スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

日本競輪選手会理事長杯&人間の精神の問題

2006-07-01 21:51:11 | 競輪
 寛仁親王牌初日の理事長杯は,意外にも各車が出渋ってのスタート。結局,北日本ラインが前受けし,矢口選手が抑えにきたところで山崎選手が突張り先行。が,3番手の岡部選手が離れてしまいそこに関東両車がもぐりこみました。これを金子選手と加藤選手できれいに捲ったので予想的中と思ったのですが,このラインの3番手に切替えていた武田選手が直線でまとめて差しきり1着。以下,金子選手,加藤選手と続いたため,ぬか喜びに終ってしまいました。
 僕の印象では武田選手というのは力で押す先行タイプだったのですが,今日のような器用なレースもできるとは脱帽です。

 明日2日目のメーンはローズカップ。これをまた予想してみます。今日のレースで抜けて強かったのは小嶋選手○なのですが,明日は金子選手▲の後ろを回るということで,ちょっと取捨が微妙な気がします。そこで今日のレースで1着を取った武田選手◎のツキに賭けてみます。何となく恵まれそうな予感がします。あとは武田選手の後ろの手島選手△。力量的には福島のワンツーがあっても不思議ではありませんが,僕は軽視してみました。

 人間の精神と人間の身体が実在的に区別されるなら,第一部公理五を真に受ける限り,人間の精神は人間の身体を認識しないでしょう。それどころか,人間の精神はあらゆる物体を認識しないということになります。
 しかし,第二部定理一七や第二部定理一九から考えれば,エチカでこれをいうのは誤りです。もちろんそれらの定理は,ある混乱した観念についての記述ですが,少なくとも神の観念のうちには人間の身体も含め,すべての物体の十全な観念があるわけですから,やはりこれをいうのは無理があることに間違いはないと思われます。これが僕が考える第一部公理五の第一の問題です。
コメント
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