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阪神 江夏の背番号28は完全数

2005-08-27 | 街角の話し
小川洋子さんの著作、「博士の愛した数式」で、突然の様に背番号28が再び輝きだした。昔から輝いていたのですが...。

完全数は、学校で習ったけれど普通の人は忘れてしまったこと。先生が江夏の背番号28も完全数と一言添えてくれれば、タイガ-スファンはずっと覚えていると思う。今は福原忍です。

完全数とは、その数自身を除く正の約数の和が、その数自身と等しい自然数のこと。
最初は6である。6 = 1+2+3 次は28。 28=1+2+4+7+14 。
あんまりないのです。
しかしながら、紀元前には、6, 28, 496, 8128 が完全数であることが分かっていた。紀元前ですよ。人類は偉い。その当時の人は江夏を知らない。

その次はなかなか出てこなかった、段々出てこなくなるのですね、次は33550336です。(笑)
普通の人には関係ないが、無限にあるのか、何故偶数だけなのか、奇数はないのかは、まだ分かってないようです。

この本は、28を江夏と関連づけたところが偉いのですが、江夏も偉かった。
1967年阪神に入団、68年には最多勝の他、401奪三振のプロ野球記録を達成。
70年のオールスターでは、9者連続三振の日本新記録を達成する。
73年8月30日(対中日:甲子園球場)では、史上初の延長戦でのノーヒットノーランを達成。このゲームでは、自身によるサヨナラホームランでゲームの決着を付けている。
76年、江本 孟紀との複数トレードにより南海へ移籍。
78年、金銭トレードで広島に移籍。
79年日本シリーズ第3戦では、伝説となる「江夏の21球」で日本一に貢献。
その後、日本ハム、西武へ移籍し1984年終了後引退。

すごい人だったのです。セ・パの両リーグでMVPに輝いています。

ちなみに巨人の28は、岡島秀樹です。
がんばれよ岡島。
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