小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

日本アート界にはびこる権力闘争、不正審査! 

2014-01-07 15:07:08 | Weblog
日本アート界にはびこる権力闘争、不正審査! 
約350年前から続くアーティストサロンの黒歴史が残した功績とは?

こちらはトカナに掲載されたアート記事第4回です。

何だかモノモノしいタイトルをつけられてますが、もちろん私自身がつけたタイトルではありません。
本文を読めばおわかりになると思いますが、別に画壇を批判しているわけではなく、むしろ個人的にはその存在を肯定しているんですがね~。

だって、日展の審査(に限りませんが)などに、何らかの手心が加えられるのは当たり前の話。

映画「砂の器」にこんなセリフがございます。
主人公の作曲家と婚約者、その父親3人の会話です。

婚約者「まあ、お父さまのような政治家の世界と芸術家の世界は違いますわよ」

作曲家「いや、どこも同じ人間の世界だ。そんなに変わりはないよ」

サイトの性格上、わりとスキャンダラスなキャッチにしているのは仕方ないところなんですが、団体展に所属してる友だちから嫌われてしまいそう(笑)。

ともかくもご笑覧いただければ幸いです。

↓ こちらは過去の記事。合わせてお楽しみいただければ幸いです。

画家ジョット・ディ・ボントーネが見た”あの星”の謎

死体をモデルにして描かれたキリスト像~ホルバイン恐怖の絵

こんなの私じゃない! 名画をいらないと言ったわがまま娘たち
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出そろわない都知事選

2014-01-07 10:45:53 | Weblog
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私が子供の時分、日本人は摸倣は上手だが、独創性がないとならってきました。

それが最近は和食やら日本発のアニメやら、クールジャパンやらとずいぶん、その流れは変わってきたものです。

スペインは700年にわたるイスラム支配の後、熱狂的なカソリックが復活したが、戦後60年を過ぎて日本もそんな呼び戻し現象が起ってきたような気がします。

左翼思想は好きじゃありませんが、ツイッターなどであしざまに中韓を誹謗するツイも如何なものか。

そんな意味で、都知事選。
まだ宇都宮候補ひとりに対して、田母神閣下が出馬との声。

後出しジャンケンで、まだ候補者が出るのでしょうけど、今のところ極端だなあ。

宇都宮さんは以前TV出演した時に、光市殺人事件の被害者男性に「きみは犯人が死刑になって、それで満足かね」と発言していた方ですね。
いわゆる人権弁護士ですから、まあ論外ですね。

じゃあ田母神閣下が良いかといえば、この人は世間で思われてるほど極右じゃないとは思いますが、都政ということを考えるとやはり疑問が残ります。

都民はそんな選挙をまたせにゃいかんのか。

美濃部さんや青島幸男氏を当選させた東京都民。オリンピックを前にもどかしい選挙がはじまります。
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須磨明石図~地上波が見られない?

2014-01-05 10:43:05 | Weblog
明日から仕事はじめという方も多いかと思いますので、こちら今年の年賀状に用いた拙画「須磨明石図」をUPいたします。

年賀状を出した方、出さなかった方も、この場でこの作品をUPしますので、改めて本年もよろしくお願いいたします!

須磨、明石は源氏物語の中のはじめの方のエピソード。若き源氏が自らの不祥事で京から離れた須磨と明石に流謫される話です。
父の桐壺帝が夢枕にあらわれ「早く都に帰れ」と促され、その後源氏は京都で熱狂的な歓迎を受けるエピソードに新年の希望を込めました。



さて、それは別にして、こちらをご覧くださいませ。

先に拙ブログで、ケーブルテレビを「みなとケーブルテレビ」から「光ケーブルテレビ」に変更したと申し上げましたが、けっこうとんでもない欠陥があることがわかりました。

私が加入してるBフレッツとかいう通信サービスでは、上の写真にあるように、地上波のリモコンで赤い数字のブブンが使えないのです。

それじゃ、どうやってチャンネルを変えるのかというと、青い上下矢印のブブンを押していかないと、文字通りチャンネルを回すことができないんだとか。

今は地上波のチャンネルってけっこう数があって、NHKから日テレに回す間、TVK、千葉TV、テレ玉、神奈川TVなど、回していかないと大手民放のチャンネルに到達できません。

こりゃケーブルテレビを変えるんじゃなかったなあと後悔した瞬間・・・
「待てよ。どうせ最近地上波見ないんだから、あまり関係ないか」
という考えが頭をよぎりました。

まさか光ケーブルテレビの陰謀じゃないと思いますが、こうやって地上波を見なくなる人が増えていくのかもしれません。



こちらツイッターで拾った記事なので、裏をとってませんが、おそらくはウソの記事ではないでしょう。
あまり品の良い書き方ではないので、UPするのを少々考えましたが、参考まで。



TVは米国の一部が言った「靖国参拝批判」だけを報道してますが、中韓以外のアジアの声明を少しも報道していません。
またアメリカ国内も一枚岩ではないことが推測されます。

特にベトナムの声明は立派ですね。
さすがベトナム戦争で米国に負けなかった人たち、わが国も見習いたいものです。

日曜の午前中は、左よりの番組が多いのですが、こうやってますます地上波番組、特に報道番組を見なくなるのかもしれません。

とはいえ、今日は「軍師官兵衛」の第一回。
ドラマは見てもいいかなと思っています。
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靖国参拝・風立ちぬ・永遠の0

2014-01-04 10:37:13 | Weblog
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表参道は明治神宮前にある「bills」という、シドニー発の人気のお店のリコッタパンケーキ。
ふんわりした食感が何とも言えません。

新年はDVDで、今さらながらヘルツォークの「アギーレ/神の怒り」と「フィツカラルド」を見ました。どちらも凄い映画でした。

双方とも南米アマゾンの開拓が舞台になっているのですが、共通してキリスト教の宣教師がインディオの回心に苦心するという場面が出てきます。

作品を見る限りでは、ヘルツォーク監督が熱心なクリスチャンには思えないのですが、あらゆる原始信仰をキリスト教より下に見る、宣教師、あるいはクリスチャンの考え方というのは何とかならないものでしょうかね。

人の国や地に勝手にズカズカ入っていって、「お前らの信仰は野蛮だから、キリスト教に回心しろ」という、まさに日本語でいう「土足で人の家に入る」行為(もっとも、あちらは部屋に入る時も土足だから、その言葉は通用しないか・・・)。

干首にされたり、胴体だけ発見された宣教師のエピソードが、妙に小気味良く感じる私のへそが曲がってるのかわかりませんが、大航海時代に宣教師が布教に訪れた多くの地が植民地化されている事実があります。

さて、昨年26日の安倍総理の靖国参拝から10日ほど経過しましたが、この時期に米国副報道官が「中韓との対話を」という声明を発表。

内容の全貌を原語で聞いたわけじゃないので、その辺りは何とも言えませんか、どんなメッセージを出したにせよ、いい加減アメリカさんも静観なさってくださいよという感じです(なんせ、ベトナムもイラクもアフガニスタンも、ぐちゃぐちゃにした張本人ですからね)。

あ、ヘルツォークの映画の宣教師は米国じゃなく、スペインですけどね。
同じキリスト教文化圏という、大雑把な意味です。すみません。

アメリカさんだって、アーリントン墓地へ墓参り行くんだから、靖国参拝もそっと見ていてくださいよって感じなのですが、米国はA級戦犯、B級戦犯を決めた本人ですから、立場上仕方ないのかもしれません。

ただ米国は東京大空襲や広島長崎の原爆で、何10万人もの民間人を虐殺してるのですから、あれこれ言える立場ではないはずです。

最初の声明は、中韓にある程度配慮して顔を立てたものだったでしょうから、百歩譲って納得するとして、10日近くたった今、さらに声明を出すとは内政干渉も甚だしい話です。

アメリカも一枚岩ではなく、様々な思惑が交錯した結果の声明だったのでしょうが、米国が声明を出せば、日本のマスコミは喜んで取り上げるのですから、同盟国としては一考していただきたいものだと思いました。

さてそんな意味で、「永遠の0」のような映画に、戦争を実体験として知らない人々が見に来るのは良いことだと思いました。

「九死に一生なら行くが、十死零生では行かない」というセリフ。

映画では、特攻は最低の作戦として描かれているのですが、それを見てか見ないでか、この作品を戦争賛美という人がいるのも不思議な話です。

宮崎駿監督は、零戦を描くことがなかったわけですが、司馬遼太郎が生前「坂の上の雲」の映像化をためらっていたように、自分が零戦を描くことによって、戦争賛美してるように思われるのをためらっていたのかもしれません。

この話題はまた後日、あらためていたします。
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おみくじ、4年連続大吉でしたが・・

2014-01-03 09:52:51 | Weblog
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日枝神社の立て看板。これを出すことに何の意味が・・・?

初詣は2日目に行きました。
いつも通り、日枝神社と氏神さまの氷川神社。どちらも例年以上の人出で、景気が回復してることを示してるのでしょうか。

で、例年のように氷川神社のおみくじを引くと、何と4年連続の大吉ではありませんか!

ほ、ほんまかいな?

昨年は後半が特になやんだ年でした。
年末になって少し状況が良くなりましたから、それを大吉と取るべきか。
ともかくも、まあ幸先良いと考えましょう。

もしかすると氷川神社のおみくじ。
大吉がいっぱいあるのかもしれません。



日枝神社は何年も前からエスカレーターを導入し、情緒はなくなりましたが、これが高齢者には評判良い。

それはそれで良いのですが、今年は例年にない参拝客の多さのためか、混雑を避けるために警備員がエスカレーターを高齢者優先にして、そうでない人は、こちらの列に並んでくださいという指示をしています。

その結果、エスカレーターはガラガラで、隣は若い人が行列を作っている状態。
行列の中には、自分を高齢者と認めたくない高齢者の方もいたようですが・・。

さらにこの警備、問題なのは家族で来ているのに、列とエスカレーターを分断させたこと。

「アナタは高齢者じゃないから、こちら。アナタはエスカレーターに乗っていいですよ」だと。

ただでさえ混雑してるのに、そんなの迷子のモトですわ。

警備員の指示に従っていたら、埒があかないので、申し訳ないけど言うことは無視して行動。何のための警備か、考えてほしいところですね。

日枝神社には今朝方直接電話しましたが、改善されるかどうか。
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「永遠の0」見てきました!

2014-01-01 20:09:47 | Weblog
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昨日は映画の日。
昨年の元旦は「レ・ミゼラブル」を見ましたが、今年の一日は「永遠の0」を見てきました。
一言で言えば、秀逸の出来でした。
原作者の百田尚樹氏が、試写会で泣いたというツイートを見て、自分の原作だからじゃないかと思いましたが、実際に見てみると涙なくして見られない作品に仕上がっています。
素晴らしいのは、原作に対する尊敬はもとより、

先の戦争で命を捧げた先人への敬意が全編に流れていることです。
作り手の本気度の違いとでも申しましょうか。
ここまで作ってくれたら、原作者は嬉しいよな。

老いた特攻要員を演じた役者さんたちはもとより、私たちよりずっと若い俳優が、戦時中に人たち、そのままにのりうつっている姿が涙をそそります。
役作りとは言いますが、役者というのはすごい人たちだと改めて感じました。

本日、映画の日。1000円ということもあって、
六本木tohoシネマズで一番大きな7番スクリーンはほぼ満員。
大半が若い人で、泣いてる方も多かったようです。

ぜひ劇場に足を向けるのをおすすめいたします。
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「漁師出世すごろく」で新年おめでとうございます!

2014-01-01 13:29:03 | Weblog
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2014年になりました

あけましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いします。
年のはじめは、エカキならエカキらしく余計なことを言わず(いつも余計なことしか言わない絵描きですが)、今年はドーンと絵をアップ。

年明け第一弾は「漁師出世すごろく」です。

水産経済新聞で本日掲載予定のものですが、昨年一部をアップした完成品がこちら。縁起物としてお楽しみいただければ幸いです。

本年も何卒よろしくお願いします!
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