先に光が最後に触れてる音楽メディアの話を。ダウンロードかCDかの購入方法の違いは思い入れの差だとか、メディア自体は変わっても"手に取る音楽はなくならない"だとか歳の割にアナログ世代な発言。光なら「当時のLPを忠実にミニチュア再現した紙ジャケでの再発に血眼になるロックファンの気持」もわかってくれそうだ(笑)。かくいう僕も、アナログどころかオープンリールまである家で育ったので各々の音楽メディアの風情は知ってるつもり。CDも当初は温かみがないと言われたけど、ソレで音楽に親しんできた世代にとっては前の世代のアナログレコードに対する思いと同じ思いがちゃんとあるんだよね。
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いつも拝見させてもらっています。
同じヒッキーファンとして管理人様の鋭く深い宇多田ヒカルに対しての考察には本当に感嘆します。
ここまでの宇多田オタク(無論誉め言葉)は他に見たことがありません。
そこで今回Youtube上に流出したHEART STATIONの音源流出についてご意見願いたくコメントしました。
うp主はヒッキーの家?から盗んだとコメントしていますが、その真意に関わらず許せません。
違法コピー撲滅のバナーが張られた直後の事件ですので・・・管理人様の意見の考えが聞きたいです。
ちなみに僕はまだ聞いていません。
他の人がEMIへの通報済みだそうですので、もしかしたら削除されているかも知れませんが。
URLです。
http://jp.youtube.com/watch?v=FaplYFwn9yA
確かに、宇多田ヒカル考察サイトとしては過去最大文字数&更新回数だと思います♪
内容も伴っている、と評してうただけるとなると、これは望外の喜びですけどね(^^
で、音源流出の件ですが。
正確な情報がないので、なんとも判断しかねるのですが、
解禁直前の流出は、可能性としては考えられることですね。
各ラジオ・ステーションには既にサンプル盤・プロモ盤が配布された後でしょうし、
そこから何かのテチガイによって流出するケースは多々考えられます。
しかし、今回の場合は、なかたにさんがコメントしてくれたように
http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary/d/20071227
昨年の時点で音源が流出していたようですね。
そのときも書きましたが、もしかしたらまだ完成前の音源だったかもしれません。
タイミングとしては、ありえます。
そして、今回はっていただいたyoutubeのUP主の方が「盗んだ」と書いている、
とのことですが、メッセでの寸劇や、バナーの貼られたタイミング等考えると、
今回のHSSGシングルの発売前には、いろいろととても表沙汰にできないような出来事が
幾つも潜んで、、、いや、妄想はここらへんで止めときますが(汗)。
ネットがこれだけ網羅的に普及してしまった以上、
こういった事件が起こることは避けがたいでしょう(幾ら避けたくても)。
特に、リスク管理を一歩誤ったときの損害の拡大が物凄いスケールと
スピードなものですから、なかなか少数の人間の体感速度では追いつけない。
そういう、20世紀とは全く違う環境の変化の中で、
アーティストの権利なり財産なりを護っていくのは大変なことになるでしょう。
といっても、今の世の中、その状況を整理整頓するグレイトな智恵を
携えた人は、おりません。したがって、実際には悪気はない同士なはずなのに、
いつのまにか音楽を愛し携わってるひとたちがいがみ合う空気になる。
本当は、どの人も楽しく音楽を味わっていたいはず。
ただみんな、不器用なだけなんです。どうしたらいいかわからない。
それは、今のところどうしようもない。あと4年以上はこの状況は続くでしょう。
でも、「どうしたらいいかわからないだけなんだ」と自覚するだけでも、
この大変な状況の中では、凄く身が軽くなることかと思います。
法律やら技術やら難しいことはわかりません。
でも、渦中にいても一歩引いて、冷静に初心に還れるだけの視野の広さと心の余裕、
それにセンス・オブ・ユーモアは、なるたけ心においておきたい、そう思っています。