小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

変わりゆく渋谷、消えゆく東急の階段〜ヒカリエと東急文化会館にいた切手売り場の女性

2020-09-10 10:03:43 | Weblog

昨日は勉強会で2か月ぶりの渋谷へ行きました。

行くたびに変わる渋谷ですが、東急の階段からマークシティに行く道がふさがれていたのにびっくり。昨日の段階では階段とエスカレーターは使えましたが、9月中には封鎖されるようです。

子供の頃から渋谷というと、何かとこの階段を使っていましたので、一抹の寂しさもありますが、それも仕方ないかという感じです。
こと銀座線に関しては降り口と乗車口が、まったく違う場所にあったため、やはり新しい今の渋谷駅の方が断然使いやすい。

カオスだった渋谷も、近頃はだいぶ整理がなされてきて、歩きやすい街になってきました。昔はバカモノと呼ばれた若者たちも、マトモになった感が半端でありません。

勉強会に出ていた40代の女性のその話をしたら、「たぶん、そのバカモノは私の年代ですね」とのこと。
そうだ、あのバカモノたちはいなくなったわけじゃなく、40代50代になってきてるんだ。かくいう私も学生時代にはバカモノとして、渋谷の周辺を闊歩していたのですから、人のことは言えません。

同い年の高校時代の同級生だった友達からは、ヒカリエになる前の東急文化会館だった頃の話になりました。

昭和40年代後半、まだ中学生だった私たちの年代は、さんざん東急文化会館にお世話になったものです。

渋谷パンテオン、東急名画座、渋谷東急と3つの映画館を擁した東急文化会館。
東急名画座ではゴッドファーザーとパートⅡの二本立てや、ヴィスコンティやフェリーにの二本立てを見たものだ…そんなよもやま話が色々。

でも、彼は3階だか4階のエスカレーター脇にあった切手売り場は覚えてなかったな。口の悪い中学生だった私たちは「切手売り場のバ○ア」なんて言ってたものですが、自分たちの方がいつの間にか、年上になっちゃいましたね。

買いもしないくせにうるさいことを言う、中学生だった私たちは、よくその女性に叱られていたものです(笑)。

渋谷は変わりゆく街。
ちなみに国木田独歩の「武蔵野」の舞台は渋谷だったそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浦和に移転したトルコ料理店アセナで、「アチャールくん完全リメイク版」の打ち合わせを致しました!

2020-09-08 08:14:30 | Weblog

先週の金曜は猛暑の中、「アチャールくん完全リメイク版」の打ち合わせを浦和に移転したトルコ料理店アセナで致しました。

アセナは熱海にあった時の2018年以来、およそ2年半ぶりの訪問。
熱海まで行くのはけっこう大変ですが、浦和だと渋谷から埼京線で4駅なので、ちょっと出かける感覚で行けますね。

▼アセナ浦和店の内装はこんな感じ。赤坂時代を彷彿させます。

今はリモートで仕事をしている編集者さんのお住まいが、浦和からすぐということもあり、久々の訪問。しかも「アチャールくん完全リメイク版」、終盤に差し掛かった打ち合わせができるとは嬉しい限りです。

原稿をお見せするのは後、腹が減っては戦はできませんね。
▼トマトのスープ。なつかしいアセナのお味です。

▼トルコパンのエキメキ 。いかん、サラダを撮影するのを忘れてしまった!

▼久々のトルコハンバーグ、キョフテ! 本当にホントに美味しい!

編集さんはラムのケバブ。美味しそうだったので、妻にもとテイクアウトをお願いしました。

▼こちらはデザートです♪

久々にいただくトルコチャイ、何杯でも飲めチャイます・・・なんて、ウフッ♪

ここから本格的な打ち合わせですが、その内容はいずれ公開いたします。
▼綾子さんにも色々意見を伺いました。
私がデザインした震災直後のアセナTシャツ。いまだ健在で嬉しいなあ♡

レベントシェフはもちろん健在!
「トラちゃんスペシャルのトルコ・キュイジーヌを作ってよ」と申し上げました。

近くディナーにも訪問しようと思います。

ああ、馬勝った〜牛負けた! ご馳走さまでした!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民放でやっていた「素麺の食べ方バリエーション」を見て、みんなYouTubeに行っちゃうよなと思った件。

2020-09-07 08:10:28 | Weblog

▲こちらはお馴染み「山ね家」さんのサバの塩焼き定食です。

若者を中心にテレビ離れが進んでいるという昨今、そういえばフィリピンで「リパの恵み」を制作していた時に、オーナーのお子さんがダンスの動画ばかり見て、テレビ番組をまったく見てなかったのを思い出しました。

最近、わが家も料理番組などを中心に、YouTubeの動画をよく見ているのですが、もちろん民放や公共放送にも好きなコンテンツがあるので見ないわけではありません。
ただ、多くの場合はテレビをつけると先ず地上波かBSが出て来るので、あとは惰性でつけているという感じです。

そんな中、たしか1週間ほど前でしょうか。

午前中の時間に、どこかの民放局で「素麺の食べ方バリエーション」という番組をやっているのを見ました。
素麺大好きで、素麺だけを100日だか200日食べて、 その様子をアップしているという男性を中心に、それを再現して芸能人が食べるという番組でした(正確に覚えてないので、間違っていたらスミマセン)。

▼こちらは赤坂アークヒルズの金子半之助です。

素麺好きの男性にはわるいのですが、どれも美味しそうでない。

素麺とタイのグリーンカレーが合う、天ぷらが至高というのはわかります。
でも素麺つゆにマヨネーズを入れたりすると、水と油が分離して、見た目がわるくなりますね。

食べたら、意外にイケるなんてことはあるでしょうけど、思いつきで食材を組み合わせている素人料理です。それを芸能人が食べて「これはイケル」「これはまあまあ」などという番組、これを公共の電波でやる必要あるのかな。

まあ、見たくなければ見なきゃいいわけで、すぐにチャンネルを変えてしまったわけですが…これでは数多、プロの料理人たちが勢ぞろいした動画には勝てないよな〜と思った次第です。

今回のコロナ禍でも、テレビ局がデマを普通に公共の電波に流しているのが問題になっていますが、一事が万事で、こういう安易なノリが根底にあるのかもしれません。

みなさま、ご感想などあれば、どうぞお寄せくださいませ。

▼こちら、拙宅のカポナータです。 素人料理ですが、自分のブログなのでご容赦のほどを(笑)♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀座SPICE LAB TOKYO(スパイス・ラボ東京)〜極上のインディアン・キュイジーヌ料理を堪能いたしました!

2020-09-03 09:19:49 | Weblog

先週の金曜は小中一緒だった友人3人と、“三バカ会“なる会食をいたしました。

今回は忙しいドクターのご指名で、オススメのインド料理をとのこと。色々迷った挙句、妻の勘にたより、行ったことのない銀座SPICE LAB TOKYOというお店にいたしました。

アラカンの野郎3人で行くには、ムードもお値段も勿体ないような店構えですが、逆にこういう機会でもないと行かないようなお店です。

アラカルトでもいいかと思ったのですが、店が勧めるコースで注文。

コンセプトは食事でインドを旅行した気持ちになってもらうことだそうで、コースは物語仕立て。これは面白そうだぞ!

▼最初の一皿は「寺院(捧げもの)」。スパイスで燻したトマトのジュレです。

一口食べるなり、友人のドクターが「この香り…疲れが消えるな」とのこと。
そうか、疲れがたまっていたから、この人はスパイス料理を指名したんだ!

香りの癒し効果は想像以上みたいですね。

▼続くもう一皿は「夏の旬」。パイナップルとタマリンドジュース、一味唐辛子。

タマリンドはインド食材店などにある濃縮された黒い液体ではなく、豆ごと仕入れたものだそうで、独特の酸味が夏の暑さを癒してくれます。

▼「街路(誇り)」。インドの町のストリートフードをベースにした5種。

洗濯が大変そうに思えますが、座布団に見えるのは実は陶器。
いやあ、こう来るかという独創的な一皿ですね。

左上から時計回りにタンドリーチキンのパオ。
仔羊、5種のスパイスのサモサ。
ひよこ豆のケーキ、ホタテとアワビのタルタル、キャビアのドグラ。
大葉の天ぷら、ミント、タマリンド、ヨーグルト、ざくろのチャート。
梅干し、ミント、レモンのゴルガッパ。

▼海岸線(湾)の一皿。

鮎にマスタードマリネ、蓼酢、フレッシュトマトのソース。

先日いただいたアクアパッツァの鮎のコンフィのパスタとは、また違った味わいですね。旬の鮎はいずれもすこぶる美味しいです。

▼アーユルヴェーダ(洗浄・浄化)

魚と肉の間に出される口直しのシャーベットみたいな存在ですが、これはインドの伝統医学アーユルヴェーダから着想されたものだそうです。

お品書きにはプラム、クミン、ブラックソルトとありますが、それだけでないスパイスの薬効がありそうな一皿でした。

▼王族(ROYAL)

インドの王侯貴族が食した宴の料理を、SPICE LAB風にアレンジした料理。

鶏むね肉の低温調理がベース。
付け合せに空豆、マコモ茸、そしてインド・カシミール地方で採れたモリーユ茸というキノコ(黒く見えるもの)が添えられています。

モリーユ茸って何?…と思って検索してみたところ、アミガサタケのことだとか。

フレンチにも使われる高級食材ですが、言われてみればここの料理は、インドのスパイス料理をベースに、ソースなどはフレンチ仕立てで組み立てられています。
そしてメインの食材は日本国産という、まさにキュイジーヌ料理です。

創作料理というのは、才気あるシェフが食材を知り尽くしていないと、ゴールの見えないゴチャマゼ料理になってしまいますが、ここの料理はどのお皿も素晴らしい。

かけるソースは西京味噌をベースに、カシューナッツとフェヌグリークを合わせたもの。ソースに名前をつけたくなる斬新なお味で、これもまたチキンにキチンと合う・・・なんて、ウフッ♪

インド人が取り除いて食べない鶏皮も、しっかりフライにして添えられているのも、わかってらっしゃいますね!

▼農村(Tradition・伝統)

 

竹筒に入った夏野菜のビリヤニですね!

「王族」の後の真打に「農村」が来るところは、いかにもインド!

ソースはアズキの煮込み、アボカドと水ナスのライタ、ピーナッツとタマリンドのカレー。ここで、はじめてカレーらしき物体が出てきました(笑)。

▼4種のクルチャ。

上から、チーズクルチャ。
ほうじ茶とバターのクルチャ。
枝豆とブルーチーズのクルチャ。
セミドライトマトとバジルのクルチャ。

美味しくて、クルチっャいそう・・・なんて、ウフッ♪

▼そしてメニューはまだまだ続いて「祝祭(Celebration)」。デザートですね。

チョコレートとひよこ豆粉のラドゥー、マンゴーソルベ、パッションフルーツ。

赤いのはベスン粉(ひよこ豆粉)にビーツ汁を吸わせたものでしょうか。絶妙なバランスの一皿です。

デザートはなんと3種!

こちらは同じ素材で、チョコレートとマンゴーをジェラートに変えたり、パッションフルーツにビーツ汁を合わせたりしたものですね。
ピスタチオが良いアクセントになっています。

▼そして、こちらがチャイと一緒に出てきたプチフール。

今度は妻を連れていかないと。
みなさまも特別な時など、ぜったいオススメです。

ああ、馬勝った! 牛負けた!・・・なんて、ウフッ♪

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日は“組まない柔道の稽古”でした〜日曜日の目眩の影響はないようです。

2020-09-02 09:27:50 | Weblog

昨日、日曜日に御徒町ユニクロで目眩を覚えた、という記事を書いたところ、SNS経由でコメントやメッセージを多々頂きました。ありがとうございました。

私自身はその後なんともなく、ただ、まわりにケガや転んだ人などの話が多かったので、読んでもらった方に注意を喚起する目的だったのですが、かえってご心配をかけた形になったようで失礼いたしました。

昨日は、目眩が大丈夫かどうか確かめる意味もあり(笑)、火曜会で行っている“組まない柔道の稽古”を品川の某所で行いました。

走ったり、腹筋背筋、腕立て、柔軟、立木打ち込みなどをする稽古で、これは仲間内で六段のリーダーが編み出したトレーニングです。涼しくなったとはいえ、コロナ太りで油分と水分が溜まった体から、とめどもなく汗が吹き出して…ああ!

まあ目眩後ということで、適当にスキップしながらでしたが、何ごともなく稽古は終了。稽古後は黒い鉱泉の出る新馬場の天神湯に浸かり、一品楼という町の中華屋さんで身を清めました♪

稽古後の飲み会は、安倍総理の辞任や後継者の話など、おじさんたちの好きな話題で盛り上がり、おかげさまで今朝も気分爽快です。

目眩の影響はなさそうで、大丈夫みたいです。
みなさま、コメントなどありがとうございました!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

転ぶ人、倒れる人が増えてます!〜私も一昨日、目眩を覚えました。みなさまご注意を!

2020-09-01 09:27:28 | Weblog

7月いっぱい梅雨だった陽気を取り返すかのような連日の猛暑ですが、先週の日曜日はけっこうバテましたね〜。

昨日は休会していたジムを再開するのに合わせ、海水パンツをもとめに御徒町ジュエンに行きました。休会前におそらくはジムに忘れてしまったのか、海パン1セットがいくら探して見当たらなかったためです。

まあ買い物口実に、カレー激戦区御徒町でインド料理を食べたいなど、暑くてもしたいことはいっぱい♪

▼そんな中、選んだ店がヴェジ・キッチン。

同じ御徒町にあるヴェジ・ハーブ・サーガ出身のシェフが、もっと気軽にインド・ベジタリアン料理をということで、開いたお店ですから、お味は間違いありません。

パニールを使ったカレーや冬瓜のマサラ、サンバルなどいうことなし!

でも、カレーで汗をダラダラかいた後に、UNIQLO御徒町の真っ白でピカピカした店内に入っら、その途端に何やら目眩が…。
視界の両側が、より立体的に見えるような不思議な感覚です。

私は目眩などほとんど経験したことがなかったものですから、びっくり。
店内で人のいない角に座って、しばらくじっとしていたのですが、症状を妻に言うと、同じ経験はしょっちゅうあったそうで、たぶん大丈夫のこと。

すぐに目眩はおさまりましたが、あれは自律神経の不調みたいなものだったのかな。

あれから目眩らしきものはありませんが、私の身内のまわりで、転んだりケガをしたりという人が大勢いるようです。

本日はまだ涼しいようですが、エアコンなどで体温の調整の難しい時期です。
みなさま、どうぞお大事に!

▼こちらはお店に祀られているガネーシャ様。
発砲スチロールの外側がなんともインドっぽいですね〜♪

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする