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生誕百年記念 森繁久彌展 大阪高島屋

2014-01-18 | ア-トな話し
戦後日本の映画、演劇界をリードし、2009年に96歳で亡くなった名優・森繁久彌さんの生誕100年を記念する展覧会「森繁久彌展―演じた、歌った、笑った、泣いた、生きた。―」が1月17~28日、大阪高島屋7階グランドホールで開かれている。

 森繁さんは大阪府枚方市出身1913年5月4日生まれ。「社長」「駅前」シリーズなどの喜劇映画で新境地を開き、舞台「屋根の上のヴァイオリン弾き」のテヴィエや「佐渡島他吉の生涯」の他吉などの当たり役でファンを魅了。1991年には、大衆芸能の分野で初の文化勲章を受章した。

 テヴィエ役の舞台衣装や化粧道具セット、役柄によって使い分けた愛用の眼鏡などのほか、直筆の歌詞、美空ひばりさんらの告別式で読んだ弔辞の原稿等盛り沢山だ。


叙位・叙勲・褒章は
紺綬褒章(1964年)
紫綬褒章(1975年)
勲二等瑞宝章(1987年)
文化勲章(1991年)【大衆芸能演劇者として史上初】
従三位(2009年)



国民栄誉賞(2009年)(没後追贈)

それが会場内に展示されている。
映画、舞台に馴染みのない人でも必ず知っているのが
この歌です。
『知床旅情』作詞・作曲 - 森繁久彌
 

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you tube から

会場内にも流れてました。

1.
知床(しれとこ)の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘にのぼれば
遥(はる)か国後(くなしり)に 白夜(びゃくや)は明ける

2.
旅の情(なさけ)か 酔うほどに さまよい
浜に出てみれば 月は照る波の上(え)
君を今宵こそ 抱きしめんと
岩かげに寄れば ピリカが笑う

3.
別れの日は来た ラウスの村にも
君は出て行く 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
私を泣かすな 白いかもめを

生誕百年 森繁久彌を偲ぶ、いい日でした。
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