最近の欠かせぬ日課、野菜の畑を見回ること、キャベツや白菜に声をかけること。そう、野菜たちの頭をなでつつ、頑張れ!おがれ!
もう11月も半ばだって言うのに、キャベツはこぶし大、白菜は開いたままで結球さえしていないものが半分以上、どうする?迫り来る越冬生活、どうやって過ごすっていうの?
原因は、夜盗虫の大発生!まいった!キャベツも白菜も外葉はレース状!
カリフラワーなんて花実食い荒らされてぼこぼこだもの、これじゃ育つわけないよ。
毎日、夜盗虫退治に追われるも、この有様。どうしたんだ?今年の秋は。春の野菜は虫の襲撃に苦戦するもんだけど、ふつー、秋はねえ、手掛からないものなのに。夏前の異常晴天の所為だろうか。
ウィキペディアで調べてみたら、やっぱり!「産卵は高温、少雨の場合に活発になる」。年2回発生、6月が活動最盛期で葉を「暴食する」。夏は夏眠して冷涼地では秋にも食害を繰り返す、だって。今年の大発生、6~7月の高温乾燥に原因があった。
さらに生育不良に輪を掛けたのが、地力不足。堆肥をたっぷりやったから、別に肥料入れなくてもいけるかな?って、完全に見誤ったな。秋は野菜に適した季節、少肥でもなんとかなるって思ったのが大間違いだった。さっぱりおがらない苗の様子を見て、慌ててぼかしを株元に撒いてみたが、効力穏やかのぼかしだし、土の中じゃないから、効きはイマイチだった。
そろそろ雪も降る。昨年は初雪が根雪になって、積もった雪を掘り返しながら収穫した。例年になく暖かい今年の秋、この暖かさがなんとか12月まで続いてくれることだけが頼みだ。晴れて太陽が当たれば、そらそら光合成!光合成!と野菜の頑張りを激励し、雨が降れば、ほれ、ぼかしが土に染み込んで養分届いたろ?と語りかける。
ともかく、冬場のビタミン給源は、君たち野菜にかかってんだから!