音楽専科 1981年 1月号
音楽専科誌は、
カラー・グラビアが載っているもので、
取り上げていない雑誌がまだ数点あるのですが、
自宅に残されていなかったので、
古雑誌を買い求めている途中です。
本号が出た頃は、
ミュージックライフ誌においては、
バンドとしては存在しなくなっていたEL&Pを、
取り上げる事はないだろうと思っていたので、
書店で立ち読み等もしなくなっていたように思います。
音楽専科誌の方は、
まだまだキースに対する期待もあったようで、
カラー・グラビアで取り上げていたという事が、
ネットをやるようになってから知ることができました。
本号のレコードレビューのコーナーに、
「インフェルノ」も掲載されているので、
「いよいよキースが始動した」
という受け止め方をされていた事もあり、
カラー・グラビアで取り上げる事になったのでしょう。
この頃の音楽専科誌のレビューは、
星を何個つけるかという、
音楽評論家の採点のようなものも、
くっついています。
4つ星で最高のようです。
キースの「インフェルノ」は、
クラシックにつき「採点不能」と表記がされていて、
星もついていないですね。
ちなみに、
ジョン・アンダーソンのセカンドソロアルバムのレビューもあり、
著名プログレバンドの中心的な存在が、
新たな活動をし始めたような感じで捉えられていた頃なのでしょう。
このキースのグラビアの次の頁が、
ポリスの3人のメンバーが写った、
カラー頁。
「最強のザ・トリオがもうすぐ」という見出しが付けられています。
ヤフコメで見たのですが、
ポリスが大好きな人達は、
ポリスが「最強のトリオ」であるという表現に、
何の疑いも持っていないようです。
キースのカラー・グラビアの次の頁に、
こんな表現をして、「ポリス」を載せるあたりに、
「EL&Pは過去のバンドに過ぎない」
という編集側の認識が伝わってくるようであります。
ポリドールレコードの「インフェルノ」の広告も、
こんな感じ。
レインボウのライヴにおける、
最後のコージー・パウエルの音源が入ったレコードの宣伝に、
脇に追いやられてしまいました。
まさか、そのコージー・パウエルと、
何年か後にバンドを組む事になるとは、
誰1人思っていなかったと思います。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
本筋で無くてスミマセンm(_ _)m
ロッドは世紀を越えても、
ニューアルバムの売り上げが確保できる、
本当に息の長いミュージシャンになってしまいましたね。