Wilhelm-Wilhelm Mk2

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ハコ寝

2007-11-04 | Weblog
 箱根に行ってみた。夕食で飲んだニュージーピノが恐ろしく美味しかった。ポーラ美術館は、期待したほどではなかった。ドギュンと来た絵はモネ数枚と、化粧品容器のコレクション類だけか。先日の澁澤展覧会の衝撃の余波があるせいか、感動は薄し。なぜ、あそこに美術館を作る必要があったのか?自然破壊ということで、反対運動もあったらしい。東京に作ればよかったのに。湯元では、大名行列なんてのにも遭遇したが、前座のブラスバンドが頑張っている反面、本体の大名行列が、やる気なしのダラダラで、観光協会長が扮する「大名」が、バカ殿そのもので失笑を買っていた。箱根湯元駅の近辺には、北条家の菩提寺である早雲寺があり、重文の襖絵を特別に見せていた。水墨で描かれた竜虎や桂林の風景に見入ってしまった。昔の住職が残した古い遺言詩が飾られていた。それによると、死後墓も何もつくるなということで、現在にいたるまで歴代の住職は墓がないという。禅寺だけあって、さすがである。世間の生臭坊主どもは見習って欲しいものだ。しかし、古寺に限らず古い日本建築には本当に惹かれる。外側に廊下。内側に部屋という感覚から良いところついてくる。

帰ってきたら、小沢氏が辞職していた。まあ「ぐずぐず言うなら、お前らだけでやってみろよ!」ということなんだろ。鳩山さん、さあ今こそ名門家の「血」のみせどころですよ。管さんと一緒にお遍路にでもいってお祓いしてもらってきてください。

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