５８３系：臨時特急「ふるさと」

５８３系：臨時特急「ふるさと」


東北新幹線が大宮始発の暫定開業となりました。この際、在来線「やまびこ」は全廃、「はつかり」は盛岡～青森のアクセス特急に変わってしまいましたが、乗換え不便の救済策として、上野～青森間の直通臨時特急「ふるさと」が設定されました。



昭和５８年８月１７日　大宮駅にて

大宮駅にて出発を待つ下り臨時特急「ふるさと」。
当時としては珍しく、専用のイラストマークがセッティングされました。東北新幹線開業により５８３系の運行範囲が変わるため、行き先表示の整備にあわせてヘッドマークも用意されたのではないかと推測します。



昭和５８年８月１７日　大宮駅にて

上の写真と同日、上り「ふるさと」も撮影していました。
上り到着はかなり遅い時間で、上野まで行かずに何故か大宮止まりとなっていました。
上り臨時特急「ふるさと」は、３番線に到着後、東大宮操へと引き上げとなっており、写真も上野方の先頭には既にテールランプが点灯しています。



昭和６０年１月５日　栗橋～古河間にて

唯一撮ってあった走行中の下り臨時特急「ふるさと」。
編成は５８３系ですが、まだ食堂車サシ込みの１３両という堂々とした編成でした。
本体が小さいため、クリックすると画像が大きくなるようにしてあります。


昭和６０年３月、東北新幹線の上野開業によりこのような臨発措置も解消となり、何も無かったように設定が無くなってしまいました。
上野開業が春休み前でしたので、この写真がひょっとすると運転最終日であったかもしれません。


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