片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

雨上がって歩行訓練、雨に濡れた芝生感触愉しむ!「防災公園」

2014-12-29 12:37:58 | 「リハビリ」

一晩降り続いた降雨、12月29日午前9時にフィリピン付近で台風23号が発生しました。名前は「チャンミー」。韓国が用意したバラ(花)の意味です
中心気圧は1000ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は18メートルです。1時間に10キロの速さ(自転車並みの速度)で西北西へ進んでいます。
今日の兵庫県は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、北部では夕方から雨や雪となるでしょう。(tenki・jp)

平成26年は、円安やビザ要件緩和などの要因もあり訪日外国人が急増し、今月22日に年間1300万人を突破。
10月から訪日客向けの免税制度が拡充されたことで、1人当たりの消費額も増加したようだ。中国を中心とした外国人の旺盛な買い物意欲が、減速感がみられる国内消費を下支えしていることが裏付けられた形だ。(産経新聞)
          

         
         
9:00 本年最終月曜日、午前勤務N先生納めの鍼灸治療受診に「むくの木の森」訪れる。
雨雲が上空一面覆う中、アヴェルデマンション2階へ至る階段を手摺を使わず杖を頼りに登り切る。
本年鍼灸治療受診効果は三つ、①仰向き姿勢睡眠が可能となる ②左肩関節痛み解消 ③杖の階段歩行。

年内最終日は、流石に患者さん多く暫し待合室待機、最近疼痛を感じる右足脹脛の硬直筋を右手で指圧・揉み解しながら待つ。
麻痺左足を庇って右足1本に頼り切る日常生活10年の悪影響が酷使する脛骨筋・脹脛筋に現われたと推察している。N先生仰臥姿勢の体に、左右両足・左右両手・顔面・頭頂へ「鍼」を打って、顔・頭以外にお灸を据えられる。
全て一連の手技動作が素早く、無駄な動きが無いのが特徴、ゆっくり余韻を愉しむ間も無く「うつ伏せ姿勢」の指示。

頭は枕へ、顎はクッションに埋めての窮屈な姿勢も一時過ぎれば安楽姿勢へ変身、両肩・首筋へ置きバリしたままでマッサージ。N先生馬乗り姿勢で両手を重ね「頸椎」~「脊椎」~「尾骨」に到る寛骨を”ひとつ ヒトツ”上から軽く押し込みながら「スッ」と力を抜いてかれる。
全身左麻痺からくる歪矯正の「整体」と思われるが軽い感触が心地よく全身に伝わってくる。
仕上げは麻痺左上肢のストレッチ、麻痺左肘関節の硬直緩和、先生に掛かると運動神経の遮断された関節をいとも易々左右に回転させられる。
もっとも硬直した伸展筋を伸ばすだけに瞬間的な「激痛」を伴う。
肘左右回転の後は肘を直角に曲げる強制ストレッチ、右手は簡単に曲がるのに機能マヒの左手は額に「脂汗」が滲む位の激痛を伴う。
           

           

           

           
帰途、県道115号線を降って、晴れ間が広がる「末広公園」へ、歩行訓練を兼ねて車を駆ける。
阪急電車「逆瀬川駅」周辺は、スーパーマーケット「コーヨー」・「コープ」・「イカリ」の3店舗が所在するだけに迎春生鮮食料品を買い求める車の殺到で大混雑の様子。

防災公園「末広公園」北側を流れる武庫川(2級河川)、源流部では武庫川は小川だが、谷筋の田圃の間を流れながら周辺の山から流れ出る水を集めて次第に大きくなり、山間を湾曲しながら三田盆地に入る。
三田盆地を抜けると急に山間部に入り、武庫川渓谷となる。
渓谷入口で合流する支流の
船坂川流域には鎌倉峡のような峡谷があり、百丈岩などの巨岩が聳える。
渓谷を抜けると、宝塚市内で
大阪平野に出る。
この大阪平野への注ぎ口は扇状地のようになっている所が眼前の流れだ。

           

          

          

流石にアト2日に迫った歳末を控え、少年野球・サッカーの練習も無く、武庫川の流れは穏やかに河口へ向けて流れれている。
公園内芝生は、適当に濡れていて足裏に感じる感触は優しく膝への負担は柔らかい。

杖を出来るだけ前へ着地せしめ、杖に体重を掛けながら大きく右足を踏み出し、次のステップまではギリギリ体重を残すことを意識して歩行訓練に努める。
スムースに流れるとエネルギー消費も少なく、スピードアップにつながる。
雨上がりのせいか公園内は人が少なく、大型遊戯機器周辺も子どもさんは見られず、毎年見られる凧揚げ風景も見られないのが淋しい。