ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

研修医は枠の中

2014-07-31 22:08:05 | Weblog
 今日は新患外来で、出足も悪く、少なめと思っていたら、途中にドドッときて、ちょっと焦り掛けたが、まあ、何とかできた。
 問診票を見て、研修医に事前入れ知恵をしてから、診療を始めてもらったら、その枠から出てこない診療をして、患者さんの話に応じて、枠からはみ出る柔軟性の余裕はなかった。
 事前のイメージを固めすぎて、ずれた場合、想定外のイメージが浮かんでこないようで、こうでなければ、きっとこうだと“決め”の意識が強すぎたようだ。
 入れ知恵がなければ、土壺にはまるか、患者さんの訴えに振り回されて、まとめに至れるか微妙かも。
 この辺りは、いつも感じるけれど、色んな場面に遭遇して、悩んで、経験を積んで、考えて、そのイメージできる枠を少しずつ広げていく。
 そうすれば、枠からはみ出て、藪の中に入れる。
 “ヤブ蚊”に刺されることもあるけれど、それもあり。
 数学の問題でも、『これはよく似たのをやったことがある。』と感じれば、半分はできそう。その目的で、問題を一杯やらされたのかな。

※ アジア旅行からデング熱、エボラでなくて良かった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「いじめではなく、悪ふざけ... | トップ | ストーカー規制法云々 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事