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次回 朝ドラ「あさが来た」の原作 「土佐堀川」

2015-06-07 | 読書感想文
アラベスクさんのブログで、この本のことを知り、早速読んでみました アラベスクさんのブログは ここ

・良く見ている「朝ドラ」であること
・長らく勤務していた近くの「土佐堀」であること
・大阪の名門の一つ 「三井家」の話であること



今年9月28日スタートの次の朝の連続テレビ小説が、明治期に事業に奔走し、女子大創設にも尽力した広岡浅子さんをモデルにした「あさが来た」に決まった。
朝ドラ93作目で史上初めて、江戸末期からスタートする。脚本は、05年後期「風のハルカ」以来の大森美香氏で、2回目の朝ドラ担当になる。

制作統括は大河ドラマ「篤姫」を担当した佐野元彦チーフプロデューサー。

古川智映子氏の「小説 土佐堀川」が原作 

 同小説は、幕末の京都に生まれ、女性参政権がなかった明治期に、炭坑事業、銀行や生命保険事業に従事し、日本で初めての女子大設立に尽力した広岡浅子さんの生涯を描いてる。

実在の広岡さんは「かなり大きな方だったらしく、子どものころから相撲好きで、碁も打つような豪快な面もあった方」だったようだ。
 
NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主な主演者が、発表された。同作は史上初の「幕末」から始まる物語。女優の波瑠が演じるヒロイン・今井あさの姉・はつ役で宮崎あおいが出演する。
なんと「篤姫」につながった(笑)

江戸時代、大坂屈指の豪商であった加島屋は、明治維新の動乱により家勢が傾きます。その危機を救ったのが、17歳で加島屋・広岡信五郎に嫁いでいた広岡浅子です。
浅子は、七転び八起きを超える「九転十起生」を座右の銘とし、加島銀行の設立や鉱山経営に参画。さらに中川小十郎をはじめとする有能な人材を招聘し、大同生命の創業にも深く関わるなど、その手腕を遺憾なく発揮します。
加島屋を立て直した浅子は、後事を女婿の恵三に託し、女性の地位向上に心血を注ぎます。

大正8年、71歳で没した浅子は「普段から言っていることが遺言」だとして、最後の言葉を残しませんでした。 江戸・明治・大正と全力で駆け抜けた広岡浅子。


1901(明治34)年、日本初の女子大学・日本女子大学校が設立されます。

伊藤 博文
大隈 重信
松方 正義
西園寺 公望
渋澤 栄一

等々 有名人が一杯協力します。ドラマでは誰がどの役をするのかも楽しみですね(笑)

日本女子大学校の設立に尽力し女性運動の有力な支援者となった浅子は、個人としても前途ある若い女性に対する教育を惜しみませんでした。「女性も社会形成の一員であり、その女性に教育をしない手はない」という信念を持ち続けた浅子は、1914(大正3)年から死の前年まで、御殿場・二の岡にあった避暑別荘に20名程度を招き、夏期勉強会を毎年開催します。この勉強会に参加した若き女性たちは、後に政治、教育、文学などあらゆる分野で日本を代表する女性として活躍しました。

参加者の一人に

村岡花子 (1893‐1968)が居ました

矯風会を通じ浅子の知遇を得、山梨英和女学校の教師をしていた1916(大正5)年から夏期勉強会に参加。後に児童文学作家・翻訳者として『赤毛のアン』他多数の作品を世に出す。

NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主人公。繋がりましたね。(笑)



広岡浅子が創業した 大同生命(大阪) 土佐堀川から撮ってみました。

中央の背の高いビル 左側が 三井住友銀行(大阪)



土佐堀川の現状の地図です 青い太い線が土佐堀川です



土佐堀川と淀屋橋 


娘の亀子は朝子が好きだった連翹 (れんぎょう)の木を植えた。庭には黄金(きん)波が立ち、加島屋の繁栄を彩るのであった。
「しっかりやってや」亀子には、いつも遺影の笑顔がそう語っているように思えた。

追記 NHK朝ドラ 「あさが来た」のヒロイン  浅子の展覧会

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コメント
 
 
 
Unknown (☆☆☆)
2015-06-07 20:59:19
読みやすい小説でしたよね。
どんなドラマになるのか楽しみです^^
配役も気になるところです。
お勤め先がと土佐堀あたりのビジネス街だったのですね。
有名な会社がずらりと並んでるところですね。
*つぐみ*
 
 
 
つぐみさん、コメントありがとうございます (kazu_san)
2015-06-08 11:27:48
どんなドラマになるか、本当に楽しみです
 
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