ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

見学学生

2007-06-01 20:05:46 | Weblog
 もう六月。午後突然電話があり、病院見学の学生さんの案内を少し頼まれた。
 遠方より、わざわざ当地まで見に来てくれたのです。
 見て話すと、ヤッパ若い。毎年自分は年を取り、見学生の年齢は変わらず同じだから、年々自分との差が大きくなるのは当然。
 検査を見せて説明し、病院のイメージを話す。ついでに今の研修医と話し合いの場を持つ。
 この研修医との話が一番大事。互いに年も近く、ざっくばらんにイイトコ・ワルイトコを話せるだろう。
 私からは当院の売りを言う。売りは色んな診療科の医師とかなり気楽に話せると言う点。巨大病院ではないから、名前までは分からなくても、働いている方々の顔はちらっと分かるかなっという辺り。
 診療レベルは自分で上げる?これは難しい?
 でも、上の医師も以前よりは気遣いを見せるようにはなってきている。
 見学生のうち、何人が秋までに当院を選んでくれるかな?
 これが全国で行われているのです。

 昨夜は想定外患者さんの電話があった。その方、やや体調悪く、こんな時は様子を見て“点滴”。
 点滴、食えないから水分は補給して経過を見るときに使う手。
 原因がはっきりしてるときは、勿論対処がより合理的に行えるけど、そうでない時は、経過の進展とデータで考える。それに血管をいつでも使える状態にしてあるから、急に具合が悪くなっても、その時に“血管確保!”なんてあわてなくていい。

 今日来た彼らも来春はどこかで、患者さんの血管に点滴することに奮闘してるはず(国家試験に合格してたら)。

※ 国家試験ははるか彼方、私は多分70点位かな。
コメント
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