ＴＰＰ＆ＦＴＡ

　近頃、政府辺りでもめているのが、“ＴＰＰ（Trans-Pacific Partnership＝環太平洋経済連携協定）”。
　よく分からなく、関心もなかったが、ちょっと見ると、加盟国間で工業品、農業品等の全品目の関税撤廃、政府調達、知的財産権、労働規制、金融、医療サービスなどにおけるすべての非関税障壁を撤廃し自由化する協定というようで、自由貿易の象徴に聞こえるが、現在の参加国はたった１０ヶ国前後で、環太平洋の国の数よりも少なく、やるなら、ゆくゆくは全世界が対象でないと変。
　その延長、よく分からないが、国連での訴えなんかやってるのかも知らん。
　何となく、またもや“ポチ”になりたいの？
　経済学者さんも双方の意見を言って、活きた経済は学者さんでも先が読み切れないのか、自説を強く言ってるのか、どちらか。
　これとは別に、ＦＴＡ（自由貿易協定）と言うものを知った。
　物品の関税、その他の制限的な通商規則など、通商上の障壁を除いた自由貿易地域結成の２国間以上の国際協定。
　これら、ＴＰＰ＆ＦＴＡの違いと選択の意は良く分からん。
　政府は話を進めたいのなら、これらをよく分かるように説明をする責任がある。

　夕方から院内でカンファレンス、院内でも折角だから質問をしようと思ったら、司会者がしゃべりすぎ、挙手は見落とされてしまい、止め。
　研修医が発表をするのだが、指導した上級医はもっと見やすいスライドにと教えてあげてないようでカワイソウ。
　明日は、鎖骨下静脈穿刺予定だが、患者さんの調子が今ひとつ、明日になってみないと出来るかどうかは分からない。

※　ギリシャの風が、イオニアを越え、イタリアにまで届きそう。