先週はニッケルバック&ガンズという両超大怪物の新譜を聴いていた。片や産業音楽史上最強プロデューサを擁したバンド最高傑作、片や14年14億を費やしたロックアイコン入魂の1作で、間違いなく世界中を震撼させているであろう前評判に違わぬ甲乙付け難い出来だったのだが、こと時代性市場性を離れた普遍的な楽曲の強さという点で比較した時、どちらのアルバムよりもHEART STATIONアルバムの方が曲が揃っていると感じた。ロックを聴いて育ってきた耳からすれば、もし贔屓目があるとするなら寧ろ両雄に対してになる筈なのに。思わず「思えば遠くへ来たもんだ」と呟いてしまったよ。
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