Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

実験台

2009-01-26 | Weblog
 久しぶりに現役の演奏会を聴きにいった。3年ぶりくらい?バスは文句無しに素晴らしかった。みんなあんなに上手くなって・・・。贔屓なしで、一番良かったのはバス。全体としては、ちょっと辛口になるが、ちと締まりのない演奏だった。人が多いせいもあるだろうけど(それは非常によいことだが)、アマオケ特有の熱気と若さがない。一生懸命やってるのだろうけど、何かが軽い、でも優等生と呼べるほどに上手というわけでもない。時代なのか?恐らく、団員同士が非常に仲がいいのだろう。我々の時代のようなギスギス感がないから、そこからあふれ出るどす黒いデモーニッシュ(?)さに欠けるのか?周囲で聞いていた後輩も、何だか感動しない、ちょっと痛いとの意見だった。指揮者が固定でないからかもしれないが・・・。求心力って難しいものだ。

 一方、自分のほうの練習。初合奏。どの曲も難しい。それでも一応、最後まで通るところがさすがだ。皆さん、一体いつ練習してくるんだ?予想通り、指揮者から、風変わりな指示が山のように・・・。「一度やってみたかったんだよ!」。なんだか、こういうのが最近非常に多いような。実験台に使ってくれるのはそれなりに信頼の証しなんだろうか。うちはこんな団体ですというプライドもまずいし、指揮者を無駄に崇めるのも痛い。常に柔軟に。

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