無意識日記
宇多田光 word:i_
 



ラジオ局とのコラボもいいが、やはりここは「あたしチャンネル」の復活を期待したい。今やiPhoneひとつあれば全世界に向けて動画も音声もリアルタイムで発信できる時代である。本来ならやらない手はない。

しかしヒカルは恐らくやらないだろう。決まった時間に決まった分量だけ発信する、というタイプではないからだ。いややろうと思えば出来るんだろうけどあんまり本人としても楽しくないんだろうな。どうだろう。

だったら不定期でやればいいじゃない。"ゲリラライブストリーミング"。本人が思い付いた時にやりたいだけ喋るラジオ番組。USTひとつ設定しときゃできるだろ。殆どの時間帯が「現在LIVE配信はありません」の画面。次の放送が1分後が1年後か全くわからない。いきなり宇多田ヒカルが喋り出す。もうそのチャンネルつけっぱなしにしとくしかないよねファンは。ファンじゃない人はそんな不安定なシステム我慢ならないだろうけど半分冗談みたいなプランなので別によいだろ。

配信は映像でも音声のみでも構わない。画面に何か映すとしても顔を出す必要はなく、手相でも何でもいいし、文字を書く手元を映してもいい。生放送にアクセスしたらずっと字。これはたまらんな。ずっと宇でもあるけれど。更に下らないのはPCでツイートする為にタイピングしてる所を生中継。送信ボタンを押したらほら@utadahikaruが呟いた!―最高に下らない。

それに別に生中継でなくてよい。予め録音録画しておいた素材を不意討ちで配信したって構わない。なんでもアリである。要するに決まった時刻に決まった時間だけ放送するという従来のスタイルを捨て、宝探し的なムードを配信に持ち込むのだ。偶然遭遇できたらSo Good ! てなもんである。

ひとりでも多くのリスナーを得よう、という時にこの手法は絶対ダメだ。いちばんいいのは人に習慣を植え付ける事。惰性に持ち込んで「なんだかみないと落ち着かない」所まで持っていければ御の字杓文字である。サザエさんや水戸黄門みたいにな。

しかし、ヒカルの場合は大概の場合ファンは飢えている。積極性というと違う気がするが、あんまり満腹感は得られない。その渇望につけこめるし、何より元からレアキャラ扱いである。そんなに目立ちたがりの性格でもない。今だって自由気ままに日々のツイートを繰り返しているのだからストリーミングだって自由でいいだろう。「あーだりぃ」の一言だけで放送を終えてもいいし、いきなり気合いの入ったスタジオLIVEを中継してもいい。チャンネルは開かれている。誰でも寄ってらっしゃい、でも、いつになるかわからないよ?―いやはや、ただの"いつもの宇多田ヒカル"である。何の問題もない。我々は寝不足になる事確実だが。もちろんアーカイブス放送はなし。ナマ一発。どうせ誰かが録画してつべったりにこったりするかもしれないがそれはそれ。

いろんな所からのゲリラストリーミングが考えられるが(梶さんの結婚式の二次会とか…ないか)、いちばんインパクトが強いのはLIVEの真っ最中にステージ上でiPhoneを取り出す事だろうか。皆「今頃はどこどこでLIVEかぁ」と行けなかった溜め息をついている時にいきなり生中継。これはギョッとする事だろう。しかしこれは禁じ手にしておくべきかな。ツアーだと引っ込みつかなくなっちゃうもんね。それ以上に、舞台上って大抵圏外かな…。


とまぁ妄想は広がりまくりんぐなのだが、昔Utadaでボイスメールを配信するといってそれっきりだったので、その罪滅ぼしにひとつどうですかねー光さん?

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