昨日は横浜大倉山で花風社さんのセミナー。
横浜港北公会堂にて栗本啓司さん(『自閉っ子の心身をラクにしよう!』『芋づる式に治そう!』の著者)、森嶋勉さんこと、”もりしー”さん(『伸ばそう! コミュニケーション力』の著者)の講座がそれぞれ行われました。
栗本さんの講座は花風社主催。
もりしーさんの講座は、スポーツ塾チットチャット主催で行われました。
あ@花さんの言葉を借りれば、栗本さんの「壊滅的だった日本語」は、今や大きく進歩。昨日はくるぶしの調節が聴覚過敏に効果をもたらすなど、実技を交えた興味深い講義をたっぷり2時間聞かせることができました。
栗本さん、本の宣伝もキチンとして、風格すら出て来ましたね~。
(でも市ヶ谷の釣り堀は独りで行ってね)。
もりしーさんの講座はチットチャット主催ということもあって、いつものアドリブたっぷりの実技は行わず。
東京進出を見据えて、珍しくパワーポイントでチットチャットの主旨を、セミナー参加者に伝えていました。
発達障害のある子に、いきなりスポーツの基本を叩き込むことはできません。
わたしも運動の苦手な子どもだったので良くわかるのですが、学校の体育というのは、運動の出来る子には良いのだけど、苦手な子には退屈を通り越して苦痛なメニューが用意されています。
体育の先生自体、運動が出来て体育大学に入る人が多いから、出来ない子の気持ちがわからないということもあるのでしょう。これが美術の授業なら息抜きなので、そういうことは少ないのですが、体育はスポットが浴びる分、苦手な子にはキツい部分が出てくるもの。
本来、運動ぎらいな子はいないはずなのに、運動をしたがらない子が出て来るというのはそういうことで、発達障害の子となればなおさらです。
もりしーさんのチットチャットでは、まずできることを見つけて、運動を楽しくやってもらうことからはじめます。
卓球もいきなりはじめるのではなく、大きなラケットで、しかもラリーを続けることを主眼とすることからはじめますから、子どもに大きな負担がかかりません。
というわけで、いまやチットチャットは500人以上の会員に加え、200人近い待機がいるという盛況ぶり。
障害児の待機所ではなく、マンツーマンのスポーツ塾に特化してますので、ひとつ悩みの種は指導員不足でしょうか。
東京にもぜひチットチャットをと願う、発達障害の子を持つ家庭がいっぱいいると思いますが、個人的にはぜひ1号店は港区で! と当選したセブン区議にも願うばかりです。
チットチャットのスポーツ塾、全国に広がれば発達障害の世界に変化が起るに違いありません。
セミナー終了後は新横浜の芳香園で懇親会。
花風社セミナーの客すじの良さは折り紙つき、和やかに盛り上がり、会は終了しました♪
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