ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

「基調講演だから、質問は受けません。」

2011-11-08 23:18:57 | Weblog
 今夕、久しぶりに“気”を入れて、近隣の講演会に行って、その講演が終わった時に司会者が言った言葉。
 一瞬、『えっ?』・・・『人を集めて講演会を開いて、話をした後に、会場からの質問は受けません。』と言ってくれた。
 『一体、何様のつもりなんだ!』と心中の感覚。
 確かに講演者は、司会者が演者紹介時に色々と活躍された前歴を言われ、十分に煽ってくれたが、中身は名誉教授の授業。
 それでも、色んな考え方を聞く機会でもあるのに、それを遮ってしまうなんてシンジラレナ~イ講演会、わざわざ期待して行っのに、損した気分。
 更に、司会者がその講演内容を目一杯持ち上げてくれた評価をして、アホくさ、ガッカリ。

 研修医に見本を見せる為に、夕方、若いのが鎖骨下静脈穿刺。
 麻酔針の試験穿刺では、かなり簡単に静脈に命中。
 しかし、その後のカテーテル本穿刺では、どうしても静脈に入らず、とうとう動脈をさし、一瞬入ったかなと見えて、点滴セットにつなぐと血液が逆流。
 周囲がもたついているので、両手をクロスさせて、ペケマークを示し、「抜いて押さえて、10分休憩。」と宣言してしまった。
 ここで研修医にも手袋をさせて、助手をさせる。若いのが使った、注射器やカテーテルに生食(生理的食塩水)を通して、内腔に血液が固まってしまわないように手伝わせる。勿論、慣れてないから手際は悪く、私が向かい側から口を出して、リモコン操作。
 再開、またもやもたつきだ出て、交替かなっと思った最後の手技で漸く入って、やっと完了、若いの安堵。
 二日後に、研修医への見本を、もう一度やって貰う予定。

※ 秋になってんのインフルエンザ1号患者発生、もちろん小児科。
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