スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

竜王戦&低血糖

2010-08-16 22:16:51 | 将棋
 展望で本命と対抗に推した両者が順当に勝ち上がって迎えた第23期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負第一局。対戦成績は羽生善治名人が32勝,久保利明二冠が14勝。
 振駒で先手の久保二冠が三間飛車石田流から穴熊。羽生名人が急戦を仕掛け早々に馬を作りました。先手はこの後,角を打って馬と交換。後手はその角を敵陣の狭いところに打ち込みました
                      
 ここで先手が☗2四飛と出たのに対し,後手が☖8六歩と突いたので大決戦に突入。☗6四歩☖同銀☗7二角成☖同飛☗2二金☖3一王☗1一金。そこで後手が☖2八歩と打ったのに対し先手は☗2一飛成☖5二王の交換を入れてから☗4八金右と角を捕獲。すると☖2九歩成☗同玉に☖3六歩(第2図)というおおよそ考えにくい手が出ました。
                      
 単に☗4九金と角を取っておく手,☗8一龍と先手を取りながら桂馬を補充する手,どちらも有力そうに思えます。ところが,実戦は☗8一龍☖6二飛☗4九金と進めたところ,☖3七歩成とされた局面で意外にも後手玉に寄りつきがなく,あっけなく後手の勝勢となり,以下も手堅く指した後手の勝ち。どうも第2図の☖3六歩が絶妙手であったようです。
 羽生名人が先勝で挑戦権に王手。第二局は30日に指されます。

 3月8日にМ先生に指示された処置により,朝食前の血糖値はすでに改善されていました。つまり持続効果型のインスリンの増量の効果というものがはっきりと出ていたわけです。そしてこの状況からさらに0.02mlの増量を行ったわけですから,さらにこの効果というのは発揮されました。これは第一部公理三からも当然といえます。ただ,元々が確かな効果が出ていたわけで,今度はむしろ効果が出すぎるという場合も生じてきました。つまり,インスリンの効果というのは血糖値を降下させるということですから,効果が出すぎるというのは,その効果の幅が大きすぎるということ。要するに副作用として低血糖が生じるようになったということです。もちろんこれは生じる場合があったという意味であり,毎日毎日そうなっていたというわけではありません。むしろ日によっては血糖値が高いという朝もありました。人間の体調というのは日ごとに異なるわけですし,何より,完全に同じものだけを,同じ量だけ食べるということはあり得ませんから,こういうことが生じるのはむしろ自然なことであるといえるでしょう。
 僕はそれまでにも低血糖の状態というのは経験したことがありました。低血糖時の症状というのは,個人差が大きく,それこそ人によって千差万別といってもいいくらいですが,同じ人間であれば同じ症状が出るのが普通で,僕の場合の症状というのがどういうものであるのかということはほかならぬ僕自身が最もよく把握していますから,症状が少しでも感じられるような場合には,それなりの対処というものをそれまでもしてきたわけです。しかし,この時期のいつであったかは忘れてしまいましたが,1度だけ,それまでには経験していなかったくらいひどい症状が出たことがありました。
 僕の低血糖の症状というのは,昼食と夕食との間に発生するケースが,数としては最も多かったのです。これは理由があって,僕はこの時間帯は歩き回らなければならない日というのがあって,結果的にその歩くということが運動療法として作用してしまい,低血糖につながったのだと思います。ですから現在は,このようなときは,とくに症状を感じていなくても,微糖のものではありますが,途中で缶コーヒーを飲んだりして,予防しています。それで血糖値が高くなってしまうということはまずありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする