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EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ラッキー・マン シングル 国内盤

2012-08-29 17:05:54 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキー・マン シングル 国内盤


画像 ジャケットはよく知られていると思われますので省略。
代わりに裏の説明を載せます。


当時、リアルタイムでこのバンドに出会った人、
このシングルレコードを購入された人達は、
どんな思いでこの音を迎えたのであろうかと思います。

当時の人達で、
シングルレコードを購入した上に、
さらにアルバムを購入された人はどのぐらいいたのでしょう。

私が「ラッキー・マン」を最初に聞いたのは、
1977年の夏でしたね。

それはファーストアルバムを購入したからです。

アルバムは「未開人」から始まるわけですが、
最初に入手したアルバム「恐怖の頭脳改革」との曲調の違いを感じながら、
「何度も聞いていれば、これも恐怖の頭脳改革のような愛聴盤になるかも知れない。」
と思いながら聞いていました。

その中で、
もっとも入りやすい曲だったのが、この「ラッキー・マン」。

ラッキー・マンをアルバムに収録するにあたってのエピソードは、
キースとグレッグによっても異なるようですが、
キースは自分の率直な気持ちを述べているように思いますし、
グレッグは結果オーライ的なコメントを述べている感じもします。

故ムーグ博士は、MAR Y SOLを生で見て、
「この曲からロックシンセのすべてが始まった。」とキーボードマガジンのキース・エマーソンインタビュー連載時のコラム欄で述べていたように記憶しています。

グレッグの個性にシンセの黎明ともいえる音が雄叫びをあげる、
2つの個性が違和感なく融合している感じが、EL&Pの凄さなのかも知れません。

EL&Pというバンドのそれ以後のアルバムの内容構成みたいなものが、
この曲の収録によって、決まっていく感じがありますよね。

キースは90年代のインタビューで、グレッグのアコスティクナンバーに対してあまり好意的な見解を持っていませんでしたが、
さらに年月を経た時のインタビューにおいては、
自分自身がEL&P用に作った曲がすでに出来上がっており、
「後はグレッグがバラードを作ってくれればアルバムが出来るんだ。」
みたいな事も言っていましたね。
キースの中でも「EL&Pのバンドとしてのアルバムらしさ」が、グレッグに近づいてきているように映りましたね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関連した品物のあれこれを、思い出、感想、気ままな意見と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
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2012年8月29日 yaplog!

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