goo blog サービス終了のお知らせ 

EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ANOTHER HOLE IN THE WALL / PINK FLOYD TRIBUTE BAND

2017-02-24 08:48:04 | Keith Emerson参加作品関連
ANOTHER HOLE IN THE WALL 
PINK FLOYD TRIBUTE BAND


キース・エマーソンが参加したピンク・フロイドのトリビュートアルバムに関しては、
CDの盤面を一度だけ取り上げた事があります。

そのCDに関しては、キース参加の曲は、1曲ないしは2曲程度だったと思います。

本日取り上げるこの品物に関しては、
曲ごとの参加ミュージシャンを見ると、
キースの名前がSIDE Aの全6曲に記載されています。

レコードとCDが密封、同梱されており、
レコードのレーベル面の部分にCDが配置されています。

ロシアの会社の企画によるものらしいです。


薄いビニールで密封


CDを取り外した状態

ジャケットにあたるのは、
比較的厚みがあるビニールスリーヴです。

そのビニールスリーヴの中に、
楽曲名と参加ミュージシャンが印字された、
透明なシートが入っており、
シートの中央部分にCDをセットする凸部があります。



エイドリアン・ブリューの名前も、
キースと共に掲載されているのですが、
このようなトリビュートアルバムの場合、
オーバーダビングをして制作している事もあり、
参加ミュージシャンが同時空間で一緒に演奏したかどうかは、
当事者にしか解らないところがあります。

但し、エイドリアン・ブリューのキース追悼コメントの中に、
2016年に一緒に演奏をする話も持ち上がっていたようなので、
ひょっとしたら、
このトリビュートアルバムを制作する時に、
お互いに顔を見合わせる機会があって、
意気投合したとも考えられます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


「ALPHA III」の「THE ALEPH」について

2017-01-20 13:56:51 | Keith Emerson参加作品関連
「ALPHA III」の「THE ALEPH」について


ペラ紙ジャケットを、
ケースから取り出して写す


「ALPHA III」というのはブラジルのマルチ・キーボード奏者である、
「AMIR V・B・CANTUSIO Jr」(Amir Cantusio Jr.)によるシンフォニック・ロックバンドとの事。

音を聴いた限りでは、シンフォニック・ロックバンドという表現が相応しいかは、
解りません。
ディスク・ユニオンでは、エレクトロニクスユニットという言い方をしていますね。

また、国内盤がリリースされていないようなので、カタカナ表記が存在していないのではないかと思っています。

「Amir Cantusio Jr.」氏が、キース・エマーソンを敬愛しているような記述が、
ネット上を検索すると出てくるのですが、
ある海外の通販サイトでは、89年作このプライベートアルバム「THE ALEPH」にキース自身が、参加しているらしい記述があります。

もともとは、アナログ盤だったようですが、これをCD化するにあたって、
日本のガーデン・シェッドが支援しているらしい内容が、
2ッ折りペラ紙ジャケットの内側に記載されているのですが、
その中に「keith Emerson」の名前を見つける事はできませんでした。

晩年のキースは、他のミュージシャンのトリビュートアルバムや、
あまり著名でないミュージシャンのアルバムに1曲のみの参加というケースもありましたが、
その場合、キースの名前がしっかりと入っているのがほとんどかと思われます。

1989年頃で、しかも、プライベートアルバムとなると、
名前を秘す必要があったとも考えられます。

それで、音の方はどうかというと、もし、キースが参加しているとした場合、
このフレーズを弾いているのではないかという箇所が確かにありましたね。

間違いないとまでは言い切れませんけど。

EL&Pマニアであれば、さらに詳しい情報を知っているのだと思いますが、
私は、この情報を知ってから、昨年、廃盤の中古のCDを入手するまで、
5年ぐらいかかりました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
応援ポチをお願いします。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


FREE CREEK 英国盤 2枚組

2015-06-22 16:25:03 | Keith Emerson参加作品関連
FREE CREEK 英国盤 2枚組


2012年の8月2日に取り上げた、国内盤のオリジナル英国盤と思われます。

ジャケットはほぼ同じと思われますので、
以前に載せなかった部分を撮ってみました。


ダブルジャケットの内側





インナースリーブの表記
とレーベル面


このアルバムは販売店のサイトによると、
カリスマレーベルから、73年に発売されたもののようですね。

私が中学3年か高校時代に求めたのは、
廉価盤でしたので、
ミュージックライフ誌の広告などを見てみると、
英国でリリースされたあたりに、国内盤もリリースされたようです。

ある夜のセッションとの事なのですが、
エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ミッチ・ミッチェル等が、
仮名で参加しているということで、
単なるヒット曲の寄せ集めのオムニバスアルバムではないところが、
魅力になっているわけです。

とはいえ、
2006年にCD化されているわけですが、
そちらの方を開封して確認していないので、
私の中での全体的な印象は遙か彼方にあります。

ディスクユニオンでは、
「まとまった構成の練られた意外な佳作」と表現しています。

少年の私にとっても、散漫な印象は感じなくて、
とても大人の雰囲気が出ていたように思います。

以上。

更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチっとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村



シークレット・ウェポン ハワード・リース

2014-11-12 15:33:29 | Keith Emerson参加作品関連
シークレット・ウェポン ハワード・リース



キース・エマーソンがこのアルバムの4曲目に参加しているという事で、
興味を持ったアルバムです。

私はこのハワード・リースという人に関して、全く知らなかったのですが、
ハートのギターを長きにわたって務めていた方のようですね。

ハートに関しては、70年代に従兄弟がアルバムを持っていたのを見た事もありますし、
時々、ラジオで流れる曲は決して悪くなかったのですが、
アルバムを買おうという気持ちまでは起きなかったのでした。

プログレ畑のミュージシャンもろくに知らないので、
ハートのアンとナンシー姉妹の名前ぐらいは知っていたにせよ、
アルバムも買わずにその他のメンバーの事を知りたいと思うわけもなく、
現在にいたっています。

よく解らないのが、このハワード・リースとキースの接点ですね。

それで、その4曲目なのですが、
作曲はハワード・リースで、
演奏は比較的スローなテンポのキース・エマーソンのピアノのみ。
時間は40秒というとても短いものですね。

時間が短いとはいえ、
キースのピアノの演奏でのみ1曲仕上げるというわけですから、
その辺りにハワード・リースのセンス、
あるいはキースへの敬意といったものをとても感じますね。

他のギタリスト等と一緒に演奏して、
キーボード音がかき消される事もなく、
キースのピアノ音が鮮烈に響くわけです。

アルバムを通して聞くと
歌物やインストのロックで埋められているわけですが、
その中でも異色の曲になっていますね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


TempestのCD「Turn of the Wheel」1996年

2014-10-14 11:27:47 | Keith Emerson参加作品関連
TempestのCD
「Turn of the Wheel」1996年



CD盤
ジャケットを家に忘れました
近いうちに載せます


テンペストと聞くと、
プログレファンは、
ジョン・ハイズマンとか、アラン・ホールズ・ワースが在籍していた、
70年代のバンドを連想されると思いますが、
そのテンペストではありません。
(もっとも、私はバンド名とこの2人の名前ぐらいしか知らないわけですが)

ジェスロ・タルを連想させるような、英国のトラッド調の独特のメロディーが特徴のバンドですね。
但し、バンドのメンバーは米国のようなので、嗜好が同じメンバーが集まって、
英国調の音楽を奏でているという事なのだと思います。

このアルバムの1曲目にキースが参加しています。

参加の経緯は全く解らなかったわけですが、レーベルが「Magna Carta(マグナカルタ)」との事で、その人脈つながりでの参加なのでしょう。

英語表記を見つめると、全編に渡ってロバート・ベリーが積極的に関与しているようなので、
そのつながりで、箔を付けるために、キースに1曲だけ参加してもらったという見方もできますね。

ロバート・ベリーってマグナカルタの専任アドバイザーでもやっているのか、
ひょっとしたら、リリースする商品に積極的に関与できる立場にあるのかも知れないです。

バンドを見つけて来たのも、ロバート・ベリーかも知れないし。

その1曲目を聴いてみたのですが、
冒頭の語りのバックで流れている、
クリスマスアルバムを思い起こさせるキーボードの音が、
キースっぽいですね。
曲全般に渡って弾いている感じではありませんでした。

アルバム全般としては、
とても聴き応えのある演奏をしています。
一般的にプログレと認識されているものとは、毛色が異なる感じの音楽ではありますが、
英国調の独特の色彩を放ちつつ、技巧的な演奏をしている感じですね。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


LED BOX Ultimate Led Zeppelin Tribute 2CD 未開封 

2014-09-02 10:43:46 | Keith Emerson参加作品関連
LED BOX 
Ultimate Led Zeppelin Tribute
2CD 未開封
 



レッド・ツェッペリンのトリビュートアルバムは幾つか出ているのだと思いますが、
これはキースが演奏した「ブラック・ドッグ」が入っているトリビュートアルバムです。

ツェッペリンのオリジナルのCDをこのブログで取り上げた時に、
2005年のキース・エマーソンバンドの来日公演を思い出しながら、
「滅多に来日演奏しないキースが、
何で聖地エルサレムも演奏せずに、
ブラック・ドッグを演奏しなくてはならないのか!」
みたいな不満を述べた事がありますが、

このトリビュートアルバムに参加するための下地にはなったと思うので、
キースの参加アルバムが一つ増えた事につながった事は確かですね。

DISC2にキース参加の曲があるわけですが、
その前後がプログレ勢で固められているのが解ります。



先般のドアーズのトリビュートのように、
まだキースの演奏を一度も耳にしていない参加曲は、
すぐに開封して聴いてしまいますが、

2005年のキースの来日ライヴで聴いてしまったものですから、
急いで開封したい気持ちもあまり起きずに、
「まぁ、そのうち開封しよう」
と思っているうちに何年も時間が過ぎ去ってしまいました。

そうしているうちに、
ジャケットが異なるヴァージョンも発売されたりしたようです。

このアルバムの箱には、
参加ミュージシャンの出身バンドが列挙されていますが、
ELPも辛うじて載っていますね。

特にABC順というわけでもないようですが、
YESの上にELPがあるという珍しい配置とも言えます。

これもまた制作者の好みによるものかも知れません。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


ドアーズ トリビュートCD 「Light My Fire」

2014-06-26 13:29:06 | Keith Emerson参加作品関連
ドアーズ トリビュートCD
「Light My Fire」




amassで先般紹介されていた、
ドアーズのトリビュートCD、
「Light My Fire-A Classic Rock Salute To The Doors」。

紹介文のカタカナ部分だけを読むと、
参加ミュージシャンの関連バンドとして、

ディープ・パープル、
ドリーム・シアター、
イエス、
レインボー、
MR.BIG、
フォリナー、
マウンテン、
ムーディー・ブルース、
ウィッシュボーン・アッシュ、
ザ・カーズ、
ユーライア・ヒープ、
ヴァニラ・ファッジ、
ニューヨーク・ドールズ、
ホークウインド、
グランド・ファンク・レイルロード、
テン・イヤーズ・アフター
が挙げられており、

ELPの名前が見あたらないのと、
このところ、6枚組ボックスやら、3点セットやらの購入も重なっており、
プログレ系ミュージシャンが多く名を連ねていても、
ELPの名前がないなら、スルーしたいところです。

しかし、
英語で記された収録曲をつぶさに追っていくと、
Keith Emersonの名前が見あたります。

「うっかり見落とすところでした!解って安心!」

と言えば良いのでしょうが、
カタカナで紹介する文章にELPが掲載されていなかった事は、
執筆者の見落としなのか、意図的なものなのか、
とても気になるところではあります。


シール部拡大


プラケース裏
最近は某書籍のように、
キースの名前の前に、
イアン・ギランの名前があったりする


キースはこのアルバムの7曲目「People Are Strange」で、
「ザ・ベスト」の旧知のメンバーである、
ジェフ・バクスターと共に演奏をしています。

曲はヴォーカル抜きのヴァージョンにしていますが、
単にドアーズの曲を演奏するというものではなく、
後半部において、ELPファンの心をグッとつかまえる仕上げにして終了という感じにしています。

こうなると、ドアーズへのトリビュートとして曲を演奏したというよりは、
ドアーズの曲を使用して、
自分のファンへのサービスを行ったという感じがしないでもないです。

イタズラ小僧!キース!

他の曲群は、プログレ系の参加者が多いけど、
キースほどいじくっていないと思いますね。

あれこれ書くとお楽しみも減りますから、
この辺りでやめておきます。

以上。

ランキングに登録をしています。
更新の励みになりますので、下記バーナーをPCからポチッとお願いします。
本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


BACK AGAINST THE WALL 輸入盤 2005年

2014-02-27 16:49:34 | Keith Emerson参加作品関連
BACK AGAINST THE WALL  
輸入盤 2005年




キース・エマーソンが参加しているピンク・フロイドのトリビュートアルバムです。

本CDに関しては、プラケースジャケットの在りかもハッキリしているのですが、
今日のこちらの都合により載せていません。

「ザ・ウォール」の曲順をそのまま再現しているアルバムで、
2枚組です。

たまたま仙台に出張で行った時に求めたものですね。

年があけてから国内盤もリリースされたのですが、
その広告の参加ミュージシャンの筆頭にキースの名前があったように思います。

キースは、

1枚目の1曲目
In the Flesh?  (3:19)
2枚目の8曲目
In the Flesh  (4:19)
2枚目の10曲目
Waiting for the Worms (3:59)

の3曲のみの参加。

それぞれの曲に、著名ミュージシャンと一緒に名を連ねているわけですが、
特に一緒に録ったという事でもないようです。

このトリビュートアルバムは、
参加ミュージシャンによる演奏の特色といったものは、
特になくて、
あくまでも、オリジナルに忠実に演奏している感じですね。

どちらかというと参加する事に意義があるような作品という事で、
プログレ系の著名ミュージシャンの名前が多く見られます。

キースがオルガンをバシバシ弾いているような感じを期待すると、
「キースはどこ?」という感じで終わりますね。

キースはインタビューで、
ピンク・フロイドの音楽はあまり好きでないような事も述べていましたが、
好きではなくても、
アルバムそのものが、多くの支持を得ている事もあり、
敬意を表して参加したのでしょうね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをポチッとして応援してくださればとてもありがたいです。
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村


「Giovani Jovanotti」Jovanotti 1990年

2013-06-25 18:17:15 | Keith Emerson参加作品関連
「Giovani Jovanotti」Jovanotti 
1990年



画像 ジャケット

地球音楽ライブラリーに掲載されていた、
イタリアのミュージシャン、ジョバノッティのCDです。

同誌の解説によると、
イタリアではかなり知られているミュージシャンとの事。

日本語で検索しても、
アルバム一枚が国内リリースされている事だけは解りましたが、
それ以外はよく解らない感じです。

このアルバムでは、
キースは、3曲、キーボードを弾いていますね。

ジャケットを見ると、
裸の赤ちゃんが、何体も青空を浮遊していて、
ジョバノッティ本人も黄色いシャツにカラフルなネクタイ。

このジャケットに相応しい、
何とも楽しげな感じのリズムが、アルバム全体を支配しています。

「一息つこうよ!」
「一息つこうよ!」

という言葉しか浮かんで来ないような、
緩やかなサウンドですね。

キースの他にビリー・プレストンなどの3名の著名キーボードプレイヤーが、
曲ごとに参加しているわけですが、
それぞれが曲の中で効果的な演奏をしており、
緩やかな曲群ではあっても、
余分な音がなくスッキリ、クッキリまとめられているアルバムですね。

キースは比較的シンプルにオルガン等のキーボードを弾いていますが、
そのメロディーは、しっかりと聴く事ができます。

このジョバノッティのアルバムですが、
キースのアルバムカラーでいえば、
ホンキーにもっとも接近している感じがしますね。

あの南国的なジャケットの雰囲気と似ています。

1990年というと、
キースは「ザ・ベスト」で来日して、
まだ、EL&P再復活の話が出ていなかった頃ですね。

キースは、80年代のイタリア映画のサントラリリース時は、
イタリアのテレビ番組にも出て、ショルダーキーボードを弾いている映像も、
Youtube等で見た事もありますが、
何度も足を運ぶ中で、このジョバノッティとも縁があったのでしょう。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
ランキングに登録しています。更新の励みになりますので、
下記のバーナーをクイック応援してくださればとてもありがたいです。

2013年6月25日 yaplog!

にほんブログ村


Rod Stewart Album

2013-02-01 17:04:12 | Keith Emerson参加作品関連
Rod Stewart Album


画像 ジャケット

このアルバムの曲の1つにキースが参加しているのを知ったのは、
地球音楽ライブラリーが発刊されてからですね。

この写真のロック・スーパーコレクションの廉価アナログ盤は、
当ブログで2回ほど取り上げた事がありますが、

このアルバムの関しては、
当時、ロッド・スチュワートの楽曲には、
ほとんど関心がなかった事。
また、
キースが参加している曲があるなんて事は全く解らないので、
発売当時に求めたわけではありません。

楽曲はCDの方を聞けば良いのですが、
発売当時のアナログ盤の解説が気になって、
中古盤店の通販で購入したわけですね。

しかし、
この廉価盤の日本語の解説には、
キース・エマーソンが参加している曲があるなどとは、
一言も書かれていないわけですね。

それはキースに限った事ではないようです。

当時、あえて参加ミュージシャンの名前を挙げる事もないほど、
ロッド・スチュワートは成功していたわけです。

そんなわけで、
仮に発売当時に求める事ができたとしても、
キースのオルガンの曲があるとは知らずに過ごしていた事でしょう。

B面 2曲目の「I Wouldn't Ever Change A Thing」(邦題 君のために)がキースの参加曲ですが、

キースのオルガンは曲に合わせた独特のメロディーを奏でていますね。
また、この曲に関してのみ、
ロッド以外の男性ヴォーカルとロッドのヴォーカルの掛け合いがあり、
アルバムでは異色の曲になっています。
そのヴォーカリストが誰であるかもよく解りません。

話はEL&Pから外れますが、
ロッド・スチュワートは、
ロック・ヴォーカリストが年齢を経た時に、
ヴォーカルスタイルを変えたり、
歌うべき曲を選択する事によって、
成功を継続できる事を証明しました。
だからと言って、
ロック・ヴォーカリストのすべてが、
追従して成功できるわけではない。
だからこそ彼は、
比類がないスーパー・スターと言えるのかも知れませんね。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーにまつわる物品のあれこれを、
思い出、気ままな意見、観察日記と共に綴っております。
世代を超えたEL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
励みになりますので、下記のバーナーのクイック応援をよろしくお願いいたします。

2013年2月1日 yaplog!

にほんブログ村


~ジェスロ・タル・トリビュート~1996年リリース

2012-11-14 16:48:13 | Keith Emerson参加作品関連
~ジェスロ・タル・トリビュート~1996
トゥ・クライ・ユー・ア・ソング・・・
ア・コレクション・オブ・タル・テイルズ



画像① 帯とブックレットジャケット


画像② キースのコメント記載

マグナカルタレーベルからリリースされたジェスロ・タルのトリビュートアルバムです。

キーボードマガジンでこのアルバムにキース・エマーソンが参加している事を知りました。

このトリビュートCDを求めた頃は、ジェスロ・タルに関しては、アナログ盤を購入した事がない事もあり、
その楽曲は過去にラジオで聞いていた程度しか知りませんでした。
ネットをやるようになってからは、オリジナルアルバムのCDと、プログレ系ミュージシャンのオムニバスCDに収録されたジェスロ・タルの曲を楽しんでいます。

キース・エマーソンは全14曲中、12曲目に参加しています。
12曲目は、「リヴィング・イン・ザ・パスト」という曲。
本来は、ヴォーカル入りの曲をインストで演奏しているとの事。
キースらしい音色を出して演奏していますね。

あと、
このアルバムの全てのアレンジをロバート・ベリーが担当しているとの事。

このブログで紹介しているEL&Pのトリビュートにおいてもロバート・ベリーはかなりの活躍を見せていますが、
このアルバムの企画においても重要な位置づけにあるようですね。

キースのコメントの翻訳があるのですが、
概略すると、
1970年のメロディーメイカー誌で、スター達への想像上のクリスマスプレゼントが載っており、キースは手回しオルガン、イアン・アンダーソンは義足との事。
ザ・ナイスとジェスロ・タルはしばしば一緒に演奏する機会があって、キースはイアンの知性と語り口に圧倒されていたとの事。
あと、イアンの鮭の養殖のビジネスがとてつもない業績をあげているようなのですが、
キースが、「私の鮭はどうしたんだい?イアン?」とコメントを結んでいます。
キースはイアンから鮭でも頂戴する約束をしていたのに、トリビュートアルバム制作時までに、その事が実現されていない事を言っているのかも知れません。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関わる品物のあれこれを、
思い出、感想、気ままな意見、素人観察と共に綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。

2012年11月14日 yaplog!

にほんブログ村


ミューッジック・フロム・フリー・クリーク 2枚組 アナログ盤

2012-08-02 17:28:20 | Keith Emerson参加作品関連
ミューッジック・フロム・フリー・クリーク
2枚組 アナログ盤



画像 ジャケット
廉価盤だけど帯が太いですね。


カリスマレーベルからリリースされた、
ある場所で行われた著名ミュージシャンの気ままなセッションを寄せ集めた、
2枚組のオムニバスアルバムです。

「地球音楽ライブラリー」や、「衝撃のロックトリオ伝」にも、ジャケット写真が掲載されているので、EL&Pファンの間では有名なアルバムかも知れません。

キースが参加している曲が2曲あります。

そのうち1曲は、
ドラムをミッチ・ミッチェルが担当していますね。

もう1曲はビートルズナンバー。
キースはビートルズがあまり好きでなかったと、
先般ブログで取り上げたロックジェットのインタビューで述べておりましたが、
この録音っていつ頃の事なのでしょう。

夜の落ち着いた雰囲気の中でのセッションという感じで、
キーボードをギンギンに弾いているというものではありませんが、
「とにかく、キースが弾いているのだ!」
と思って耳を傾けていた記憶があります。

この廉価盤は、1977年から1978年にかけて発売されたものですね。
今だから言えますが、これと同時発売のあるビッグミュージシャンのアルバムに、
ザ・ナイスが演奏で参加している曲があるなんて事は、
この時点では全く解っていなかったですね。
それは当時としては仕方のない事であります。

このフォノグラムのスーパーロックコレクションシリーズの安さに、
プログレロック少年達はどれだけお世話になった事でしょう。

フォノグラムは廉価盤でも、
ジャケットを薄めにしたりしないところがとても良心的ですね。

少年時代、
家の中での私の部屋は、
道幅の狭い道路を隔てて、
幅1.5mぐらいの小川があるところに面していました。
そのため、とても湿気が多かったです。
冬はストーブをつけると部屋の中の品物も結露します。
紙の薄いジャケット等は、
水分を吸収してボアボアになったりするので、
レコード類は冬期間だけ、お茶の間に置かせてもらったりしている時期もありました。

本アルバムは数年前にCD化されましたし、
キースが参加している音源は、1曲だけカリスマのアンソロジーCDに収録されましたので、
興味のある方は聞く事ができますね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関わる品物あれこれを思い出や感想と共に綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくお願いします。

2012年8月2日 yaplog!

にほんブログ村


マーク・ボニーラ ファースト EE TICKET

2012-07-27 17:24:59 | Keith Emerson参加作品関連
マーク・ボニーラ ファースト
EE TICKET



画像 ジャケット

8月29日発売予定の「スリー・フェイツ・プロジェクト」に堂々と名を連ねているマーク・ボニーラ。

今や、キース・エマーソンの片腕として欠く事のできない存在になっていますね。

キース・エマーソンインタビューズの元となるキーボードマガジンの連載のコラムにマーク・ボニーラが登場してくるわけですが、
マークのデビューCDジャケットを初めてみたのは、キース・エマーソンインタビューズのカラーページに掲載されてからですね。
その時は、既に廃盤になっていましたので、レコード店に注文してみる事もできなかったように思います。

2008年にリリースされたキース・エマーソンのアルバムにマーク・ボニーラがタイトルに登場するほど貢献している事が解り、
この時はマークのファーストアルバムの入手を試みましたが、中古盤も高額で売られており、おいそれとは手がだせませんでした。

そうしているうちに、
キース・エマーソン、グレン・ヒューズ、マーク・ボニーラの3人名義のライヴCDがリリースされたわけですが、
これがまた、とてつもなく、熱いライヴアルバムに仕上がっておりました。
(このファーストアルバムに収められている曲も、2曲入っています。)

キースの活躍も去る事ながら、ギタリストとしてのマーク・ボニーラの何たるかが表現されているライヴアルバムでした。

そうこうしているうちに、マーク・ボニーラのセカンドアルバムを入手できました。
セカンドにはキースは参加していないのですが、
キース史に残る人物になった事は確かですし、押さえておくべきだと思ったからです。

そして、このファーストアルバム「EE TICKET」を入手できたわけですが、
このアルバムの1曲目にだけ、キースが参加していますね。

また、この新人ギタリストのファーストアルバムがリリースされる流れを作る事に、
キース・エマーソンも多大なる貢献をしているようです。
デモテープを聴いたキースが自らのスタジオに招いてセッションをしたのが、その始まりだったようです。

90年代のEL&P再結成が実現しなければ、
キースはマークと組んで何らかのアクションを起こしていたでしょうね。
実際、キーボードマガジン誌上でも、このプロジェクトにいくつかのレコード会社が興味を示しているというキース自身のコメントもありました。
とはいえ、前回のアトランティック・レコード物語に象徴されるように、
興味を示す事が実際にリリースにつながるかはまた別問題。

1992年は、キースは「ブラック・ムーン」、
マークは、この「EE TICKET」をリリースする運びとなりました。

マークの才能が本当に評価されていた何よりの証ですね。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関する品物のあれこれを、思い出や感想と共に綴っております。
EL&Pを愛する寛容なファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
クイック応援よろしくネ。

2012年7月27日 yaplog!

にほんブログ村


PETER HAMMILL / AND CLOSE AS THIS

2012-01-06 13:58:35 | Keith Emerson参加作品関連
PETER HAMMILL / AND CLOSE AS THIS


画像 ジャケット

ピーター・ハミルが1986年に発表したソロアルバムです。

私はひょんな事から、このアルバムにまつわるキース関連の事項を知る事になり、購入してみました。

この中の『「Empire Of Delight」という楽曲が、元々はキース・エマーソンの楽曲用に詩作されたもの』という記述が、大手通販サイトにありました。

しかし、別のサイトでは、大胆にも、
『「エンパイア・オブ・デライト」はキース・エマーソンとの共作』との記述があり、
一体どちらが正確なのか、判別がつきかねます。

ちなみに私の所持しているものは、ヴァージンレーベルの国内盤CDなのですが、
丁寧な解説と翻訳がある割には、キース・エマーソンとの関連についての記述は一切ありませんでした。

1986年がキースにとってどのような年であったかを振り返ってみますと、
「エマーソン、レイク&パウエル」をリリースし、
マディソン・スクェア・ガーデンを満杯にしたところまでは良かったのですが、
その時のマネジメントが次のアルバムの制作予算を残しておかなかったので、
それが発覚した時点でこのプロジェクトが頓挫したようなインタビューをどこかで読んだ記憶がありますね。

「エマーソン・レイク&パウエル」のアルバムリリースまでは、その事に没頭していたと思われますので、
このピーター・ハミルとの関わりは、エマーソン、レイク&パウエルのプロジェクトがアルバム制作に向けて始動する前であったと考えられます。

本当にピーター・ハミルとの「共作」であれば、
東京FM出版から90年代になって出版されたEL&Pメンバーの関連アルバムのディスコグラフィーにも掲載されると思われますので、
実際は、「共作」ではないと思います。

ただ、このような事は、後年になって、真相が明らかになる場合もあるので、
共作の可能性は否定できません。

この曲、音を聞いてみた感じでは、キースの曲調ではないですし、
キーボードはピーター・ハミルが弾いているので、
「共作」が企画倒れで終わって、
ピーター・ハミルが作詞・作曲を手がけたという見方が妥当かも知れませんね。

それにしても、もし実現していたら、意外すぎる組み合わせです。

かたや、かつては表舞台を輝かしく走り抜けたスーパープログレッシヴバンドのキーボードプレイヤー。
かたや、ジャンルとしてはプログレであったが、どちらかと言えば日陰ロードを歩んでいたけど、とてもコアなファンを持ち続けるヴァンダー・グラフ・ジェネレーターのリーダー。

一体、どこで接点があったのか、興味は尽きませんね。

2012年1月6日 yaplog!