トシの読書日記

読書備忘録

無頼にして市民

2006-11-12 02:37:59 | や行の作家
山口瞳 男性自身シリーズ「巨人ファン善人説」読了。

このブログを初めて3ヶ月が経つが、山口瞳が登場するのは初めてである。

なにをかくそう、私、山口瞳の大ファンなのです(苦笑)
今、書棚にある山口瞳の本を数えたら、61冊ありました(笑)人に差し上げたものもあるので、70冊くらいは読んでいるものと思われます。

しばらく山口瞳から遠ざかっていたので、ここらで読まねば、と思って手にとった次第です。

本書は、週刊新潮に連載していた男性自身シリーズのひとつで、このシリーズにはずれはないですねぇ。というか、山口瞳の小説、エッセイ、すべていいんです。

山口瞳・・・一言でいえばタイトルに表されると思われます。とにかく、まっすぐなんです。読むと姿勢が正される思いがします。

これからも、定期的に読まねばと思った秋の夜更けでした。


今日は仕事を休んで、ひがな読書。買い物に出たついでに本屋へ寄る。

購入本

小川洋子「アンネ・フランクの記憶」
久世光彦「むかし卓袱台があったころ」
嵐山光三郎「寿司問答 江戸前の真髄」
筒井康隆「日本以外全部沈没」
泉麻人「ありえなくない。」

「アンネ・フランク・・・」は、「犬のしっぽを撫でながら」を読んで、欲しいと思っていたのをやっと見つけて。
「むかし卓袱台・・・」は、なんと、書店員にすすめられて買いました(笑)
「寿司問答・・・」は、山口瞳つながりということで。
「ありえなくない。」は、なんとなく買ってしまうんですね(笑)泉麻人。

未読本がたまる一方です(苦笑)

コメントを投稿