goo

改組 新 第4回日展   大阪市立美術館

2018-03-09 | ア-トな話し
去年の 日展は ここ
2008年から連続して11回目になります

自分が気に入った作品だけをブログに載せています

【洋画】




天野富美男 「青年」


鍵主恭夫 「音」

特選
独自の視点で、暗い倉庫の中から黒ネコがゆっくりと出てきた一瞬のかすかな音を描いた作品。


菊池元男 「華」



北本雅己 「street」


熊谷有展 「Orange Symphony」

東京都知事賞

点描により光と空間を新鮮な感覚で表現。
母子像の親密な様子、室内の合理的な処理が相乗し、清潔な詩情を画面にもたらしている。さらに抑制された色彩の調子も効果をあげている。


小灘一紀 「伊須気余理比売(いすけよりひめ)」
内閣総理大臣賞
日本の神話を深く追求するこの作家は独特でありいつの間にかみる者を引き込む力を持っている。
今回は特に色彩も爽やかで気品に溢れ、風格ある作品。



小牧 幹 「一本松哀歌」

陸前高田の一本松ですね。祈りの象徴である金環日食を配し、天に召された人々の楽しい昔を、悲しみを昇華して描いてる。


曽 剣雄 「物語Ⅱ」


田中里奈 「Meal(食卓)」

特選
ピカソ風ですねる版画の伝統の良さと現代性を兼ねそなえた、個性的で独得の世界を創り出している。この作品はものを単純化して大胆な画面構成を作り上げ、画面に緊張感と力強さを感じさせる。



田辺知治 「有機的な夢」


寺坂公雄 「山麓冬木立」


成田禎介 「巌壁湖景」


本山二郎 「萌芽の輝き」
特選
的確な描写に加え、色彩豊かで、程よい叙情性を持つ作品である。少女から女性へと移りゆく頃の可憐さが、窓辺にとまる蝶や花に象徴されておる。


李 暁剛 「読書」


渡邊裕公 「東京待宵」
さわやかな作品ですね。待宵とは来るはずの人を待つ宵。いい感じです

【日本画】



鍵谷節子 「葡萄の丘」

小生 お気に入りの画家です。毎年感動を貰っています。


齊藤靖子 「想」
特選
京都鴨川の初夏の情景かと思われる。何のてらいもなく素直に表現された風景画に好感を覚えた。おさえた色彩に古都の爽やかな風が感じられる。


福田千惠 「アントワネット」



藤井範子 「ふたつの季」

【彫刻】


三上健治 「出演を待つ」

特選
静かで温かみのある着衣立像で出演を待つ女性の爽やかな緊張感が伝わってくる。指先や顔の表情、衣の襞にも気配りし落ち着いた好感の持てる作品である。



山本眞輔 「心の旅-風に祈りて-」

【工芸美術】

相武常雄 「舞い降りたイシュタル」
文部科学大臣賞
高さ45センチほどの作品だが、大きく感じる。イシュタルは、豊穣・愛・戦を司るメソポタミアの神だが、反面、美しくも残忍な女神でもあった。 それかあらぬか、この作品にも、高貴さと妖艶さが漂っている。身体全体にほどこした槌目跡と、そこに生じさせた緑青の濃淡が、それを際立たせる。翼の白金のような色調(表面)と金箔の色(裏面)の対比もよい。これらを、肉厚のガラス台と鏡面仕上げのステンレス台が輝かせている。

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。