無意識日記
宇多田光 word:i_
 



超越的な視点と日常的な視点が交錯するのが特徴だ。よく触れるのはPassionSgVrだが、初期でもGiveMeAReasonはどうだ。サビに"法則"や運命"がサラリと出てくるし、"やっとみつけた答えは~からかわれてるみたい"のパートも大きな力に翻弄される姿を描いている。"(ヲー!)"と威勢よく僕ら目線で決意を語っておきながら賢者を訪ねてコチラでも答えを得られない。物語を眺める視点を歌詞に複数持ち込むのは、自身を外から眺めるプロデューサ気質の反映そのものだろう。つまり光の詞のスタイルはプロデューサとしての視点抜きには語れないのである。テーマの眺め方からして違うのだ。

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