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フェルメールからのラブレター展 京都市美術館

2011-06-30 | ア-トな話し
6/25~10/16
大好きなフェルメールが3点も京都にやってきた。
フェルメールについては、小生のホームページでコーナーを作っています。

現在世界で残っている作品は34点と言われている(諸説あるが・・・)
私が出会えたのは。内19点。全点踏破は、遠い夢ですね(笑)

「手紙を読む青衣の女」、「手紙を書く女」、「手紙を書く女と召使」の一挙3作品が来日。中でも初の日本上陸となる「手紙を読む青衣の女」は、来日直前にオランダで修復作業が行われ、あのフェルメール・ブルーが鮮やかによみがえります。
今回の京都展が、修復後世界初公開!
冒頭の写真です。
会場では照明の工夫もあるのでしょうが、パンフレットや絵葉書よりも明るくフェルメールブルーが鮮やかです。
左手前のイス?(机?)も従来は黒ぽっかっただけなのが、はっきりしました。
女性の口が少し開いていますね。音読しているのでしょうか?
きっと大切な手紙なのでしょう。


「手紙を書く女」
何回か日本に来ていますが、私は初めての出会い。
毛皮で縁取りされた柔らかい黄色のモーニングコート
手紙を書く姿勢がいいですね。髪の毛のリボン真珠の耳飾、輝く羽根ペン,どこも素晴らしい。
フェルメールのお約束通り、左側から光が当たっています。
盗み見していたのに気付かれたような感じ、「何か?」というまなざしに、見てるほうがドキッとしてしまいます。


手紙を書く女と召使
2008年東京で出会いました。
7点も一挙にやってきた展覧会でした。直前まで展示予定だった「絵画芸術」が来日中止になり急遽代わりに展示された。
前の2作と違い、少し只ならぬ雰囲気を感じます。
手前にはクチャクチャにした手紙、封緘するロウも散らばっています。
召使も近寄りがたいのか、腕を組んで我知らずの雰囲気です。

この三作がメインの展覧会です。
美術館の壁のディスプレイも、この通りです。



その他オランダ黄金期の画家の作品も多数展示されています。
ピーテル・デ・ホーホ、ヘラルト・テル・ボルヒ、ハブリエル・メツー、ヤン・ステーンといった17世紀オランダの巨匠たちの作品がです。
フェルメールの作品のイメージが浮かび、実が入りません。(笑)

そんな中、この作品に惹かれました。

ヤン・リーフェンス
机に向かう簿記係

似てますねレンブラントの作風に。
家に帰って調べると、レンブラントと共に働いたライバルとのこと。
ヤン・リーフェンス 覚えておこう。

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