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没後70年 北野恒富 展 なにわの美人図鑑 ハルカス美術館

2017-07-02 | ア-トな話し
久々のブログ更新です。ご心配をおかけました。元気ですよ
頑張ります

金沢生まれの北野恒富(きたのつねとみ)は、画家を志して17歳で大阪へ来ました。「画壇の悪魔派」と呼ばれた初期の作品は妖艶さが漂っていますが、やがて内面表現を深化させ、ついには「はんなり」の画風に到達したのでした。没後70年を記念した、大阪初の大回顧展です。
北野恒富(1880-1947)は東京の鏑木清方、京都の上村松園と並び、明治から昭和にかけて活躍した大阪の美人画家です。


巡回予定
8/5~9/18 島根県立石見美術館
11/3~12/17 千葉市美術館





星(夕空) 大阪市立美術館 蔵

青い夕空に、輝くように白い、スラリとした女性の立ち姿
花火を見ているのだろう。明るく照らされている存在感がいい





願いの糸 木下美術館 蔵

七夕の夜には、たらい(盥)に張った水に織姫星と彦星が逢えるように祈る風習があるようです。
この少女は恋の願いだろう・・・優美な仕草と憂いを含んだ表情がいいですね・・・

ショツプには「大阪限定のマルチクロス」がありました




願いの糸 (部分)
両面なので裏面は「五月雨(部分)」でした。


五月雨は前期展示の作品です
前期展示と言えばテレビでも紹介されていたこの作品が有名です



戯れ 東京国立近代美術館 蔵
カメラに手を添えてファインダーを覗き込む舞子
圧倒的な緑です

エレベーターの中でこれから美術館に行くのだろう、おばさん方がおしゃべりしてました
あの感動的な作品6/25までだってね。惜しかった。
そんなおばさま方のためにブログに載せました(笑)



ポスター原画 高島屋 高島屋資料館 蔵

ポスターもいくつか展示されていました。
この作品も高島屋の文字が入ったポスターも展示されていました

昭和4年とのこと
時代を考えると大胆ですね。



いとさんこいさん 京都市美術館 蔵

いとさん(嬢さん)とは良家の子女、こいさんとは末娘のこと
同じ柄の着物、姉の黒の着物でうつむき加減微笑んでいる、白い着物の妹は下駄を脱ぎ捨てたまま頬杖をついて寝そべっている
大阪の女は明るいね

ハルカス美術館一覧表
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