職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

金工に於いての技術的批評性とは

2024年08月05日 | ヤスさん日記
新潟に帰り
一旦家に戻ったら
すぐに
トークイベントへ。
昨晩は
塗師さんと
服飾デザイナーさんお二人と
近所のコーヒー屋の
4人でのお話。

心の話や
外部性の話をお聞ききして。
また1つ
考え込んでしまいました。
そして
考え込んで
夜も殆ど眠れないほどに。

金工において
批評性を持った方が皆無
と言っていいでしょう。
それくらいに
小さい世界で
他には知られていない世界。

技術的にも
理解がされにくいといいますか
技術のことを知らない職人も
多い。

それは
徒弟制度から
会社員へと変遷してゆく世の中で
致し方ないことかもしれません。
しかし
致し方ないともいいたくない。

やはり
連綿と繋いでこられた技術を
どう残してゆくかを
真剣に考え続けたい。

よい
トークのお話だったと思います。
だけに
全くトークに関係ないようなことも
一晩考えてしまう。

これも矛盾でしょうか。
今日は
晴れ渡る空の下
柏崎刈羽原子力発電所の見学です。
コメント
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