ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

直径25cmの大椎茸!

2015-10-24 08:41:26 | 暮らし

 説得力ないんだよ!画像なけりゃ。痙攣中のしわしわ太ももと同じことだ。直径25cmの大椎茸だぁぁぁ?インパクトないようなぁ、いくら、大きいんだ!馬鹿でかいんだ!って叫んだところで、オオカミ少年だ。

 なんで写真撮らなかったかって?それがわからない。びっくりして、度肝抜かれて、ともかく収穫して、どうするかあれこれ悩んで、挙げ句、椎茸ごはんになっちまって、大味ながら美味しくいただいて、あっ、写真撮っとけば良かった!まっ、こんなもんかも知れない。あまりに予想外のことが起きると、どぎまぎして記録どころじゃなくなるってことだ。

 まさかねえ、椎茸が出てるなんて思わなかったんだ。菌打ちしたのは3年前の春。早ければその年の秋、遅くとも翌年の秋には収穫できるはずだからって、楽しみにしていたんだけど、さっぱり出ない。きっと晩生なヤツなんだろう、って思って2年目を期待したが、ここでも発生は見られず、こりゃダメだ、きっと菌打った後の処置が適切じゃなかったんだろう、俺ってきのこ作り向いてないんだ、相性悪いんだ、とほぼ完全に諦めて、ほったらかしにしてしまった。来年はぶった切って、薪だな、なんて思いつつ。

 置いた場所が倉庫裏、しかも道ばたの大きく育ったヒマラヤスギの下ってこともあって、わざわざ覗きに行かぬことにゃ見えない。この夏過ぎにちょっと覗いて、ああ、やっぱダメ!と愛想尽かしをしてからまったく分け入らなかった。たまたま、裏手に置き忘れのコンテナ取りに行って、だはっ!こ、こ、こりゃなんじゃ!!と驚きの発見となったわけ。

 10本近く食菌したうちの1本だけ、どうにか生き延びてくれてたんだ。ついでにみてみれば、別の場所のヒラタケも出ていた。そっちの方は、キクラゲも出たみたいだが、もうすでに枯れてしわしわの塊になっていた。歩留まりはなんとも悪いが、なんとか出てきてくれたことに感謝しなくちゃ。

 たった数個のキノコでも、自分の家で採れるってのはいいねえ。薪にして燃やしてしまわずに良かった。山の幸が自給できる、これ豊かさ実感させてくれるよね。

 

コメント
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