折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

真夏のバラ、思い出のバラ

2020年08月22日 20時25分39秒 | 立秋

◇ 今日は最高気温が35度には届かずに猛暑日は免れたようですが、蒸し暑いことこの上なく、いつまでたっても秋の風なんか吹くことはないのではと思ってしまいます。

  今週初め頃の週間予報では、土曜日あたりは少し気温も下がるとのことでしたので期待していたのですが、あっさりと当てが外れて、熱中症予防から庭作業も諦めました。

  庭のバラのほとんどの株は、秋の返り咲きに向けて休眠状態みたいなものですが、一品種に限って三番花の終わった後の蕾を、そのまま色づくのに任せていました。

  この猛暑にも関わらずに、数日前からその花が咲き始めて、昨日今日は濃いピュアなピンクの花の色が、夏の暑さにも負けない、芯の強い佇まいを見せてくれてます。

 

                                   2020年8月22日

□ 花の数は4、5輪ですが、夏らしさの漂うピンクの中輪が咲いています。

 

                                                          8月21日

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

5月の一番花と花の姿も色合いもほぼ同じですが、

夏らしさも漂う雰囲気を醸し出しているように感じます。

この株は、挿し木苗(確か7年目)です。

 

                                                      5月26日

□ ちなみに、5月の一番花はこんな様子でした。

 

                                    2014年5月11日

□ さてさて、これは挿し木苗を最初に鉢上げした時だったと思います。

孫娘のKちゃん(当時2歳8か月)が、用土を入れてくれました。

はい、できあがりだそうです。

 

□ こんな感じで、じいじに全く手を触れさせてくれませんでした。

 

                          2014年10月7日

□ こちらは、その年の秋に鉢の用土替えをしてくれた頃です。

Kちゃんは、3歳になったばかりでした(今はもう8歳、小学3年生)。

ハーロウ・カーは、なつかしい思い出いっぱいのバラです。

 

                                             2016年5月18日

□ 株は年々次第に大きくなっていきました。

 

 

□ 毎朝1、2輪程度ですが、相変わらず夏の朝にひとときの涼を運んでくれています。

 

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猛暑下でもわずかにバラの咲く日々

2020年08月19日 21時30分10秒 | 立秋

◇ この夏、日本列島の至る所で最高気温35度以上の猛暑日が観測されているようですが、当地でも8月13日から昨日18日まで6日連続で猛暑日となりました。

  本日(19日)は最高気温34.9度で、猛暑日を免れたとのローカルニュースでしたが、そんなこと何の気休めにもならないくらい、がっくりと疲れの出る猛暑の毎日です。

  朝の早いうちの庭でさえも、こうもじりじりと照りつけられては、熱中症予防が最優先ですから、昨日も今日も30分くらいづつしか庭に出られませんでした。

  いつも水遣りに雑草引きにと、ほんのわずかの庭作業ですが、気がつけばツクツクボウシが鳴き始めて、もうすぐ「小さい秋を見つけた」そんな日がやって来るでしょう。

 

                                                      2020年8月19日

□ モニーク・ダーヴ

(Monique Darve S 2009 Guillot France)

この春に迎えた新苗ですので、秋になるまで咲かせるつもりはありませんでした。

うかつにも蕾に気がついてなくて、けさ思いがけなく開花していたのには驚きました。

(毎日ボーッと水遣りを続けている自分には、もっと驚いたのですが…)

もちろん夏バージョンのバラですので、直径5cmほどの小さい花です。

 

                                                          8月12日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

8月に入ってからでも、小さいながら毎日のように数輪ずつ咲き続けています。

生育旺盛な株ですから、シーズン終了後に地植え転向しようと思います。

 

□ この赤いバラの周りは、オレガノの花が広がっています。

 

                                                          8月15日

□ 猛暑でも、6月の挿し木苗は元気に根付いているようです。

なかなか鉢上げの作業ができないので、もどかしく感じています。

手前は、ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)です。

もう何年も前のことですが、深紅の花の咲いた初夏の美しい光景を思い出しました。

 

                                                      2020年5月12日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare2000 S 2000 D.Austin England)

昨年末に迎えた大苗(鉢植え)、この春の一番花です。

上記の挿し木苗は「保険」をかけておこうと、この株から採ったものです。

 

                                                 2014年5月23日

□ 以前楽しんだ地植えの大株でしたが、残念ながら数年前に猛暑で枯れてしまいました。

 

                            2010年5月7日

□ もう10年も前の一番花、満開のハゴロモジャスミンをバックに深紅のバラ、

とてもお気に入りの光景でした。

15年前にバラを栽培し始めるきっかけになった品種の花、思い出深いバラです。

 

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もうすぐ立秋ですが ~ バラの三番花 ~

2020年08月06日 20時50分26秒 | 大暑

◇ 梅雨が明けて待ちかねていたように猛暑の夏がやってきましたが、「梅雨明け十日」のとおり、こちらも猛暑日寸前の晴れの毎日が、かれこれ1週間程度続いています。

  子どもの頃(東京でオリンピックのあった頃)は、「夏休みの宿題は朝の涼しいうちに」が当たり前でしたが、今や夏の朝のなつかしい冷気は、もうどこにも残っていません。

  それにしても早や8月、年が明けてから新型コロナウィルス対応で緊張の毎日が続いているせいか、これまでの2020年の日々が遠くに飛んで行ったように感じます。

  今年過ぎ去った7か月余りの一日一日が、まるで去年や一昨年よりもはるかに後ろに追いやられたような、全く思い出せないような、不思議な感覚に包まれているようです。 

  さて、明日7日は、二十四節気の立秋です。

 

                                                       2020年8月5日

□ 南側の厳しい日の当たるところでも、生命力旺盛なバラの開花が見られます。

 

                                                           8月6日

□ ジ・エンシェントマリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England) 

 

□ 真夏のバラですから、花びらに若干の傷みはありますが、

さわやかな明るいピンクに、ホッと心も和みます。

 

                                                           8月5日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

いくつか咲いてくれた三番花も、アプリコット・ピンクはこれでお仕舞い。

 

                                                                8月4日

□ 真夏には、こんな真紅のバラも似合うとよく思います。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England) 

鮮やかな赤、夏の太陽に向かっています。

 

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England) 

一番花の半分くらいの大きさですが、律儀に三番花まで咲いてくれました。

 

□ 6月に鉢上げしたダーシー・バッセルの挿し木苗も、このとおり順調に成長しているようです。

 

                                                           8月3日

□ あとは今咲いている三番花と言えば、このピンクの半八重のバラです。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England) 

この品種も、夏の三番花までよく咲いてくれる印象があります。

 

                                                           8月6日

□ けさもこうして一輪だけですが、黄色いしべに明るいピンクの花を見つけました。

 

□ 何年か前は、この品種は挿し木の失敗続きでしたが、

今回はもしかしたら根付くかもしれません。

 

□ 今回の5~6月の挿し木では、このオリビア・ローズ・オースチンがよく活着しています。

そろそろ鉢上げしたいのですが、何しろ猛暑の毎日なのでその時期を迷っています。

 

                                                       2020年5月6日

□ ちなみに、オリビア・ローズ・オースチンはこんなバラ(5月の一番花)です。

 

 

□ 庭で他に咲いている花があまりありません。

それで、今回も涼しい顔した(!?)朝顔です。

 

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