職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

職人ですもの

2007年01月31日 | ヤスさん日記
今日の新潟はグレーの空。
雨音を聞きながら
ゆっくりと静かな一日です。

金属の先輩方は酒豪ぞろい。
職人はやっぱり酒らろー、
新潟はやっぱり酒らろー、と。
天井って回るものなんだと
久々に認識した次第です。

しかしながらものづくり同士
ざっくばらんな語り口は
とてもとても楽しいひと時。
そのモノはひとつしかないのに
様々な見方があるのは面白く。
10人いれば10人の真実があるものですね。

文字にしてしまえば何気無い言葉。
しかしその人のパーソナリティーがコトバに乗ったとき
珠玉のコトバとしてビシビシと伝わってくるものです。
いくつになっても熱い方々はいいなー。
そしてそんな人たちに挑む小僧っ子。

私にとってのヒマラヤ級の作家。
彫金界史上最も鮮やかな芸術家。
その瞳の輝きや口元のシワ
手のひらに潜んでいる炎。
でっかいなー。
寄れば斬られるかと思いきや
懐は優しく暖かい。


響きに人が好きだって乗ってる
響きの中に輝きが乗ってる
そんなコトバを伝えられたら。
今日だけは酒のない国に連れてって
と思う職人でした。

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