スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

スパーキングレディーカップ&思惟の様態

2006-07-06 22:46:41 | 地方競馬
 昨晩のスパーキングレディーカップは,主戦の武豊騎手がディープインパクトが出走する予定の凱旋門賞が行われるフランスのロンシャン競馬場視察のため,内田博幸騎手に乗り替わったレマーズガールが,中段からレースを進めると直線でよく伸び,差しきって優勝しました。勝ち馬の後ろから外を追い上げたグレイスティアラは届かずに2着。3着には地元川崎のテンセイフジがさらに外を追い上げて食い込みました。グラッブユアハートは,川崎が不得手とかいう以前に,歩様がおかしかったようで,3コーナー手前では最後方,直線はそれなりに追い上げたものの掲示板にも上がれませんでした。一昨日はあんな予想をしておいてなんですが,個人的には○→◎の馬単も買っていたので実益の方を出しました。それにしても配当が随分と高かったと思います。

 十全な観念とその観念の対象は,その原因と結果の連結と秩序が同一であるから同一の個体であって,それは合一しているがゆえに,すべてのものが精神を有するということが論理的に結論されるということは,前回のテーマで説明した通りです。ところで,精神というのは思惟の様態ですから,すべてのものが精神を有するというのは,すべてのものは思惟の様態として実在するという意味になります。もちろん,精神を構成する観念には必ずその観念の対象が同時に実在するので,これは思惟の様態単独で実在するものは何もないということを同時に意味するのですが,ここでは,すべてのものは思惟の様態として自然のうちに存在するという点だけを強調しておくことにします。
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