折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

真夏のバラ ~ 猛暑でも雨が降っても ~

2022年07月30日 21時39分39秒 | 大暑

◇ 九州の南海上から東シナ海へと抜けて行った台風5号の影響で、今日は雨が降ったり止んだりの一日となりました。

  湿った暖かな空気が南東の風に乗って吹いたせいもあって、蒸し暑い事この上ないような一日でもありました。

  こうした中でも、庭のバラは毎日どこかで咲いている感じですが、花の数は全部合わせてもおそらく10輪にも満たないでしょう。

  いつの間にか7月が過ぎ去って、もうすぐ8月に移りますが、毎朝みずみずしいバラの花に癒されながらも、猛暑の夏はまだまだ続きます。

 

                                 2022年7月25日

□ モニーク・ダーヴ

(Monique Darve S 2009 Guillot France)

たった一輪でしたが、今週はこのバラの花の咲き進む様子を楽しみました。

 

                                    7月26日

□ 花びらの中央から外側に向かって、ピンクの濃淡が美しいバラです。

 

                                    7月27日

□ 毎朝しっとりと咲き進む、アプリコット・ピンクの花は、まさに癒しのバラでした。

 

                                    7月26日

□ 南向きで最も日差しが照り付ける所ですが、深紅のバラが夏モードで咲き続けています。

 

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

5月の一番花と比較して、花びらの数がかなり少ないのですが、

黄色いしべがのぞいて、チャーミングな夏のバラです。

 

                                    7月28日

□ 前回ご紹介しました、ソフトピンクのバラが咲き進みます。

 

                                    7月29日

□ ジ・エンシェント・マリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England​)

 

□ 同心円状のカップ咲きの花は、ピンクの濃淡もあって、とても美しく感じられます。

 

                                    7月30日

□ 朝の咲き始めは、5月の一番花のようなみずみずしさです。

 

                                    7月29日

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

ゆっくりしたペースですが、毎日のように二番花が一輪ずつ咲き続けています。

 

                                    7月27日

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

挿し木苗がまる二年経過して、株の成長が著しいものは、

しっかりとした二番花を咲かせ続けています。

 

                                    7月30日

□ エミリアン・ギヨー

(Emilien Guillot S 2001 Guillot France)

明日は久々に、このオレンジ色のバラを楽しめそうです。

 

                                    7月29日

□ 少しわかりにくいですが、今年はブルーベリーが、めずらしくたくさん実をつけています。

 

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真夏のバラ ~ 一輪ずつでも爽やかに ~

2022年07月24日 12時30分15秒 | 大暑

◇ 二十四節気の大暑(7月23日)に入って、暦の上では一年中で最も暑いとされる季節になりました。

  日中の最高気温が30度前後では、暑さも一服したように錯覚するくらいですが、さすがに35度近くの蒸し暑さは最も苦手とするところです。

  今日は朝から晴れ上がって日差しも強烈で、最高気温は34度が予想されていますが、これくらいの暑さは仕方のないところで、外出は程々にしておきます。

  庭のバラ達はまだ二番花が少しずつ咲き続けている状態で、朝方にあまり涼しさが感じられなくても、バラの花に爽やかな涼しさをもらっています。

 

                                 2022年7月24日

□ ジ・エンシェント・マリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England)

二番花ですが、久しぶりに同心円状の美しいピンクの花が咲きました。

蕾もいくつか控えていますので、これから先しばらく花を楽しめそうです。

 

□ 午後になるとここまで咲き進みます。

まるで違う品種のバラのようです。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

一番花の大輪の花と比較すると、その二回りは小さいですが、

アプリコットピンクの二番花が咲きました。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

先日から、真っ白な花びらに愛らしいしべがのぞいています。

 

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

夏のバラらしく、幾分サイズダウンしていますが、

先日からこの調子で一、二輪ずつ咲き続けています。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

二番花と言えば、庭ではこのピンクの中輪がよく咲いていますが、

蕾の数からして、これから先しばらくの間咲き続けるはずです。

 

□ モニーク・ダーヴ

(Monique Darve S 2009 Guillot France)

このバラは、三番花の蕾が緩んで来ました。

 

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真夏のバラ ~ 鉢上げ鉢増しは、少しずつ ~

2022年07月21日 19時09分36秒 | 小暑

◇ 今日は早朝からとにかく蒸し暑くて、結局日中の最高気温は猛暑日寸前の34.6度、これから先しばらくはこんな毎日が続くのでしょうか。

  当地の週間予報からも傘マークはすっかり消えて、暦はもうすぐ二十四節気の大暑(7月23日)、1年で最も暑い時期に差し掛かります。

  庭のバラも二番花がポツリポツリと咲いていましたが、もうそろそろ終わると思いきや、こんな猛暑の中でも一輪ずつでもまだ咲き続けています。

  バラは春夏はかなり生育旺盛な植物、鉢植え株や挿し木苗は、現在の鉢やポットに合わないものがあって、これからは少しずつ鉢上げや鉢増しを継続します。

 

                                 2022年7月21日

□ 強烈な直射日光が降り注いでいますが、小ぶりな二番花が涼し気に咲いています。

 

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

早咲きのバラで、4月中旬くらいから花を楽しめました。

淡いピンクの濃淡の美しさは、一番花と遜色ありません。

  

                                    7月19日

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

数日前、大雨の降った朝、優しい色の二番花が咲いていました。

 

                                    7月20日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

雨が上がって、また猛暑の中で咲き続けることになります。

 

□ そのそばで、透き通るような淡いピンクの花が咲きそうでした。

 

                                     7月21日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

辺りに蕾も見られませんので、これでこのバラの二番花もお仕舞いです。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

この淡いピンクのバラは、もう少し咲き続けそうです。

 

□  ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

この深紅のバラは、夏の日差しに負けないで咲いています。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

また挿し木苗(昨年5月に挿したもの)に花が咲きました。

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.​Austin England)

かなり葉を落としてしまった鉢植え株ですが、二番花が咲きました。

 

□ 鉢が少し窮屈になってましたので、深鉢に植え替えました(鉢増し)。

(植え替える前の状態です)

 

□ 鉢増し後の画像がこれしかありません(右端です)。

残りの二鉢は、オリビア・ローズ・オースチン(ER)です(いずれも挿し木苗)。.

真ん中の株は、この春から夏にかけてぐーんと伸びましたので、今日鉢増ししました。

 

□ ジ・エンシェント・マリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England)

横に張っているような株ですが、今年大苗で迎えた株、生育旺盛です。

 

□ ベーサルシュートも伸びています。

 

□ 二番花の蕾も大きくなって来ました。

8月に入ってから咲くのかもしれません。

 

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

この二番花も開花寸前です。

 

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不思議と、一輪ばかりのバラの花

2022年07月18日 17時56分59秒 | 小暑

◇ 来る日も来る日も蒸し暑い毎日が続いていますが、今日は午後から空が曇って日差しが届かなくなってから、庭の紫陽花の剪定などをやっていました。

  その後、少しずつでもバラの挿し木苗の鉢上げや鉢増しを進めようと思ってましたのに、天気予報のとおり雨が落ちて来ました。

  真夏の日中の庭仕事ですから、もうこれくらいにしておこうと、バラの挿し木苗にまつわることは、あっさりと明日以降に延期にしました。

  猛暑の夏でも、バラの花は咲いてはいるのですが、どのバラも不思議と一輪だけの状態で、咲いてくれるだけでも感謝です(前回のブログ記事の続きです)。

 

                                 2022年7月18日

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

一番花より一回り小さいのですが、あまり遜色のない姿で咲いています。

 

□ ザ・ポエッツ・ウィフの今年5月の挿し木苗です。

一番花の剪定後の枝を挿したものです(5月中旬頃、2か月経過)。

右上に蕾まで見えたりして、そろそろ鉢上げの時期だと思います。

 

□ ブリリアント・ピンク・アイスバーグ

(Brilliant Pink Iceberg F 1995 L.Weatherly Australia)

フロリバンダ・ローズですから、いつもはいくつかまとまって咲くのですが、

なぜかこの一輪だけが咲いていました。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

これも一輪、しかも一番花より二回りくらい小さい花です。

もちろん、真っ白な花びらはすがすがしくて、しべの愛らしさも変わりません。

 

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

ほのかに香りがする、一輪の花です。

 

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

蕾も一輪、もうすぐ咲きそうです。

 

□ ホスタの花が、コロセウム・アイビーを押しのけるように咲いています。

 

□ 顎紫陽花 大島緑花

 

花の終わったポット苗ですが、今日から庭の紫陽花の仲間に加わることになりました。

先日、ブログ友さんの記事で拝見して、庭に迎えたいと強く思ったのです。

これまで、ブログで見せていただいたのがきっかけで庭に迎えた花には、

クレマチスのアップル・ブロッサムや、バラのアンブリッジ・ローズなどがあります。

この顎紫陽花は4号ポット苗ですが、1年後には成長してどんな花を咲かせてくれるでしょう。

鉢植えにするか、地植えかはまだ未定ですが、今からとても楽しみです。

 

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ポツンと咲く真夏のバラ

2022年07月13日 20時16分19秒 | 小暑

◇ すごく暑い日々が続きますが、不思議なことに身体が慣れて来たのでしょうか、1、2週間前と比べて、少しずつ蒸し暑さにも耐えられるようになりました。

  もちろん、トシのことも考えた(!?)熱中症対策から、庭も含めて戸外に出ている時間を、可能な限り短く収めるように努めています(+必ず水分補給)。

  今回の画像は、ほとんどが午前8~9時台の庭の様子ですが、晴れた日は太陽がじりじりと照りつけて、気温も30度くらいまで上がっている状態です。

  こうした中でも、庭のバラはほんの限られた株だけ、花びらの数も大きさもサイズダウンしながら、静かに咲いている姿が健気に感じられます。

 

                                    2022年7月13日

□ じっと眺めているなんてできないくらいに、眩しい光景です。

赤いバラがポツンと咲き続けています。

 

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

サイズも小さく、花びらの数も少なく…夏のバラは省エネモードです。

 

                                     5月8日

□ 5月の一番花はこのとおり、深紅の大輪の花が咲いていました。

 

                                       7月13日

□ この辺りの紫陽花は、すべて終わってしまいました。

前回も載せましたが、オレガノやアキレア(ノコギリソウ)の花色が、日に日に広がって来ました。

 

                          7月12日

□ あまりにも背高な二番花、2m50くらいのところでしょう。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

山吹色とでも言うのでしょうか。

真夏にこの深みのある花の色、優雅に咲きあがりました。

 

                                    7月13日

□ 地植えして15年以上経過した、エグランタイン(ER)です。

ベーサルシュートが勢いよく伸びています。

この株にとって、今年が株の更新の時期のようです。

左側に旧枝が2本、右端に1本(おととしのベーサルシュート)見えています。

 

                                     5月8日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

今年の一番花の様子です。

来年もまた、この優美な花を楽しみにしようと思います。

 

                                    7月10日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

もう二番花も咲き終わったかと思ってましたら、もう一輪、夏モードのバラの花です。

 

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猛暑続きの夏の庭は、花の彩りもわずかです。

2022年07月09日 19時35分03秒 | 小暑

◇ 7月に入って、二十四節気の小暑(7月7日)になりましたが、とっくに梅雨も明けていて、暦のとおりに猛暑の夏が始まりました。

  あまりに梅雨明けが早かったせいか、この先の夏の季節の長さを思うと(今やこちらは10月上旬まで真夏です!)、それだけでげんなりとしてしまいます。

  ここ数日は必ずにわか雨の降る時間帯があって、庭には適度なお湿りだったのですが、それだけ湿度が高い毎日で、蒸し暑さに我慢ならないくらいです。

  この時季は、いつもならバラの二番花がそれなりに楽しめているはずなのに、6月下旬から猛暑続きでは、蕾の段階でダメになったりで、もうさっぱりです。

 

                                 2022年7月9日

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

バラの二番花が極端に少ない中で、この花はずっと咲き続けていました。

 

                                     7月8日

□ 花びらに傷みは見られますが、2週間近く毎日のように咲き続けました。

 

                                     7月2日

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

傷みの多い二番花は痛々しかったのですが、このようにきれいに咲いた朝もありました。

 

                                     7月8日

□ 前日の夜に激しいにわか雨が降って、その翌朝にソフトピンクの花が咲いてました。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

これぞ夏のバラといった感じの、さっぱりとした二番花です。

 

□ ピンクのバラのそばに、最後の顎紫陽花が咲いていました。

 

 

 

□ 5月のバラの挿し木苗には、いくつか活着したものが見られます。

常緑のクレマチスのアーチの下、半日蔭の場所に並べています。

 

□ オレガノ

庭の一角だけ、わずかに夏の彩りが感じられます。

 

□ アキレア

夏の小花の広がりは、この辺りだけでも涼しさを感じさせてくれます。

 

6月下旬までは近くでウグイスが鳴いていましたが、今はホトトギスがメインです。

そして数日前から、蝉の鳴き声が聞こえ始めました。

 

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