無意識日記
宇多田光 word:i_
 



動きを最小限にしつつ最大限の効果を得ている。象徴的なのがサビで8回"ComeBack"と繰り返す中6回目だけ半音下げてくる事だ。手法自体は在り来たりもイイ所だが、常套手段を印象深いモノにする方が新奇さで耳を引くより遥かに難しい。思うに、コレはKeepTryingでの経験が活きているのではないか。あの曲を聴いた時誰しもサビのコードに対して"そう動くか!"と驚嘆した筈だ。CBtMではその種の"驚き"は少ないし、音の動きも小さいが、Popsとしての印象度ではキプトラ以上と思うが如何だろう。過去に衒気スレスレの挑戦を成功させた経験が今回の王道曲に活きているとみる。

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