小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

飛鳥リポート2

2009-04-15 09:16:46 | Weblog
飛鳥リポートの続きです。
私はわりと最近まで、バックパッカーとしてインド方面を歩くことが多かったため、
今回の飛鳥の船旅は、その豪華さという点で驚きでした。
そもそも船旅はもちろん、スーツケースで旅行するようになったのが、
ここ4~5年くらいのことだったのですから、ずいぶん旅のレベルが上がったものです。
リュックひとつでフラフラ歩く気ままな旅はそれなりに良いものですが、
宿の予約や食事、目的地へのアクセスなど自分で調べて決めなければならない上、
危険も多いため、おもしろいとばかりも言ってられません。
その点、豪華客船の船旅はまず安全さにおいて、他の旅行とレベルが違う。
またホテル自体が動いてくれるから、移動の煩わしさがなく体への負担が少ないです。
私の年齢ではまだ早いかもしれませんが、この快適さ、船旅の楽さ加減は乗らないとわかりません。
(動くホテルの最上階にあるグランドスパは、景色が刻々と変わる世界一贅沢なお風呂ですね)。
通常のホテルに泊まる度、私は何でホテルにあんな多くの引き出しなどの収納場所があるのか
不思議でならなかったのだけど、今回の船旅でそれも理解できました。
乗客に高齢者の方が多いのはもちろん、
ケガのリハビリとして入院代わりに使っている、なんて方もいらっしゃいました。
その人に言わせると入院より安く済み、快適なんだそうです。
朝は6:00くらいに起きて1周440mのデッキを何週かまわると、
たしかに潮風が体に力を与えてくれるのを感じます。
「海水浴」という言葉は、海に浸かって体の悪いところを治癒させる意味があるそうですが、
そんな力を海は持っているのでしょう。
看病疲れしていた母も日に日に顔色がよくなっていきました。
これも亡くなった親爺のオーダーかもしれません。
次回は船で出会った方々の話をいたします。

写真は神戸港ポートタワーから見た飛鳥と、その船内のようすです。
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