無意識日記
宇多田光 word:i_
 



光の性格/人格はこの10年変わり続けてきた。勿論魅力の核は変わらず輝きを増し続けているから私も何も考えずこうやってミニコラムを書いていられるのだが、その性格の変遷の軌跡は決して一直線ではなかった。然し1ッ言えるのは、俯瞰で見た場合"音楽家として成長する方向"に光の思想や世界観が発展してきたという事だ。"喜5gも悲5gも同じ5g"なんてその最たる哲学で、確かに音楽の世界では喜の歌も悲の歌も各々に感動的だ。でもソレを実生活にも敷衍するだなんて凄すぎる。全身全霊を賭け続けたその姿が日常に、普通になった26歳の作る音楽。新作迄後3週間だ。

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UU06の映像を大胆に使った演出は、多様な層を大ホールで楽しませる趣旨で為されたと推測するが、元を辿れば050223NYショウケースが原型だ。UU06は曲がヒカル主体だった一方で視覚面はUtaDA主導だったのである。仮に米ツアーがあるとしてキリヤン不在でどんな方向性を選択するか。音楽的にも、ロックバンド形態をとれたEXODUSの曲(のうち半分だが)だけでなくTheOneの"メインストリーム(即ちTop40)スタイル"も演奏するのだからまるきりイチから考え直す必要がありそうだ。インタビューで2ndをDebut盤とカンチガイされていたが、ツアーは初なんだから1stアルバムのフリをしてTheOneの曲だけを歌うのもアリだな。

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