マル鉄・鉄道写真館

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京成電鉄:青電2100形・210形

2011-08-19 00:30:00 | 私鉄(大手)
京成電鉄:青電2100形・210形


京成電鉄2100形は、制御車の2100形と中間電動車の210形で全く生い立ちが異なります。電動車は戦前、制御車は戦後生まれとその生い立ちがややこしいため、ここでの説明は省略させていただきます。

昭和47年から更新工事が行われ、他の3000系列と同じようなオデコ2灯のスタイルとなります。
長らく京成電鉄らしい青電塗装を堅持していましたが、昭和55年からファイアーオレンジ化されることになります。
以下の写真は、偶然にも撮影していたものと、塗色変更の情報を得て青電を撮るためにわざわざ撮影に行ったときのものです。



2107



2109

いずれも昭和54年、京成津田沼~京成幕張間にて撮影したものです。
この頃は私鉄にも興味ありませんでしたし、まして通勤型には全然興味が無かったと思います。ただ、何故かこの古臭い青電塗装には興味があったようで、幕張電車区での撮影のついでで撮ったと記憶しています。
現在は京成幕張本郷駅ができた辺りではないかと思われます。



国鉄千葉駅前駅にて 2102



京成津田沼駅 車庫にて

塗装変更の情報を得て撮影に行ったときの写真です。
車庫には既にファイアーオレンジ化された車両がありますが、青電の塗装変更はやや遅かったようです。
30年の時を経た今、このシーンが見られるようになったというのはなんとも皮肉なものです。

最後まで残った2102編成は、昭和63年のさよなら運転に際し青電塗装に戻され、この列車の運転を以って2100形・210形は全廃となっています。

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