Wilhelm-Wilhelm Mk2

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鬼軍曹

2014-08-16 | Weblog
色々

・名曲:やはり名曲と非名曲では雲泥の差だ。「隠れた名曲」なんてものはない、名曲は隠れないものだ。
・老化:同世代の芸能人の劣化が著しくてびっくりする。そういう年頃なんだな。周囲の同期でも久しぶりに遇うと「うっ」とか「えっ」とか衝撃を受ける場合がある。老化を克服した人間はもちろんいない。心を若く保つことが外見に最も効果的というが・・とにかく顎の周りに肉がついて腹が出たらおしまいだな。
・アイスマン:トップガンに出てくるアイスマン役のヴァル・キルマー。主演のトムクルーズより好きだったのだが、今では面影がないほどに肥えてしまった。ビーチバレーのシーンでは、見事なマッチョ(細マッチョ)を見せてくれたのに。時間は残酷だな。



・鬼軍曹:この年になって初めて「愛と青春の旅立ち」を通してみた。中学生ぐらいのときにロードショーされた映画だが、邦題(原題はA Gentleman and An Officer)からは中身がまったく伺えないため長年放置していた。いやいや、いい映画ではないか。5つ星をあげてもいい。どの俳優も名演技なのだ。穴がない。訓練生をしごく鬼教官役が特に素晴らしいのだが、演じたルイス・ゴセット・Jrはこの映画で見事アカデミー助演賞をとっている。「フルメタルジャケット」の鬼軍曹も有名がだが、あちらは半分狂人なのに対し、ゴセットの演じる鬼教官は生徒が抱えたものを見抜いているというヒューマニティーな演出が要所にちりばめられている。俳優の演技力もあるが演出や監督の手腕だろう。主演のリチャード・ギアは今では賞には縁遠い俳優になってしまったが、この映画では実によい演技だ。一昔前の映画ではあるが、アメリカでは「出来る奴ら」がどうやって選別されていくのか、「出来ない奴」はどういう人生を送らねばならないのか、そして時代変われどやはり女性は迎えに来てくれる王子様を待っているのだという真実を如実に見せてくれる映画。防衛大の友人から防大生必見の映画と聞いていたが、なるほどと思う。
・合奏の練習がきつい。交通機関での楽器運びに加えて5時間以上立ちっぱなし。痛みこそないが帰宅すると疲労困憊である。誰のせいでもなく自己責任ではあるが、このスタイルでいつまで続けられるのか?趣味の継続に自信を失いつつある。
・隣の練習室で還暦越したおじさんたちがバンドをやっていた。待合室で話を立ち聞きしたが、ビートルズの話と年金の話でもりあがっていた。見た目も細身でおしゃれで若々しかった。年金の話が出るまでは50代前半くらいかと思っていたほど。
・昼間のテレビを久しぶりにみたらAKBが人生を語っていた。もうなんだか。
・ロック夫婦:山下久美子と布袋の元夫婦の映像。25年ぐらい前のものか。時代を感じるね。音楽にも客にも勢いがある。布袋さんはカリスマボーカルの横でギターに専念したほうがやっぱりカッコいいな。

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