緊急呼出

　今朝、やや早めに到着。エレベーターに乗ろうとした時に緊急呼出放送。
　自分の受持患者のいる病棟で、予感通りその方の急を告げる呼出だった。
　でも、頭の中は始業前でエンジン始動前、事態を理解し、判断するのに１．２分かかった。突然の出来事への理解には構えてないと開始が遅れるね、いつもだけど。
　後５分（充分に定刻内だけど）、私が勤務先に着くのが遅かったら、私はドタバタを何も知らずに、始業前の回診をして、そのうちに「えっ、どうしたの？」ってことになっていたでしょう、これも自然だけど。
　患者さんは“ショック”、血圧低下、呼吸？の悪い状態でした。多数の医師達が頑張ってくれていたのですが、私はそっと・・・・・・にしていたので、想定内の事でしたけど〈彼らのがんばりには感謝＞。
研修医、少し難しい中心静脈穿刺は約２０分余りで出来て、一安心。まあ、慣れてきたよ。折りあれば、やらせているのが練度を上げるのに役だっているのだろう。
　今日も「時間と元気はありますか？」と呼ぶとすぐに来たよ。
　体験実習が一番の学習。
　
　彼等はあれだけ一緒にいて、“純ちゃん”の考えを想定出来なかったのでしょう。
　それでは当然の結果かな。Mr.岡田、影が薄くなっている。

※　今日は２０年前の“御巣鷹”。あの日はテニスをした帰り、車のラジオで旅客機が行方不明と知った。始め余りの想定外でイメージが形成できず、どういうことか理解・イメージ出来なかったこと（自分の想定外）を記憶している。