スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ジャパンダートダービー&第一部公理五の意味

2006-07-12 22:42:06 | 地方競馬
 今晩の第8回ジャパンダートダービーは,逃げたサンキューウィンをバンブーエールがマークし,絶好の手応えから直線でこれを交わして先頭に立ったところ,おっつけながらその後ろを追走していたフレンドシップがさらに交わして優勝。バンブーエールが2着に粘り,直線で外をよく伸びた岩手のオウシュウクラウンが3着に健闘しました。この馬は4月の川崎のクラウンカップ(勝ったのはサンキューウィン)を4着になった後,南関東から岩手に移籍していたのですが,その後4連勝。岩手の水が合ったとともに,成長して力をつけていたようです。
 勝ったフレンドシップは大井の内田博幸騎手の騎乗。これで関東オークス帝王賞スパーキングレディーカップに続き,重賞4連勝となりました。

 競輪は明日からは弥彦記念になります。

 AとBに共通点があるということが,AとBには思惟の属性以外に共通する属性があるということなら,逆に,AとBに共通点がないということの意味は,AとBには思惟の属性以外には共通する属性がないということになります。
 これで,この第一部公理五を巡るテーマの主題であった,この公理の前半部分の意味が,無理なく理解できることになります。すなわちそれは,もしもAとBがあって,AとBに共通する属性が思惟の属性だけである場合には,AはBを,またBはAを,認識することができないということなのです。そしてこれをこのように理解する限り,もはやここには何の問題も残されてはいないと考えられ,したがって,困難は完全に解消されたということができるだろうと思います。
コメント
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