ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

次善の策もあるはず

2007-06-20 21:55:48 | Weblog
 昨日の鎖骨下静脈穿刺後の方は問題無し。
 二日前に外来に来た方、結構不調で本来ならその日に入院とも直感した位だったが、「入院は今できない」というので、ちょっと薬を出して今日再来。血液検査結果も悪く、腹部所見も怪しく、直ちに腹部CT撮影を実施。
 CTに異常を確認して、専門医に依頼。
 時々、コンピューター画面で経過をチェックしてたけど、夕方突然何もなくなってしまったのです。
 『んっ?』思って、聞きに行くとスタッフから、本人が「帰る」と言って帰ったと言う。
 医師達が色々説得したようだけど、どうしても拒否して帰ったそう。
 まあ、患者さん本人の意志が固ければ帰るのは致し方ないと思ったが、薬も何にも無し。
 これはちょっと“?”じゃないの。
 医師の考えでより良い方法が入院だったとしても、無理なら次善の策を示してあげれば。 
 せめて、症状を和らげる薬を出すとかやりようはありそうなのに。
 例え、患者さんは“ジョーカー”だったかもだけどネ。
 意見に反した方でも、少し位は考えられるだろうに、残念。

※ 業界用語のジョーカー、以前は“(ババ抜きの)ババ”と称してたけどこれでは“セクハラ”なので、“ジョーカー”と改名。
コメント
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