

 

  

□ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

春も早咲きのバラ、そろそろ秋の返り咲きが始まったようです。

 

□ ようやく復活してきたハゴロモジャスミンに囲まれて…。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

庭で一番の香りのバラがきれいです。

 

□ ティージング・ジョージア

(Teasing Georgia S 1998 D.Austin England)

時折、ハッとする花が見られます。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

けさは、この花がとても新鮮に感じられました。

 

 

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寂しくなる一方の庭でも

2011年09月17日 13時17分37秒 | 白露

 

◇ 昨日から降り始めた雨が今日も断続的に降り続いて、すっかり雨の週末になってしまいました。

  わずかに咲いているバラの花も雨に濡れてしまって、雨の雫が重たそうです。

  今シーズンのバラ、秋の返り咲きはあっても、秋にしか咲かないバラが一つもない以上は、咲くべき花はすべて咲いたことになります。

  時節を得て咲き誇ったバラ達、それぞれに好く咲いてくれたことに感謝をしながら、寂しくなった庭を前に来シーズンのバラに思いを馳せることになります。

  ここまでどうもありがとうございました。

 

□ アイスバーグの四番花。

この時季らしく、すっかり「間引き」咲きです。

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

 

□ 秋と言えば、たとえば、ホトトギス。

 

□ クレマチスがいつの間にか金木犀の枝に…目の高さ辺り。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

雨の中でもずっと咲き続ける、うちの庭では優秀な花。

 

□ エグランタイン(ER)の株元一帯です。

カラミンサが咲いて、左はオレガノの緑

左上方のバラは、チャイコフスキーです。

「絵」になりそうな、バラと宿根草の光景を

来シーズンは、自分なりに少しでも目指せたら…。

 

   

□ 数年前にこんなガイドブックを購入したことも忘れていました。

参考にしなくてはなりません。

 

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夏の名残りのバラ

2011年09月15日 22時00分39秒 | 白露

 

◇ ずっしり照りつける太陽、もう何日最高気温30度以上の真夏日が続いているでしょう。

  そんな中でわずかに咲き継いで来たバラたちも、いよいよお仕舞いのようです。

  庭のバラをこうしてご紹介できるのも、もうあと一回くらいかなあと思います。

  名残のバラは、庭では他に見られないような穏やかな姿でこの目を楽しませてくれました。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

9月14日の朝、きれいに開花が始まっていました。

 

 

  

 

□ 花それぞれに個性的な彩りがあって、

季節によっても雰囲気が変わります。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

夏の終り、こちらも穏やかに佇んでいました。

 

  

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忘れていた朝顔が咲きました。

2011年09月13日 22時32分20秒 | 白露

 

◇ 昨夜が中秋の名月できれいなお月様を眺められましたが、今夜の十六夜の月も大きくて東の空でお澄ましでした。

  夜になって虫の鳴く音は賑やかですが、気温はさして下がらず、明け方までは夏の夜のままに終わってしまいそうです。

  日頃からボーッとしているからか、朝顔の種まきを忘れていたのに気がついたのが7月下旬、あわてて蒔いた花がようやく咲き始めました。

  紫のやわらかな大輪が何ともなつかしく、庭に朝顔の花が戻って来たのは、はてさて何年振りのことでしょうか。

 

□ これからしばらくは庭の朝の顔です。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

□ 蕾が次々に膨らんで来ました。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte de Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

庭の香りのバラの最右翼、まだ夏のバラの続きのようです。

 

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秋の入口近くで夏のやり直しのような…。

2011年09月12日 23時28分30秒 | 白露

 

◇ このところ猛暑の9月の日々が続いていますが、9月の10日前後なんて、考えてみればまだ真夏の延長みたいなものです。

  昨日おとといの休日では荒れ放題、伸び放題の庭の手入れを考えていたのですが、こう暑くては手をつけるどころの騒ぎにはなりません。

  年を考えると炎天下で無理することもなく(バラの夏剪定が単に一週間遅れるだけのこと)、やれるときにやれるだけを…。

  私にとって、趣味の園芸はあくまでも体調を考えながらの余暇の過ごし方なのです

  中秋のバラの返り咲きを心待ちにしながらも、来年はバラの配置をがらっと変えてみようかと、そちらの方に思いが飛んで行きそうなこの頃です。

          ※ 9月10日、じいじになりました。女の子です。

 

□ ザ・ピルグリム     2011年9月10日

(The Pilgrim S D.Austin England)

 

□ 久々に爽やかな黄色に出会えました。

 

□ チャイコフスキー     2011年9月12日

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

  

□ アンブリッジ・ローズ     2011年9月9日
(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

   

□ クレマチス ・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」     2011年9月12日

(Clematis texensis 'Princess Diana')

二番花もお仕舞い、これから剪定しても三番花は無理でしょうか。

 

 

 

 

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夏も終わりに近づいて ~つづき~

2011年09月07日 23時55分27秒 | 処暑

 

◇ 昨日今日と最高気温は29度台でも湿度が低く、割とカラッとした天気で、真夏とは明らかに違うと実感できるような陽気になってきました。

  夕方頬を吹き渡る風はどこかで感じた懐かしさ、それはお盆の頃の久住高原での涼やかな風と同じ、約1か月かけて秋の気配が里に下りて来ました。

  夏の終わりの連想で懐かしいのは「夏の終わりのハーモニー」(1986年、詞:井上陽水・曲:玉置浩二)、男声デュエットだからカラオケでも歌う機会がなくて…。

  この曲みたいに三度の和音で付かず離れず、何よりロマンチックに、夏の終りのバラもそんな風に咲いてほしいのですが、そもそも9月はバラの終りの季節です。

     【2011年9月8日追記】 

           今日から暦の上では二十四節気の白露、語感からして秋の到来が感じられます。

           けさのバラの写真を少しだけ追加しました(写真の下に2011年9月8日と付記しています)。

 

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England)

 

  

2011年9月5日                 9月6日

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

                    2011年9月8日

□ 三番花、ちょっぴり花持ちがよくなりました。

 

  

□ アンブリッジ・ローズ

( Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

                    2011年9月8日

□ 涼しくなって、このバラが最も「恩恵」を受けているのかもしれません。

 

  

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

                    2011年9月8日

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

この夏、断続的ですが、よく咲いてくれました。

 

  

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夏も終わりに近づいて

2011年09月04日 21時28分01秒 | 処暑

 

◇ 台風12号のもたらした甚大な被害の報道に接する度に胸が痛みますが、皆さまのお住まいのところはつつがないことをお祈りいたします。

  私は中3のときに集中豪雨で実家が床上浸水になった経験がありまして、今でも豪雨に遭遇すると足元から得体の知れない恐怖感に襲われそうになります。

  さて、さしもの猛暑の夏も終盤となりましたが、庭の花達はとっくに最終局面、ブログ更新に至っては多忙な毎日にかこつけて消えも入りなん…そんな状況です。

  曇りがちの空の下、庭の伸び放題の草引きを始めましたが、一日では到底済むはずかなく…でも庭改造の第一歩と思い直して、ひたすらに腕を動かしました。

            ※ ここ数日の消え入りそうな花達、草茫々の中に白い花が点々と、そんな夏の終りの花です。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

 

□ グラミス・キャッスル

(Glamis Castle S 1992 D.Austin England)

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

□  ドミニク・ ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

 

  

  

  

□ …と、まあ、雑草の写真と大差ありません、けさの庭。

 

 

 

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