折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

バラがようやく秋めいて来ました。

2015年10月30日 21時32分31秒 | 霜降

◇ 週の初めは夏日を記録する日もあって、季節が一か月近く戻った感がありましたが、ようやく10月の終わりの頃の涼しさというか、冷気を感じるようになりました。

  相変わらず雨がほとんど降らない日が続いていますが、週末土曜日曜は若干お湿り程度でも降雨があるとの予報、庭の草木が一息つけたらそれでいいとも思います。

  この時季らしい気温に戻ってから、庭のバラの開花が何となく促進されたような気がしていまして、例年より少ないながらも秋の花が咲き上がって来ました。

  平日の出勤前と言えば、まだはっきりとは夜が明け切っていないような、季節は晩秋に移る頃、やや光量不足の画像ですが、この3日間のバラの開花の様子を…。

 

                                               2015年10月29日

□ このアプリコット色のバラ、ゆっくり時間をかけて開花する季節になりました。

 

                                                          10月30日

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

時刻は6時45分、曇り空で辺りは実際のところまだ薄暗い感じでした。

数年間は不調な時期が続きましたが、昨年あたりから春から秋へとよく咲きます。

 

                                                      10月28日

□ 今年の秋の庭のバラの定番みたいに、たった一輪だけ開花しています。

 

                                                     10月29日

□  レディ・エマ・ハミルトン

(Lady Emma Hamilton S 2005 D.Austin England)

隣りの葉っぱは、ハゴロモジャスミンの葉です。

 

                                                          10月29日

□ この深紅のバラも、今のところ一輪のみ咲き始めました。

 

                                                     10月30日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

同じ深紅でも、秋のバラの方が読んで字のごとく、深みを感じます。

 

                                                     10月30日

□ ジ・オルブライトン・ランブラー

(The Albrighton Rambler S 2013 D.Austin England)

今年迎えたつるバラが返り咲いて、朝の風に揺れていました。

来シーズンはウッドフェンスに誘引したいと考えています。

モンタナ系のクレマチスのつるの上に乗っかるようにして咲いています。

 

                                                             10月30日

□ 何度も載せて恐縮ですが、うちの庭では秋のバラと言えば、やはりこうなります。

しっとりとした優しげな趣きは、この秋の花の一番の特長だと思います。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

毎年11月がこのバラの最も美しい季節だと思います。

早いもので、もう10月もお仕舞いになりますね。

 

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ほんの少しだけ秋の色に

2015年10月27日 21時33分27秒 | 霜降

◇ 今日はお昼前後には黒い雨雲が西の空から次第次第に広がって来て、午後3時くらいからはほんとに久しぶりの雨となりました。

  庭の植物にも人の心にも少しだけでもホッと一息できそうな雨降りでしたが、夜になってこの時刻にはすでに雨は上がっているようです。

  今年の秋の庭はバラの花が咲き揃うどころか、なかなか蕾すら出て来てくれない状態で、何となく気を揉みどおしの10月となっていました。

  その10月も今週でお仕舞い、庭のバラもこのままではあんまりだと、ついに思ったのか思わないのか、新芽が伸びて蕾もいくつか色づいてきたみたいです。

 

□ クレマチス シルホサ系 ウィズレイクリーム

(Clematis cirrhosa 'Wisley Cream')

先週末に小さい蕾がいくつかついているのに気がつきました。

 

□ 冬咲きのクレマチス、これから爽やかな花の色を楽しめそうです。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

このバラも返り咲きが遅れていましたが、ようやく開花が始まりました。

 

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

細い枝に大輪の花が咲くはずですが、どうでしょう。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

こちらも細い枝に負けず劣らず、大輪の花を咲かせる品種です。

蕾は二つだけですが、楽しみになってきました。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

ピュアなピンクのバラの秋を、いつも楽しみにしているのですが…。

 

  

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

毎年どちらかと言えば、11月がこのバラの季節でした。

先日から庭で唯一気を吐いている感じです。

 

□ バラの鉢元では、ヒメツルソバの野性的な桃色が広がって来ました。

 

 

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花の色に乏しい今年の秋の庭です。

2015年10月24日 21時08分50秒 | 霜降

◇ 今日は二十四節気の霜降、読んで字のごとしで、冷気によって露が霜となって降り始める頃らしいのですが、当地は最高気温25度の夏日となったようです。

  このところ雨は降らないし、朝夕の冷え込みも一服気味ですし、そのせいか、あるいは夏の終わりの台風の影響か、バラを始めとして庭の秋の花がどうも冴えません。

  それでも季節は音楽の秋、時折録画して楽しんでいるNHKの名曲アルバムでは、プッチーニの歌劇「トスカ」より、アリア「歌に生き 愛に生き」が先日放映されました。

  クラシック音楽が好きで、歌もカラオケを含めて好きなのに、オペラを楽しむことはほとんどなくて、でも誰もが知っているようなアリアは、いっしょに口ずさんでしまいます。

 

                                                   2015年10月23日

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

たった一輪、返り咲いていました。

 

□ 右側に手前に地植えしているバラですが、鉢植えも含めてこの秋の開花はさっぱりです。

 

□ 浜菊も蕾はあるのですが、まだ少ししか咲いていませんし…。

 

□ 何でこんなに秋の花が乏しいのか、不思議でなりません。

 

◇ 「トスカ」の舞台となったローマの街、第一幕から第三幕のゆかりの地を背景に、情感豊かな歌がゆったりと流れていました(10月26日(火)10時25分Eテレで再放送)。

  それでふと思い出したのが、4か月程前に申込み、事情があって1か月半前にキャンセルせざるを得なかった旅行のこと、世が世であれば(!?)今頃は憧れの地でした。

  憧れの地(イタリアではなくて…)は逃げも隠れもしませんので、こちらが元気で旅への想いを温めてさえいれば、いつでも出かけられると励みにしていようと思います。

  連休が明けてからこの2週間、休みらしい休みもなくあまりに忙しいものですから、仕事のせいではなかったとは言え、旅行との「落差」をはからずも感じてしまう週末です。

 

                                                         10月17日

□ この一週間で、オレンジ色のバラがいくつか咲きました。

 

                                                             10月18日

□ 大写しにすると、燃えるような迫力が感じられます。

 

□ パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

花期の短いバラですが、季節は秋ですから2日程度は持ちました。

 

                                                     10月17日

□ この秋元気なのは、やはりこのバラの花でしょうか。

 

                                                      10月22日

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England) 

 

                                                               10月23日

□ まだまだ蕾ばかりが目立つ木立ちですが…。

 

      

□ やわらかなピンクには、ホッと心が和みます。

不調な他のバラに代わって、たくさん咲いてほしいと願っています。

 

□ バレリーナ

(Ballerina HMsk 1937 Bentall England)

玄関先では、小さくて愛らしいバラの開花が始まりました。

 

※ 一昨年の6月のブログ記事に、歌劇「トスカ」のことをほんのちょっと触れておりました。

なつかしい光景ばかり、最後から2枚目の写真がそれです。

http://blog.goo.ne.jp/worifushi/e/b263a76a6076342d9249c52b855f2ef7

 

 

 

 

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秋のバラの走り程度ですが…

2015年10月14日 22時21分05秒 | 寒露

◇ 今年の秋のバラ木立は蕾の付き方があまり芳しくなくて、ここまでは例年になく寂しい始まりになっています。

  これも8月の台風の影響を引きずっているのでしょうが、これから次第次第に返り咲きのバラの花が見られることを期待しています。

  昨日は秋の風情の感じさせるような、しっとりとやわらかな色合いのバラが少しだけ開花していました。

  気がつけば来年のバラの仕立て方などを考える頃、特につるバラとクレマチスの誘引のことを、これからは思い巡らすことになりそうです。

 

                                                    2015年10月13日

□ 昨日の朝、秋らしい彩りのバラが開花していました。

 

                                                         10月14日

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

□ 蕾はまだそんなに多くは見られません。

 

□ お隣さんちの金木犀を背景に、今は夏剪定後の新芽がようやく伸びて来た頃です。

11月に返り咲きの花を咲かせてくれるはずです。

 

◇ 先日、孫娘のKちゃん(4歳1か月)とこんな会話をしました。

  「じいじ、あといくつで(ねたら)かえるの?」

  「一つだよ」

  「どうしてかえるの?」

  「お仕事しなければならないからだよ」

  「どうしておしごとするの?」

  「お仕事してね、お金をもらうんだよ。それでお買い物したり、Kちゃんにご本やおもちゃも買ってあげたり…」

  「Kちゃんはおもちゃとか、いっぱいじいじにかってもらったから、もうなんにもいらないよ。

   だからおしごとしないで、Kちゃんといっしょにいようよ。 おとなりのおへやにずっとすんだらいいじゃん! ばあばも!」

         ~ 地理的に近くで暮らせたらどんなに楽しいだろうと、しんみりと考えてしまいました ~

 

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辺りはすっかり秋めいて

2015年10月12日 21時28分00秒 | 寒露

◇ 9月下旬に少しだけ咲いて散ったはずの金木犀が、今度はこの時季らしく、いっぱい花をつけて香りを振りまいています。

  月の初めには千葉へ、先週末には愛媛へ行って帰り、プライベートとは言え、いささかお疲れモードです。

  バラはほんのちょっとしか咲いていないのですが、すっかり秋めいてきたこの頃の花の様子でも…。

 

                                                         2015年10月12日

□ 満開の金木犀をバックに、赤紫色したバラの大輪が一輪。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

                                                 10月7日

□ その5日前、バラも金木犀もまだ蕾の頃です。

 

                                                            10月12日

□ 金木犀がほぼ満開を迎えました。

 

                                                        10月9日

□ 3日前から香りはすでに「満開」状態でした。

 

                                                         10月12日

□ きれいな黄金色、これから秋も次第に深まります。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

秋のバラが咲き揃うのは、まだ少し先のことになりそうです。

 

□ 先日ですが、うれしい兆しが見られました。

8月下旬の台風の被害で、その3分の2を失った、クレマチス「アップル・ブロッサム」です。

太い枝が折れてしまって復活は無理と思っていましたが、瑞々しい蔓が伸び始めていました。

このまま持ちこたえて、徐々にでも蔓を伸ばし続けてほしいと思います。

 

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