<header class="entry-header"></header>
非常事態宣言が出てから何日か経ちますが、目下の悩みは運動不足です。
私は筋トレが好きではないので、昨日は買い物がてらスーパーに行くついでに、有給の妻とお散歩に出かけました。
枝垂れ桜や牡丹も咲いていて、人間世界の一大事をよそに、花はいつも通り芽吹いてきています。違う意味での「沈黙の春」ですね。自然とは大したもの。
ここでコロナの発祥地、中国の詩人・杜甫の「春望」が思いだされます。
国破れて山河在り
城春にして 草木深し
時に感じて 花にも涙を濺(そそ)ぎ
別れを恨んで 鳥にも心を驚かす
杜甫らしく、ややうつむき加減の詩ですが、今の状況には合ってますね(笑)。
もう少し元気になる歌を引き合いに出したいところですが、杜甫の春望と違って、わが国は破れたわけでなく、今からが正念場です。
この正念場も、いわば籠城作戦ですから、気持ちを保つのが肝要かな。
昨日は新国立美術館の裏を通り、東京ミッドタウンを抜けて、元町ユニオン、氷川神社、赤坂二丁目あたりを歩き、およそ9000歩弱を達成しました。
出歩いてる人は意外に多く、マスクをせずに会話してる人も見かけました。みな男性です。いけませんね。
東京は今のNYみたいな北斗の拳状態にはならないと思いますが、それでも変な人を見かけます。先日は新国立美術館の裏のトンネルで、車道を逆走していた白人の若者を見かけました。よくない傾向です。
感染以外の理由で、夜間の外出などは極力控えた方が良くなるかもしれません。