ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

インフル大流行

2015-01-05 23:02:48 | Weblog
 冬休み明けになって、院内ネットでインフル感染状態を見ると、丁度先週の冬休み期間中に、検査が陽性だった人が、一気に200人/週を越えている。
 その前の週は、ちょっとだけっていう感じなのに、学校が冬休みになった途端、昨年・一昨年を格段に抜いて、この暫くで一週間に200人以上の検査陽性者を数えたのは、もっと前だった。
 この数字は、お子さん達が家にインフルを一杯持ち帰った為かもしれない。
 勤務先でも、新卒研修医は全員ワクチン接種したにも拘わらず、現時点では3人が発病した。
 ワクチン効果で、やや軽く済んだかの詳細は分からない。
 迅速検査陽性が200人余りいうのなら、その背景に、もっと多くのインフル患者さんが居ると考えるのが妥当だろう。
 夕方、産業医をしている某事業所から電話があって、「インフルに罹った人は、どの位で再出勤させたらいいか?」と問い合わせがあった。
 「自分の考え方は世間様から受け入れて貰えないかもですが、熱が下がって、翌朝、元気になったと感じたら、良いでしょう。でないと、ラインが止まります。」
 「熱は何度位で、・・・」
 「熱は出てないと感じたら、OKです。細かい数値を気にし過ぎても、動けません。」
 このアバウトな回答を、その某事業所がどうとるかは、向こうさんにお任せになる。
インフル・2009で学習したはずなのにと、思ってしまった。

 今日は、休み明けで、きっとリズムがわるいと、ドック健診はお休みにしておいたが、雑務がドンドン出てきて、結果、休みにしておいて良かった。

※ 北海道の特急、全面禁煙なのに喫煙するのはド○○に値する。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬休み最後の日 | トップ | 診察見学される »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事